3月10日「医学(戸田中央総合病院)と日本ティーボール協会並びにソフトボールとの長い深い繋がりを紹介します。」

 3月4日、「医学とティーボール」の連携について書きました。今日はその続きです。

 中村隆俊先生は現在、戸田中央医科グループ(戸田中央総合病院を含む)の会長です。先生との出会いは、今から40年程前の1982年頃だったと思います。当時から戸田中央総合病院には、社会人ソフトボールチームがありました。ソフトボールを通して、病院内を明るく、元気にすることを目的に、活動されていたように思います。選手たちは明るく、爽やかで、その上、強いチームでした。中村隆俊先生は、当時からその病院の創設者でオーナー。1982年のある時、そのチームの指導を頼まれ、指導後は、当時の坂本監督と中村先生と私の3人で、戸田市内で楽しい食事会を持ちました。

 その3年後、私はハワイ大学に客員教授として渡米、1986年帰国するや否や、中村先生から、「吉村先生、戸田中央総合病院の顧問」に就任してくれないかと言うありがたいお言葉を頂きました。当時の私はまだ40歳でした。戸田中央総合病院の「顧問」の重さが分かっていませんが、快く引き受けさせて頂きました。その関係で、1987年から私が早稲田大学を退職する2016年までの29年間、その大病院の「顧問」。医学部の学長・病院長・主任教授の先生方が「顧問」。医学関係以外の「顧問」は、おそらく私だけだったと思います。その抜擢には、今でも感謝しています。 

 1993年11月22日に「日本ティーボール協会」を創設した時、中村隆俊先生には、この協会の「顧問」をお願いしました。その折、埼玉連盟の副会長には、ご子息の中村毅先生に、また、娘婿の横川秀男先生には、神奈川県連盟の副会長に就任頂きました。横川先生は現在、戸田医科グループの副会長、当時は神奈川県戸塚市にある「戸塚共立病院」の病院長でした。

 そのようなこともあり、日本ティーボール協会埼玉連盟を創設する時の準備委員会は、戸田中央総合病院の中にある「アカシア」という食堂で、会議を重ねました。出席者は、初代副会長の中村毅先生は言うに及ばず、内科部長の安達正夫先生(日本協会常務理事)、同じ副会長ではプロ野球界・毎日・大毎・ロッテオリオンズで活躍された往年の名捕手醍醐猛夫氏、芝浦工大の吉武先生等が中心でした。今もって、埼玉オープンティーボール大会は、浦和のロッテ球場で開催しています。これは、その時から醍醐さんがロッテのヘッドコーチであった関係から、その人脈で優先的に使用させて頂いているのです。その大会で、現在会長の中村先生は毎年出席、看護師、救急車の手配を全国大会と同様に行ってくださっていると聞いています。神奈川県連盟の副会長の横川先生は、頼住道夫神奈川県理事長を、様々な角度からご支援なさっています。

 1994年3月20日、私は「図解コーチ ソフトボール」(吉村正著:成美堂出版)、520円を出版しました。これもベストセラーになりました。この本を出版した時、昨日紹介したスポーツ法学の権威の吉田勝光先生からすぐに自宅に電話が入りました。「先生!分かり易い、いい本をお出しになりましたね」です。今でも覚えているほどそれは嬉しい電話でした。この本はQ&A方式で、書きました。当時私は、年間に日本各地で何十回、何百回とソフトボールの講習会を行っていました。受講生からの生の質問を集め、それに対して写真とイラストを交えて、分かり易く答えたものでした。

 そのときの連続写真のモデルが、早稲田大学(当時は同好会)の選手と戸田中央総合病院の女子選手だったのです。女子選手は、投手のスリングショット投法、捕手の二塁送球と三塁送球、オーバースローとスリークォータースロー、二塁手の一塁ベースカバー、三塁手のバント処理、カットプレーとランニングスロー、右翼手前のゴロの処理で一塁送球、右打者の強打、左打者の強打・特徴、走者のベント・レッグ・スライドとヘッド・ファースト・スライド、以上の連続写真のモデルになってくれました。この時のモデルの主将は、今、病院の中心人物になっていると聞いています。ソフトボールを通しての医学とのコラボでした。

 今年1月、戸田中央総合病院の機関誌「くたかけ」(新年号)が自宅に届きました。表紙は、その中村隆俊会長、中村毅先生副会長、横川秀男副会長の3人です。年頭所感は「創立60周年にあたって」と題して会長の挨拶。その後二人の副会長の挨拶が続きます。この新年号の目次を見ると、戸田医科グループが所有する病院の中の32ヶ所の病院が紹介されています。それ以外では、ケアーセンター、クリニック、健康管理センター、戸田看護専門学校ら19の関連病院等の紹介でした。

 最後の紹介は、「2021年運動部の快進撃!」です。活動している運動部は、ソフトボール部、ボート部、女子ラグビー部の3部です。「くたかけ」の54ページには、ソフトボール部員19名の集合写真がありました。その中の4名が、昨年12月に開催された全国小学生ティーボール選手権大会に、技術指導者としてメットライフドームに来てくれました。その内2名は、早稲田大学ソフトボール部のOGです。この4月から、早稲田のエースで主将を務めていた選手がこのチームに加わります。今年から、監督は福田五志(前日本代表チーム監督)氏になります。その監督の年頭のあいさつは、「(前略)目標達成に向けて、チーム一丸となり皆様に勇気と感動を届けられるように精進してまいります。」今年の戸田中央総合病院ソフトボールチーム(戸田メディックス)の活躍には目が離せません。皆さん応援してください。選手4人がTTA中級公認指導者資格を有しています。

 これほどまでの長いお付き合いがあって初めて、あの全国小学生ティーボール選手権大会・開会式に、センター後方から「ピーポー・ピーポー」の救急車のサイレンと職員・看護師の方々の紹介があるのです。皆さんどうかお忘れなく。

 中村隆俊先生、中村毅先生、横川秀男先生、いつも感謝しています。本当にありがとうございます。

 今日は、医学(戸田中央総合病院)と日本ティーボール協会、並びにソフトボールとの長い深いお付き合いの一端を紹介させて頂きました。