3月1日「戦い(克服・競争・闘争)はスポーツの世界だけにしたいです。」

 287,939と11,907。この数字は何か分かりますか。前者は2月の28日間に私が歩いた歩数。後者は2月28日だけの歩数です。2月は28日しかありません。2月は一日平均一万歩以上を達成しました。嬉しがって皆さんにお示ししています。克服感に浸っています。

 以前ここでも書いたように、イギリスの体育学者マッキントッシュは、スポーツをコンクエスト(克服)スポーツ、コンバット(闘争)スポーツ、コンペティティーブ(競争)スポーツに分けました。克服スポーツは登山、ワンダーフォーゲル等。闘争スポーツは、レスリング、柔道、ボクシング等。競争スポーツは、野球、ソフトボール、陸上競技、水泳競技、スケート、スキー等、現在行われている多くのスポーツがこの範疇に入ります。したがって、今日、このマッキントッシュの考え方を参考にする学者はあまりいないと言っていいでしょう。でも、私は、何かを「克服する」というのは好きです。皆さんは如何ですか。 

 高田馬場に事務所があったときは、一日最低でも6,000歩は歩こうと決めていました。また、昼食前には、最低でも2,000歩、歩いた後と決めていました。事務所が移転した今は、歩く機会が多です。自宅から事務所まで2,500歩。昼ご飯を買いに出ると、その折、20~30分ウォーキング。これで3,000歩。計5,500歩。夕方「理事長からのメッセージ」を書き終えて、帰途に就く時、万歩計を見ます。歩数が少ない時は遠回りして帰ります。先月はとに角、毎日一万歩に拘りました。その結果、287,939歩です。満足しています。以前電車に乗っていた東村山駅から高田馬場駅までの往復1時間は、ウォーキングに回しています。

 一昨日、星岳選手が、大阪マラソン・びわ湖毎日マラソンで、2時間7分31秒の初マラソン日本最高記録を樹立しました。最初、スポーツ新聞の一面を見たときに、星岳選手、珍しい名前だなあ、と言う印象でした。よく見ると、名字が星、名前が岳、と言うことが分かりました。星選手だったら、福島か宮城か、いずれにせよ長距離の強い地区の出身だろうと推察。彼の経歴を見てみるとやはり仙台市出身。中学までは野球を行い、高校へ進学した時は、野球を続けるか、陸上を選ぶか随分考えたそうです。高校は八村塁選手と同じ。大学は帝京大学陸上部。2年生のときには、箱根駅伝の10区で快走区間賞を獲得、そして4年生では主将、とのこと。

 将来日本のマラソン界を引っ張っていこうとする星選手は、今もって野球が大好きでメジャーリーグ中継は欠かさず見るとのこと。そして、日本の野球では、地元楽天ゴールデンイーグルスの大ファン。この話、今仙台に住む、楽天の初代GMのマーティー・キーナート先生が聞いたら、喜ぶだろうなあ。

 さて、そのマラソンは、競争(競走)スポーツか、それとも克服スポーツか、闘争スポーツでないことだけは分かります。マラソンは、人との競争(競走)、時間との競争、加えて、42.195キロを「克服するスポーツ」でもあります。凄くハードなスポーツです。

 競争と闘争、この二つの要素を含んだスポーツは、アメリカンフットボールやラグビー、あるいは、アイスホッケー等が挙げられます。人と人との当たり、接触プレーがとても激しいです。野球やソフトボールにはこのような要素はほとんどありません。一方、競争と克服の両方の要素を含んだスポーツはと言うと、マラソン以外で何があるでしょうか。北京オリンピックを観ていると、ノルディックスキー複合、スキーの距離などですか。どちらもハードで、選手が頑張っているのを必死で応援したくなります。

 その正反対で、全く応援できないことが今現実として起こっています。2月28日の朝日新聞の見出しを見てみましょう。「国際決済 ロシア排除」「核戦力『特別態勢を』プーチン氏」「何かあってからでは』とにかく避難」「一転ロシアへ圧力強化」「ロシアルーブル安・ATMに行列」そして「ロシアと交渉合意 ウクライナ大統領ベラルーシ国境」。これです。

 3月1日も、朝日新聞の見出しを拾います。「停戦協議始まる」「出張に隔たり 見通し不明 ロシア・ウクライナ代表団」「戦略核『臨戦態勢』と報告」「反戦のうねり」「ウクライナ侵攻 戦闘 停戦 両にらみ」「ロシア国内支持広がらず」「ウクライナ、市民被害懸念」「プーチン氏、核で威嚇」「『特別態勢』米が警戒」「ルーブル急落 混乱」「怒りと疑問 市民は心張り詰めている」「壊れた街 武力以外で解決を」。これです。

 新聞の見出しを見ただけで、怒りがこみ上げてきます。今、世界で起こっていること。これを考えると、とても辛いです。

 戦い(克服・競争・闘争)はスポーツの中だけにしたいです。