2月21日「大坂なおみさん凄い、福岡選手も、YNG先生も」

 先週は、ルール解説の校正で多くの時間を割きました。YNG先生からは、心のこもった校閲やアドバイスを頂きました。相談相手のもなっていただきました。お互いに多くの「赤」を入れたので、ルール解説として世に出しても、恥ずかしくない立派なものが出来上がるでしょう。また、私は4度読み返し「赤」を入れました。この作業をして加齢の怖さを理解し始めています。日本語になっていないところが何か所かありました。今までは、電子系に弱い、昨年9月までパソコンをほとんど使用しなかった、ワードはこの2月に入って初めてやり方が分かったなどと言って、弁解していたのですが、これはちょっと違うぞ、これは国語力の問題かな、と思うようになりました。

 これからの「理事長からのメッセージ」は心して書きます。お陰様で体調も悪くありません。また、その日に思ったことを書きますのでよろしくお願いいたします。

 さあ! 今日は、何といっても「大坂なおみさん」です。昨日はNHKのTVかじりついて観ていました。私が最も印象に残ったのは、あの冷静さと平常心です。昨年までの彼女と大きく違います。このコロナ禍で様々な経験をされ、あれほどまでに偉大なテニスプレーヤーになられたのですね。そう感じました。このコロナ禍で多くの勇気をもらいました。私は、彼女の3倍以上の年齢ですが、彼女から多くを学びました。

 ここで、彼女から学んだ一つは、優勝を決められた後の「スピーチ」です。

 それは、まず相手のジェニファー・ブレイディに対して、彼女の健闘をたたえ、そしてそのコーチの指導も褒め、ブレイディの母親にも触れたこと、愛を感じます。相手の方々をリスペクトしています。いいですね。その後、自分のことについて語り始めました。先ず、コーチ・トレーナー陣とのチームワークの良さ、そして彼女や彼らに感謝、これはまさに心温まる家族だと。その次はこのコロナ禍で開催してくれた主催者の多くの皆さんにお礼と感謝、観客にもお礼(スピーチの前の観客へのサインのサービス印象的でした)、彼女のスピーチを聞きていてとても気持ちがよくなりました。それは、お礼、讃辞、感謝、愛、ハッピー、といった言葉が次から次へと出てくるからです。聞いているものが自然と笑顔になります。これたまらなくいいです。

 昨日は、本当にいい日でした。

 あのラグビーの福岡選手、順天堂大学医学部に合格とのこと、これも素晴らしい。パナソニックのディーンズ監督の言葉がいいですね。「試験を受けながら、ラグビーをするのは並大抵でない。人間に限界のないことを証明してくれる」と。

 繰り返します。昨日は、本当にいい日でした。私の亡くなった父の誕生日。生きていれば、115歳。これも思い出しました。