9月14日 荒川博先生の講演で必ず語られた「王さんの学ぶ素直さ」。それが村上選手(55号)にあるという

 今日は、昨日のヤクルト村上宗隆選手55本塁打の活躍を書かなかったならば、私の人生、一生悔いが残るでしょう。それほど素晴らしい2本の本塁打でした。1本目は、菅野投手の渾身の速球を右中間中段に、2本目は大勢投手から外角の速球を投球に逆らわず、左翼中段に届く大本塁打。昨日のニュースでこの本塁打を何回見たことか。いずれも素晴らしかったです。

 今朝、朝日新聞と日刊スポーツを自宅で読みました。朝日新聞は、一面トップとスポーツ面にこの記事を掲載。見出しは、「『55』背負い こたえた」「考え磨いた4番のスイング」「本塁打方向比較 松井50本 王55本 村上55本」。日刊スポーツは、「王に並んだ 村上 55号」「衝撃2発!! 58年越し日本人最多」。「王氏『誰も歩んだことのないところ1人自分が切り開いていかないといけない』」。

 読後、9時30分に事務所へ出勤、今日は理事39人、監事2人、参与兼評議員4人、評議員198人、計243人に対して、秋の事務局活動報告書、8月開催の全国小学生大会プログラム冊子、ティーボール指導教本&ティーボール概論等の合本、ティーボール入門等の発送作業。14時過ぎヤマトの宅急便屋さんがそれらを取りに来て、一仕事終了しました。気持ちがグッと楽になりました。

 15時半過ぎに事務所を中井専務理事と一緒に出て、ゴミや段ボールの処理、その後、事務所に戻る途中に、コンビニに寄り、出来るだけ多くのスポーツ新聞を買おうと思ったら、何と、ヤクルトスワローズ関係のサンケイスポーツは売り切れ。スポーツ報知とスポニチのみ買い、村上選手の資料収集です。

そのスポーツ報知の記事の中には、村上選手の記事で印象深いものがありました。「成長の秘訣は人の話を受け入れる素直さ」。そこには「22歳にして、“世界の王”に肩を並べた村上。誰も寄せ付けないスピードで球界のスターへと駆け上がり、成長し続ける理由の一つは才能はもちろん、“人の話を受けいれられる素直さ”だという。『自分のために言ってくれてると、分かっている子だった。怒られても嫌な顔をしなかったね』と高校時代の恩師の坂井前監督」と。

 私は、王さんの打撃の師匠である荒川博先生とは、約25年間の親しいお付き合い。この日本ティーボール協会の副会長を約20年お務め頂き、その間、先生と日本各地を共に講演し、先生が「王貞治氏を世界の本塁打王を育てた話」を、何十回聞いたか。そこで必ず出てくる言葉(キーワード)が、「王は誰よりも『学ぶ素直さ』があった」と。「皆さんは、『学ぶ素直さ』をもって成長してください」とおっしゃっていたのです。

 「学ぶ素直さ」のある王さんと村上さんは共通しているー。

 スポニチの記事は、「村上55号」「世界の王に並んだ!! 日本選手最多」「王さんやりました ノムさんやりました」「王越えた!!最年少22歳7カ月」「村上は何事に対しても負けず嫌いな男」「王さん『村上60本も夢じゃない』」。

 今日は村上さんの55本塁打を祝福すると同時に、荒川博先生が常日頃からおっしゃっていた「王さんの学ぶ素直さ」の重要性を改めて再認識した日でもありました。ありがとうございます。 村上選手、次の活躍が、またまた楽しみです!