8月9日「全国小学生大会におけるコロナ対策と熱中症対策。熟慮しています」

 8月23日の「文部科学大臣杯争奪全国小学生ティーボール大会」において、コロナ対策と熱中症対策は、1丁目1番地、最重要課題です。

 まずはコロナ対策。昨日は、新型コロナウイルスの国内感染者が13.7万人と、20万人を1週間ぶりに下回りました。感染者が最も多かった東京は、17,884人です。これでも2万人以下になったのは7月19日以来です。このまま減少傾向に転じてほしい、皆が望んでいるところです。

 全国大会での「新型コロナ感染症防止に関するガイドライン」はどのようになっているのでしょうか。ここでは、要点だけお知らせします。

 1、参加資格:

  ①出場するチーム(選手・指導者。保護者等)は、感染防止対策を講じるとともに、試合会場に入る前まではマスクを着用すること。

  ②大会当日・試合前2週間における次の状態の者は、参加は認めないものとする。

   ・平熱を超える発熱(37度5分以上)の場合。

   ・咳・鼻水・喉の痛み、悪寒等の症状のある場合、臭覚、味覚を感じない場合、だるさ、息苦しさのある場合。

   ・感染症陽性者のとの濃厚接触がある場合。

   ・同居家族や身近な知人に感染が疑われる人がいる場合。

   ・政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国。地域の該当在住者と濃厚接触のある場合。

 2、健康。衛生管理について 【大会本部】【参加チーム】(略)

 3、試合運営について①~⑯まであります(略)

 4、試合終了後について(略)

 以上の日本ティーボール協会が発行したガイドラインについては、2、3日後に、この日本協会ホームページに掲載します。ご覧頂けると幸いです。

 今は、協会事務所の職員並びに役員の皆さんのお知恵を拝借して、選手には如何に安全で安心して、西武のベルーナドームにおいて、明るく真剣にプレーしてもらうかを、考え続けねばならない時です。

 全国高校野球選手権大会の大会本部が6日、臨時の運営委員会を開催し、そこで新型コロナ感染拡大予防ガイドラインを一部改訂しました。それによると、「代表校の大会参加可否の判断基準」を改正。集団感染の場合、「新たに試合前72時間以内に陰性と確認された部員なら誰でも、入れ替えによって出場できる」となり、これによって、県立岐阜商業高校は出場することができました。生徒(野球部員)ファーストの改正です。このように他のスポーツ競技団体の動向もしっかりチェックしながら、我々も、最善の準備を続けます。

 次は、熱中症です。今日の東京は、とにかく熱いです。気温は35度を間違いなく超えているでしょう。そこで、新聞で全国の予想最高気温を見ると、仙台35度、前橋36度、甲府36度、名古屋は曇りマークですが35度、大阪34度、福岡37度です。こんな暑いとき、炎天下でティーボールはできません。ドームは助かります。とは言っても、球場内はとにかく暑いです。

 8月23日は、ただただ気温が下がることを祈るばかりです。

 熱中症対策として、最近は、熱中症の書籍を読み直したり、「スポーツと熱中症」のシンポジュウムに興味を持ったり、「アスリートから学ぶ熱中症対策」の話を直接・間接聞いたりして、この分野の知識を更に増やしています。大会では、戸田中央総合病院にお願いして、救急車を大会中センターの後方に待機、そこには看護師さんと医療従事者が乗車、更には、球場内の冷房完備の部屋(休憩室)を西武ライオンズからお借りしました。審判員はじめ参加者全ての皆さんにいつでもお休み頂けるようにしました。また、昨年まで、グラウンド内での選手の持ち込みは、水・お茶のみだったのですが、今年は、スポーツ飲料の持ち込みも認めてもらいました。このように熱中症対策のために、様々試みています。加えて球場内では、三台の大型扇風機から、全選手にために個人用団扇まで揃えています。暑さ対策を徹底的にやります。

 とは言っても、くどいようですが、一番は、気温が下がってくれることです。

 日本ティーボール協会役員一同は、コロナと熱中症対策に対して、頑張っています。