5月6日 明後日の8日、吉田勝光先生による「スポーツ・コンプライアンス勉強会」の資料の紹介です

 5月8日は、東村山中央公民館において「スポーツ・コンプライアンス勉強会」を開催致します。講師は、この分野の権威で吉田勝光先生(桐蔭横浜大学名誉教授)です。先生は当協会の参与兼評議員でもあります。その先生から以下のレジュメがメールにて事務所に送付されてきました。要点を紹介いたします。

 スポーツは基本に始まり基本に終わる!  スポーツ・インテグリティ  スポーツ界の望ましくない数々の実状(不祥事)  スポーツ界に危機意識の芽生え  「スポーツガバナンスコード」の策定  「ガバナンスとコンプライアンス」  コンプライアンスが求められる理由は?  コンプライアンス違反が当該スポーツ団体に及ぼす影響  不正はなぜ起切るのか?  コンプライアンス違反をなくすための取り組み  コンプライアンス違反が起きてしまったら  

 日本ティーボール協会(協会・地方連盟)にとっての「コンプライアンス」とは?  1.ベースボール型のスポーツ団体のモデルになる!  2.誰にとっての「コンプライアンス」か?  3.日本ティーボール協会も地方連盟・協会も同じ!  4.法令等に基づく適切な団体運営及び事業運営  5.組織運営に関する目指すべき基本方針の策定・公表  6.暴力行為等の根絶に向けたコンプライアンス意識の徹底  7.公正かつ適切な会計処理  8.透明性の確保  9.地方連盟・協会の組織運営体制を確固たるものに!  10.イベントに係るコンプライアンス  11.新しい知見の習得  本協会の今後のスタンス~期待されること~  まとめ  参考資料  自己紹介

 以上です。この見出しだけを読んでも、とても参考になります。吉田先生! ご送付ありがとうございました。当日のご講演(勉強会)がとても楽しみです。

 私は「スポーツ・コンプライアンス勉強会」、第2部の司会者です。そのため予習が必要です。大学の後輩である法学部、社会科学部等の若い卒業生と議論をして、私なりに整理をして、以下の「資料」を作成しました。ご一読頂けると幸いです。

【資料】

「スポーツ・コンプライアンス勉強会」        2022年5月8日 東村山中央公民館

コンプライアンスとは、法令遵守のこと。

 ダイバーシティとは多様性のこと。                           

 【性別、年齢、人種、性格、学歴、価値観、ライフスタイル】についての議論をすることが大切。 →議論によってコンプライアンス及びダイバーシティの理解を深め、それがひいては「安全安心な大会開催に繋がる」

 1.家族に関して: 全ての子どもに対して配慮した言葉を!(いろいろな個性を認め合う)   (例)家庭環境で区別しない。 保護者の協力度で区別しない。 

  (以上の配慮がSNS対策にも繋がる) 

 お母さん✖ お父さん✖ 父兄の皆さん✖→保護者の皆さん〇 

 2.性格に関して: 褒める、 褒める。  笑顔、笑顔を取る。

 3.子どもの属性、外見に関して:身体的特徴に配慮を! 外見にも配慮、ルッキズム、✖美人、色男、イケメン等NG

 4,価値観に関して: 全てを尊重する、強制しない。

 5.学歴(学校の成績)に関して: お互いを認め合う。

 6.ライフスタイルに関して: お互いを認め合う。

 7.人種(外国籍の人)について: 優しい言葉かけ、 分かり合えるように。         延期は(試合がのびる) 避難場所(逃げる場所) 集合(集まる)

1⃣ 全国大会並びに地方大会において

 【指導者・保護者の言動に関しての確認事項】

 ① TTA公認指導者資格を有する審判員は、日本ティーボール協会の役員代表である

 ② 審判員への抗議権はない抗議(質問)を出来るのは主将と当該の選手のみである。

 ③ TTA公認指導者は、ティーボール・ティーチャー。ティーボールの先生であること。

2⃣ 大会出場チームの引率者は、必ず「TTA公認指導者資格」を有していること。この「スポーツ・コンプライアンス概論」を履修済みであること。

                                理事長  吉村 正  

 明日は、17時30分に、吉田先生が宿泊されているホテルに行き、18時から夕食会。そこで最終打合せを行う予定です。 今日の「理事長からのメッセージ」は、明後日の勉強会の予告編でした。