2月16日「理事長からのメッセージ」

「一週間のご無沙汰です」 昔歌番組の司会者の一言です。今日は、森さんから学ぶ。です。

 2月9日にルール解説編を終え、一週間ほどゆっくりさせていただきました。この間、最も大きなスポーツ界の動きは、何といっても森会長の発言でしょう。発言の責任を取り、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長をお辞めになりました。

 ここで、わが日本ティーボール協会は、男女均等を誠実に守ってきたか、一つ一つ実績をピックアップして考えてみる機会にしましょう。

 先ず、この間まで書いていた「公認ティーボール規則」所謂ルールブックの表紙、ユニフォーム姿の男女2人、体操着の男女2人、そしてもう一人は幼児の女の子です。男二人に、女三人。まあまあ男女均等。

 次に、「ティーボール入門」これは、ユニフォーム姿の男女一人ずつ、それに性別年齢どちらかわからない鳩ちゃんが一羽(余談ですがこのバットの構えはあのセントラルカージナルスのフォームを参考にしてイラストレーター錦織さんに描いてもらいました。荒川先生からお褒めを頂いた構えです)。「ティーボール入門」の表紙バランスを考えています。完璧です。

 文部科学大臣杯争奪第22回全国小学生(3・4)年生ティーボール選手権大会の表紙も出場選手は、男子が断然多いのですが、イラストはユニフォーム姿の男女一人ずつ、これもOKです。

 小学校学習指導要領(2017年告示)解説体育編「笑顔いっぱいティーボール」の表紙は、勿論体育着を着た小学生男女一人ずつ。試合している児童も男女ほぼ半々。審判は男の先生。これもパス。

 「幼児&小学生1・2年生のためのティーボール指導教本Ⅰ」も幼児の男女が一人ずつ、体育着を着た小学生男女が一人ずつ、これもクリアー。表紙の真ん中に描かれた共同画「みんなでティーボール」(東村山・久米川幼稚園)も男女半々です。

 ティーボール協会いいですね。ほぼパーフェクト。やはりこの男女参画の部分でもトップランナーです。

 でも反省点もあります。ティーボール協会の会員は、男性が多いのです。従って、理事や評議員も男性が自動的に多くなります。これが今後の課題ですね、反省材料です。

 理事・評議員の皆さん、これからは女性会員を増やす努力をしましょう。「女性にとって魅力あるティーボール」とは。これをテーマにしっかりと研究と実践をしていきませんか。

 この提案。これが、あの森さんが我々スポーツ団体にくださったメッセージの一つではないでしょうか。