7月31日「フェンシングエペ団体(金) 太田さん 平安高校のOB(日本ティーボール協会役員)もめちゃくちゃも喜んでいます」

 日本フェンシングの歴史が動いた。エペ男子団体4剣士、山田、宇山、見延、加納が歴史的快挙です。金メダルへの道も劇的でした。初戦8点のビハインドからアメリカに勝ち、準々決勝では五輪五連覇中かつ世界ランキング1位のフランスに勝ち、準決勝は韓国、そして決勝はロシア・オリンピック・委員会に勝利。太田雄貴日本フェンシング協会元副会長の話だと「フェンシングを日本で普及させていくうえで、重要だと思っていた種目でメダルが取れた。金メダルというおまけつき。これ以上ない。準決勝と決勝は圧勝と言う感じ」だって、凄い快挙ですね。おめでとうございます!太田さんがどれほど喜んでいるか・・・。東京オリンピック誘致が決まったときのテレビで見た彼の顔を思い出します。

 私にとって、フェンシングと言えば、母校平安高校とこの太田雄貴さん。この「理事長からのメッセージ」でも書きましたが、太田さんは平安高校の後輩なので、いつかはお会いしてフェンシングや野球・ソフトボール・ティーボールの話をしたいと思っています。しかし、この金メダル獲得でお会いするハードルが少し高くなりました。でもコロナが収束したら会いますよ。そして、以下に紹介する日本ティーボール協会でご活躍くださっている方々と共に、会いに行きます。

 それでは今日はこのフェンシング金メダル獲得という良き機会に、平安高校OBで日本ティーボール協会の役員としてこれまで長きに渡りご貢献してくださっている方々を紹介します。

 まずは、中島修参与。日本ティーボール協会元監事・前埼玉県連盟理事長。大学時代は岩浪さんと同期で、その時の応援部部員、神宮の応援席で活躍されました。企業を退職後は早稲田大学で応援部の監督もなされ、兎に角野球好き、加えて学生をこよなく大切になさる先輩です。埼玉県連盟理事長の時は、埼玉県からティーボールのレベルの高いチームを毎年西武のドームにお連れくださいました。先日も電話を頂き、「このコロナ禍の折元気にしているか」と気にかけていただいています。中島さんは、「平安関東同窓会」の会長も長年引き受けておられました。

 その「平安関東同窓会」の会長を中島さんから引き継いだのが、評議員の宮階さん。甲子園で二塁手として活躍され、その後明治大学に進まれました。平安、明治、日ハムで活躍した今波君の東京の親父・兄貴替わりの人。私が1年生の時の3年生、一緒の時代に野球をやったため、この年になっても頭が上がりません。西武のドームや日本ティーボールセミナーにもたびたび出席してくださっています。そのお供でいつも来てくれるのが、埼玉県に住む評議員の山崎君、高校時代の特別進学クラスで私と同級生、彼は法政大学の野球部で活躍。兎に角野球を良く知っています。特に選手の出身高校、試合の思い出等記憶力NO1。本当に賢い男です。

 彼と私の同級生では京都に岩本君がいます。彼は日本ティーボール協会の評議員で京都連盟の理事長。京都の西京極野球場(今はわかさ球場)を一日借り切り、京都新聞の一面を使いその京都大会の広告をだすというスケールの大きな男です。彼は、大学は中央大学の法学部、野球部には3日いたと自慢していました。1996年「第3回日本ティーボールセミナー」では講師として「地方組織づくりの現状と課題」と言う題目で、見事な講演をしてくれました。その彼の2年下に橋戸君。二条中学野球部でも私の後輩。大学は中京大学に行き、そこで中京大ソフトボール同好会を仲間と一緒になって創設、卒業後は京都の中学校で校長を長く勤めました。あの北京オリンピックでソフトボールのコーチを務めた田本博子さんが教師になる時その指導も任された男です。この二人が京都では20数年館に渡り中心となってティーボールの普及に全力投球してくれました。

 人物は東京に戻って、評議員の中森君、出身は広島ですが平安高校に野球留学。卒業後は国士舘大学で活躍。情熱があり、几帳面で、賢い男。早稲田で開催した役員会も、よく出席してくれました。これからの母校平安関東OB会を背負って立つ男です。こう考えてみると、この日本協会は、結構平安高校の卒業生が参与、評議員、京都の理事長と貢献してくださっています。そうそう、忘れてはならないのは、平安高校のS副校長先生。先生の紹介で、滋賀の山本さんが滋賀県選出の評議員として、貢献してくださっています。その山本さん、数か月前に日刊スポーツの一面全てにティーボールの記事、その仕掛け人でした。この冬の全国小学生大会は、滋賀県から初参加の予定です。12月26日お待ちしています。

 また、天国では、日本ティーボール協会のために偉大なる貢献をしてくださった顧問で先輩の近藤和彦さん、同じく後輩の衣笠祥男さん、彼らも、平安高校後輩太田さんのフェンシングの快挙をきっと喜んでくれているに違いありません。

 今日は、日本フェンシング界の歴史を動かす太田さん! 我々野球部関係者はフェンシングの事はあまり詳しくは分かりませんが、太田さんの情熱、行動力、実行力、企画力、努力に対していつも尊敬しています。フェンシングと野球・ティーボール全く接点がないと思っていましたが、このように平安高校をベースに考えると共通点は多いです。

 スポーツ競技を世界に普及させるためには、太田さんが有しているような、多くの能力を発揮することが極めて大切だと教えられました。太田さん、ありがとう!               

日本のフェンシング界に皆さん!この度は本当に、おめでとうございます!