10月5日 オオタニ劇場完結。最終戦で46本塁打、100打点 オオタニさんの「笑顔」。これに勝るものなし

 オオタニさん! 最終日に46号ホームラン。100打点達成。オオタニさんの歴史的二刀流は、昨日をもって完結しました。 ありがとう! オオタニさん。それ以外の記録でも、103得点、96四球、26盗塁、そして投手としては、9勝2敗、156奪三振。 ありがとう! オオタニさん。 まだまだあります。三振189,故意四球(敬遠)20。これまた全てが大大記録です。

 中でも、アメリカでいうRBI(打点)が100というのが、個人的にはとても嬉しいです。それはアメリカの野球好きの人はこのRBIが多いか少ないかで、良い打者かそうでないかを決めがちです。そこで、オオタニさんは打撃順は1番か2番。これは確かに得点は多くなりますが、多くの打点を挙げるのは難しいのです。それが最終試合の第一打席で46号ホームラン、それが100打点目。何か神がかりのような気がします。彼は物凄い何かを持った「アスリート」。尊敬しますし、「アイ・エンビイ・ユウ」です。これは「私はあなたが(素晴らしすぎて)羨ましい」という意味です。

 マドン監督のご英断。二刀流で行くことを後押し。オオタニさんは本当にいい監督に恵まれました。そして次にチームのコーチの理解、素晴らしいチームメート。更には、オオタニプロジェクトと言いますか、二人の日本人、一人は寺田トレーナー兼マッサージセラピストの貢献、二人目は、皆さんご存知のいつもオオタニさんのそばにいた水原通訳。私も通訳をした経験がありますが、この仕事は難しいです。丁寧にアメリカ人に分かり易く、そしてオオタニさんを尊敬して、いつも立てて、その上で正直に訳さなければなりません。水原通訳は本当に、「グッ・ジョブ」「いい仕事」をなされました。立派です。オオタニさんは周辺の人にも恵まれました。否、彼は自身の周辺の人を味方にしてしまうほど、物凄い才能の持ち主なのですね。

 最後に、オオタニさんについて、アメリカで表現された言葉をここで、様々紹介しましょう。先ず英語でよく使われたのは、モンスター、ユニコーン、バンビーノ、アンビリーバブル、RBI, MVP, ツー・ウエイ・プレーヤー、ショウ・タイム。日本語では、二刀流、2桁勝利&2桁本塁打、凄い、怪物、~年振りの記録、感謝、絶賛、無限の可能性、まだまだありましたね。

 ありがとう! オオタニさん! 

 私がこの偉大なオオタニさんに今言えることは、このありがとうです。 このコロナ禍で暗い日々に太陽や満月のように輝いていたオオタニさん、そして上記の記録、どれほど私たちに喜びと希望と楽しみと勇気を与えてくれたことか。感謝しかありません。

 そして私が最後に言いたいことは、彼の「笑顔」です。彼の笑顔でどれほど多くの「元気」を頂いたか。彼の「スマイル」は本当に世界一でした。本当に、ありがとう!「サンキュー・ベリーマッチ オオタニさん!!」