7月29日 このコロナ禍なのに、府中試験場、高齢者講習会に行きました。「全員合格」でした。

 今月の初め東京都運転免許本部運転者教育課より一通の手紙が来ました。封書には「検査通知書在中」とあり、「配達証明」で送られてきました。何だろう…と思い恐る恐る開封すると、東京都公安委員会印「臨時認知機能検査通知書」でした。検査日は7月29日、場所は高齢者講習室、と示されていました。

 さらに、その通知書には、次のような文章が添えてあります。「なお、この通知を受けてから1か月以内に、やむを得ない理由なく臨時認知機能検査を受けない場合は、運転免許が取り消されることとなります(運転免許の効力が停止されることとなります)」と。行かねばならない・・・。

 昨日の新聞によると、コロナが猛威をふるっています。コロナ最多20万9694人、東京は29036人、この東村山市は340人、教習所のある府中市4578人、途中通過する調布市583人、小平市586人、小金井市180人です。因みに大阪府は28日から重症者リスクの高い高齢者らには不要不急の外出自粛を求めるとあります。私は、検査の延期を希望したく、運転免許本部に相談しようと思い、電話を30回程かけましたが、ずっと話し中でした。そのため覚悟を決めて、これから府中の検査会場に行くことにしました。

 その結果、「講習会は合格(パス・セーフ)」。先ずは安堵しています。2時半前に府中の試験場に着き、30分ほど待ったら、講習会が始まりました。20人程の講習会で、欠席者は1人だけでした。

 最初は、18種類の絵を見て、それを全て覚えなさい、というものでした。次に、沢山の数字が出てきて、その中で、まず2と6を消しなさい、1分間の検査です。その後は7と8と3の数字を消しなさいというもの。完璧に出来たと思っていました。それを終えた後で、先ほどの絵18枚がどのような絵であったか書きなさい、というもの。もう忘れています。というより始めからしっかり覚えていないのです。これは厄介でした。なかなか思い出せません。まいったなぁ…いう感じです。

 実はこの検査の2週間前に、私は所沢の書店で「運転の認知機能を鍛える本」(池田書店、1,000円+税)を買って、予習をしていました。昨晩も今朝もぱらぱらとページを開いて10分間程予習。これがまずかった。今日の検査で出題された18枚の絵を思い出そうとすると、10分ほど前に見た絵か、昨晩か今朝見た絵だったか混同してしまいました。でも学生時代を思い出して、答えを書くだけは書いたのですが・・・。空欄はほとんど埋めましたが、自信はありませんでした。

 今後、認知症にならないための訓練を、日常生活で行っていく必要ありますね。それは、日本ティーボール協会のボランティアを何でも笑顔で、コツコツやらして頂くことかなと思い始めています。脳は使わなければなりません。これが認知症予防の一丁目一番地でしょう。

 検査が終了して、「パス」したとの報告を受け、少し安堵したので、帰りは国分寺駅中の「丸井」に寄りました。30年ほど前、この店にソフトボール部の教え子が勤務していたので、豪華なドイツ製の椅子を買いました。早稲田大学の個人研究室で使用し、退職後は日本協会の事務所に持ってきました。今も毎日その椅子に座り仕事をしています。良いものは長持ちしますね。

 そんな椅子のことを思い出しながら、地下の食品売り場に行くと、なんと「ミスタードーナツ」の店がありました。早速そこでフレンチクルーラー2個、バタークランチ1個を買って、今このパソコンを打ちながら頂いています。おいしいです。久しぶりでアメリカの味です。2年半ぶりの「ミスタードーナツ」。気分は最高!

 この後、家に帰ったら「指導教本」の最終校正に入ります。明日は、ハイングラフから、「スポーツ・コンプライアンス概論」見本の書籍が届きます。日本協会には、頼住さん、小西さんが事務所に来る月曜日着にしてもらいました。今から楽しみです。これは来週か再来週には、会員の皆さんのお手元にお届けしようと思っています。

 今日は、府中試験場の高齢者講習会の報告でした。