第8回日本ティーボールセミナー

2001年1月20日(土)開催

◆ 銀メダルおめてとう
◆ ティーボールが学絞教育に、そしてNPO法人へ


開催要項

➡ 第8回日本ティーボールセミナー実施要項(PDF)

「荒川博野球塾」発足披露パーティー


吉村正 副会長挨拶

 ただいま紹介いただきました吉村正です。司会の篠原さんからお話がありましたけども、本日は会長の海部俊樹先生がお見えになるところであったんですけれども、公務のために、夜の会、「荒川博野球塾」発足パーティーには必ず出席するからとのことでありました。代わりに、僭越ながら私の方から、一言ご挨拶をさせていただきます。
 本日は本当に北は北海道から南は九州、沖縄まで、日本ティーボール協会の役員の皆様方、 わざわざ早稲田にようこそお越しくださいました。ありがとうございます。この日本ティーボール協会は、今から7年2ヶ月前、やはり早稲田の国際会議場で、平成5年に産声をあげました。それ以来、この中央では役員会と称する理事会と評議員会を実に158回、開催してまいりました。そこでは用具の検討であるとか、ルールの検討、国際・日本の普及、発展には、どのような戦略をとればいいのか、ということを熱心に検討してまいりました。 また、一方で、47都道府県の各役員の皆様方のお力によりまして、講習会やオープン大会を立派に開催していただきました。そのおかげをもちまして、今この日本ティーボール協会が推奨いたしましたティーボールが日本で加速度的に普及いたしております。心からお礼申し上げたいと思います。また、来年の4月からは、いよいよ小学校の体育の授業に正式に採用される次第でございます。今、移行期間として多くの小学校で取り入れようとされています。これもひとえに皆様方の学校への働きかけであるとか、皆様自身のご努力、 ご尽力、ご支援のおかげであり、心から感謝しております。
 本日のセミナーはこの後、基調講演が2題、そのあと、シンポジウムが2題、計、4題あります。最初の基調講演は、専修大学の教授で、佐藤先生が「21世紀のスポーツ展望」という形で生涯スポーツ等、論じてくださいます。ふたつめの基調講演は、森先生に昨年に引き続いてわざわざここにお越しいただいて、「生涯スポーツ社会とティーボール」というタイトルでお話を頂戴することになっています。昨年そのお話の後、森先生が、バッティングをなさった際、ボールの上を叩いてしまって、打ち損じた。「私は来年は真芯で打つから」というようなお話をいただきまして、大変な方でありますけれども、昨年に引き続き、わざわざお越しいただくことになりました。楽しい話と、素晴らしいバッティングを、聞かせていただいたり、見させていただければ楽しいな、というふうに思っております。あと、シンポジウム2つでは、最初は「銀メダルおめでとう」であります。昨年は女子ソフトボールチームが大変な活躍を見せてくれました。そのチームリーダーであって、一番ご努力ご尽力してくださった、井上敏先生がお話してくださいます。また、このプログラムには載ってないですけれども、お一人銀メダリストがお越しになるというようなことを報告しておきます。これはそのときのお楽しみということにさせていただければ、とそのように思っております。ふたつめのシンポジウムに関しましては、先程申し上げましたように、ティーボールが学校教育に入りましたので、小学校の久保寺先生が、また養護学校の久保田先生が、ご自身でご指導なされているティーボールの授業等についてご説明いただきたいと思っております。
 そのあと、今日は6時半から「荒川博野球塾」発足記念パーティーが催されることになっております。これは王さんや長嶋さんがお見えになることは言うまでもなく、プロ野球 OB界の方も30名近くお越しになる、ということをうかがっております。すごい会になりそうだと思ってわくわくしているところであります。なお、この中には47名の方が明日の講習会にもご参加され、中級の公認指導者資格をおとりになる方もいらっしゃいますけれども、明日もより充実したプログラムが用意されておりますので、一生懸命ご研鑽くだされば、というふうに思っております。
 最後に、この日本ティーボール協会も、おかげさまでNPO法人を取得することができました。これからますます大きな広がりが見られるのではないかと思っております。21世紀もここに集まっている皆様方と手を取り合って、このティーボールを、日本に、世界に、より広く普及させてもらえればな、と思います。簡単ではありますけれども、私の最初のご挨拶とさせていただきます。今日はよろしくお願いいたします。