3月29日「40年越しの女子ソフトボールJDリーグ開幕。PRが足りません。全く残念です。次回からに期待しましょう!」
昨日、女子ソフトボールの新リーグ「ジャパン・ダイヤモンド(JD)・リーグ」が開幕しました。試合は、トヨタレッドテリアーズとビッグカメラ高崎ビークイーンとの対戦。会場はZOZOマリンでした。私は3週間ほど前にこの試合の案内を頂き、行くかどうか迷いましたが、コロナ禍、その上、夜の試合ということで失礼しました。しかし、早稲田大学ソフトボール部女子部の新3・2年生部員計10名はこの試合を観戦させて頂きました。結果は1対0でトヨタの勝利。聞くところによると、7回2死まで0対0の投手戦で、見ごたえのある開幕戦だったようです。
このいわゆる「『社会人だけのリーグ』を早くスタートさせてください」と、私は30年~40年ほど前から、その時々の日本ソフトボール協会の重鎮たちにアドバイスをしてきました。これが昨日ようやく実現したのです。三宅豊会長、宇津木妙子副会長らの英断によるものと推察致します。このリーグが成功することを誰よりも強く願っています。
そのような訳で、昨夜はNHKの9時から始まる「ニュースウオッチ9」の「スポーツニュース」を楽しみにしていました。しかし、ソフトボールは全く取り上げられませんでした。残念です。全国にソフトボールを更に知らしめる絶好の機会なのに・・・。次に、テレビ朝日の9時54分から始まる「報道ステーション」の「スポーツニュース」を見ることにしました。これもセンバツ高校野球は報道されましたが、ソフトボールの放映は全く無し。「おい、おい、チョット」と言う感じでした。
この試合、先の東京オリンピックの金メダリストがあちこちに出場しています。テレビで見てみたい選手が目白押しのはずです。この日は、プロ野球の試合は全くありません。サッカーの試合もありません。だから、この日をJDリーグの開幕戦にしたのではないですか。どこかのテレビ局で報道されるものと信じていました。翌朝の新聞を待つしかありません。
29日の朝になりました。先ず日刊スポーツ。ここでその全文を紹介しましょう。「ソフトボール◇開幕 女子の新リーグ「ニトリJDリーグ」が28日、千葉市のZOZOマリンで開幕し、トヨタ自動車がビッグカメラ高崎に1-0で勝った」。たったこれだけです。しかも8面の下です。1・2・3面は高校野球、4・5面は高校野球とプロ野球、6面は「春の秋田へ」への特集、7・8面は、ボクシング・サッカー・相撲・スケート等大きく取り上げられています。この下の隅にソフトボールの記事です。本当にため息が出ました。他のスポーツ紙はどうだろうか。
近くのコンビニに行って、サンスポとスポニチを買いました。サンスポも日刊スポーツ同様、5面の下に18行ほどの小さな記事です。スポニチは、いつも社会人ソフトボールリーグのスポンサーをしています。ここは大きく取り上げてくれているだろう。期待しました。驚きましたね。ここも見出しは「ソフトボール女子 トヨタ自動車昨季女王下す JDリーグ開幕」。そして記事は21行のみです。京都弁で「ほんまかいな」。大きな失望です。
正直言って、このJDリーグの先が心配です。金メダリストが今年初めて公式にプレーする試合。30年、40年間の悲願が叶った開幕での好試合。上野投手のみならず、後藤投手、藤田選手の二刀流、その他この両チームには金メダリストが沢山いるはずです。アメリカ代表で銀メダリストのアボット投手も出場しています。テレビや新聞でこのような小さな扱い、残念、無念です。
70年以上もソフトボールに関わってきた人間としては、ビッグ・ディサポイントメント(大きな失望)です。
開幕前に関係者は、まず報道各社へあいさつ回り。そして試合への取材のお願い。もしそれぞれの新聞記者が来れない時はソフトボール協会の関係者が、各社へニュース(試合の戦況結果)・リリースをする。これ常識です。早稲田大学ソフトボール部女子部の10人が招待されました。この部員にこの試合の戦評を書かせて、それを協会かソフトボール関係者の方(私も協力します)がその学生が書いた戦評に赤を入れ、それぞれの新聞社にリリースする。そうすれば、少なくとも部員が10人いるのですから10社にこの試合の経過を知らせることが出来ます。この学生によるソフトボールの記事はボリュームのあるものにする。詳しく書いておくと各社のスポーツ記者は、それを削る、いわゆるスリム化すればいいだけです。少ない記事を増やすことは、試合を見てない記者さんには出来ません。
このようにすると、試合に招待されたソフトボール部員も試合を堪能でき、その上、戦評の原案を書く勉強にもなります。記事になれば、一生の思い出になります。
以前、私はこの欄で書きました。1969年、1970年、1971年とアメリカハワイでソフトボールのプレーをしている時、新聞記者が来ない時は、そのリーグのチアーマンが、試合を観戦しながらタイプライターでその試合の戦評を書いているのです。日曜日のリーグ戦が終わるや否やそのチアーマンは、ハワイ報知、ハワイタイムスのバイリンガルの新聞社と英字だけの地元紙スターブルテンとアドバタイザーの両新聞社に記事を書いてマイカーで届けるのです。私は試合後、そのチアーマンの車に乗ってあいさつ回りです。翌日の新聞には、他のスポーツ記事が少ない場合は、全文が掲載されます。多い場合は、記事が割愛されて、大切なところだけ残されて報道されるのです。日曜日のソフトボールの試合ですから、他の野球、フットボール、バスケットボールよりは、確かに記事のボリュウームは少ないですが、写真入りでしっかりと掲載されます。
50数年前の私の経験を参考にしてください。宜しくお願い致します。
昨日は、日本ソフトボール界にとって、記念すべき日でありましたが、そのDJリーグを世間にPRすることなく、ソフトボールの醍醐味を広く知ってもらえなくて、本日を迎えました。
私にとっては、とても残念な1日でした。挽回!ネキストタイム!次回からに期待しましょう!
