6月10日 事務局は、明治大ラグビー部と同じ「前へ!前へ!」と慶応大学野球部「エンジョイ!」です。5、6冊の教本作成に向けて全力投球中です。

 本日は、事務局からの報告です。先ず、公認ティーボール規則A5版の改定作業を行っています。昨日、新潟の印刷所株式会社ハイングラフに赤を入れたものを、レターパックで送りました。今回の改定は、2020年7月20日(20版)以来、2年振りのことです。一昨年・昨年と、コロナの関係もあり、講習会が全国各地で開催できませんでした。今年に入り、全国あちこちでルールブックが必要となり増刷が必要となりました。昨年は、ルールブックを改正・増刷しない代わりに、「公認ティーボール規則&日本式ティーボール ルール解説指導教本」を6月20日付けで刊行しました。

 さて、今年は、主なルールの変更はありません。ただ最終ページの奥付の発行者欄と事務所の変更があります。20版までの発行者は、海部俊樹会長と吉村正理事長の連名でしたが、海部先生のご逝去により、理事長のみの記載とさせていただきました。また、住所は、高田馬場から東村山へ。MEMO欄は「ティーボール入門」の最終ページ「ティーボールが小学校の必須授業に再び採用」を入れさせていただきました。メモ欄を有効に使用されていた方々には申し訳ないですが、ティーボールが小学校体育の必須であるベースボール型の授業に、を内外にアピールした方が得策ではないかという判断です。ご理解ください。

 本日表2のナガセケンコーの広告、表3、表4のミズノの広告を上記のハイングラフに送りました。来週月曜日には、印刷所には、原稿等の確認のため電話を入れようと思っています。ミズノの広告では、その連絡先が高田馬場の事務所になっていました。この2年間で、ルールブックの体裁も、様式も変わります。そうそう、紙の質も少し厚くしてくださいとお願いしました。

 次に、先週から全力投球しているのが、2冊の教本作成についてです。それらは「TTA初級・特別指導者認定講習会テキスト」と「スポーツ・コンプライアンス概論」です。先ずそれらDVDの原稿起こしを、早稲田大学ソフトボール部の学生にアルバイトとして、お願いしました。出来上がりましたので、今は、私がそれを一回、二回と読み直し、赤を入れています。これをもう一度週末に赤を入れ、来週の月曜日に、完成版(原案)として、ハイングラフにレターパックで送ろうと思っています。

 前者のDVDは、①「ティーボール概論」、②「オフィシャル・ティーボール・ルール解説」、③「ティーボール・ティーチャー指導法実習」、④「ティーボール・ティーチャー審判法実習」、⑤幼児ティーボール指導実習」の5本立てです。後者は、パート1、講演。パート2、実践編 Q&Aの2本立てです。この教本作りのために、朝から原稿の校正に加えて、表紙、裏表紙、扉、奥付等の作成作業をしていました。先ほどようやく終了し、教本らしくなりました。今月中に、二冊とも一気に刊行させます。

 ご存知のように私は、パソコンは全くの素人です。データをハイングラフに送る方法が分かりません。近々学ぶつもりですが・・・。今日は、アルバイトで来たY学生職員の助けを借りて、ハイングラフにデータの一部を送りました。こんなことが出来るのか、感心ばかりしていました。現役の大学教授時代は、出入りの印刷屋さんが、校正が終わればすぐに研究室に取りに来て、それを印刷所が修正、またそれを校正、最後に責了、この繰り返しでした。データを送る作業を習得すれば、東京でも、埼玉、新潟、北海道、京都でも、それこそハワイでも、どこにいても関係なく、教本を作成することができますね。大変ありがたい時代になりました。これについて行くのに必死です。

 そうそう、今もう一つハイングラフにお願いしていることがあります。それは、「理事長からのメッセージ」「耐えて克つ」(中巻)は、2021年4月から2021年8月迄(178ページ)、これは間違いなく、近々発行できるのですが、もう一つ、2021年9月から2022年5月までの原稿を、いわゆる「棒だし」でお願いしています。それが、合計何ページになるか、今から楽しみです。400~500ページ程になるのではないかと推測しています。そうなると、「耐えて克つ」の上巻・中巻・下巻でいったん終了して、次のタイトルを考えなければなりません。さて、どうするか?

 提案です。(中巻)の副題は、―輝く明日に向かって― です。これを頂くかなと思ったりしています。また一方、これら数冊刷り上がったならば、その中から「教育・体育・スポーツ・あそび・健康・福祉・医療」関係の原稿を拾い上げて、一冊の抜き刷り(教育書)を刊行したいなあと思っています。それを丸山克俊先生の墓前に届けたいという思いです。この場合、早稲田大学の吉永先生や一之瀬先生、東京理科大教授の柳田理事や同大守田先生とも相談して、このメンバーで対談、司会は頼住先生か? 丸山克俊先生の思い出話を巻末に入れた教育書が発刊できればいいなと思ったりしています。また皆さんの貴重なご意見をお寄せください。

 今日も、事務局のモットーは、今までと同じ。明治大学ラグビー部ではないですが「前へ!前へ!」。慶應大学野球部の「エンジョイ!」です。

 早稲田大学野球部の「一球入魂」も忘れてはいませんが・・・。