7月25日「最終聖火ランナー大坂なおみさん MIP(最も印象に残った選手)は内村航平さん」
2021年7月23日東京オリンピック開会式が57年振りで国立競技場で開幕しました。前回の東京オリンピックとは、随分異なるセレモニー。印象に残ったのは数多くあります。入場行進で、姿を現す選手たちは皆マスク。お迎えする役員はどの国のVIPの方なのか。そして聖火ランナーは誰か。最初は、レスリングの吉田さんと柔道の野村さん。野球人もいました、王さん、長嶋さん、松井さん。医療従事者の方々。最終ランナーは誰か、皆が注目したところです。大坂なおみさんでした。更に、無観客での開会式の演出はどのようになるのか、興味が沢山ありました。この開会式のダイジェスト版を早く見たいですね。
最終ランナー大坂なおみさんの件で、興味のある記事が翌日の24日、日刊スポーツに出ていました。これを少し引用して、皆さんに紹介しましょう。「東京五輪テニス競技に日程が混乱した。開幕日24日の日程は前日22日発表され、午前11時開始のセンターコート開幕戦は世界ランキング2位大坂なおみの女子シングルス1回戦が組み入れられていた。しかし、突然、試合日程が変更。大坂の名前は消え、代わりに20年全仏覇者のシフィオンテクの1回戦が開幕戦となった。大坂の初戦は25日に行われる見通し。『名前が消える』 摩訶不思議な変更が起きた。23日の午前11時ごろ、テニスの会場のプレスルームでスタッフが『明日の日程です』と、スケジュールを配布した。22日に配布されていたが、『変更されています』。見ると、表の1枚目のセンターコート最上段から、大坂の名前が消えていた。(中略) 五輪テニスはウインブルドンほどの伝統はない。しかし大坂は、世界中が注目する東京五輪の地元のスターだ。そのスターが、地元で開かれる五輪テニス競技の開幕戦を飾るのは、至極、当然の事。それがひっくり返されるのは、よほどのことだった。」と。
私は、この怒りの記事とてもいいと思っています。よくぞ掲載してくれました。一番印象に残りました。日刊スポーツのどなたが書いたのか、署名入りでないので分かりません。そうです。当日「よほどのことが、起こったのです」。日刊スポーツの記者さん。大坂なおみさんが、開会式の最終聖火ランナーに抜擢されるとはね。
25日の日刊スポーツに大坂なおみさんの記事。「偉大な名誉」聖火点火者で大会の顔 今日初陣 大坂なおみさんが大役を終え、自身のSNSに「間違いなく、私の人生の中で、最も偉大な名誉。言葉にできないほど、今は感謝の言葉でいっぱい」などと英語で書きこんだ。とあります。世界のテニスの偉大な英雄から、世界のスポーツ全体の偉大な英雄へ。23日日刊スポーツの記者さんも、あの記事を書いた後、心からこのテニスのスケジュール変更を喜ばれている事でしょうね。
今日の最後は、内村航平さん。あの鉄棒での美しい放物線。あの笑顔。ここ10数年私は彼の大ファンです。「演技開始から30秒ほどで、バーの上で体をひねる技で片手が外れマットにひねり落ちた」と朝日新聞の1面トップです。内村航平さんの言葉で、最も印象に残ったのは「失敗したことのない技で失敗する。これだけやってきても、まだ分からないことがある。おもしろさしかないですよね」 この言葉、私は今晩、明日、明後日と真剣に考えてみたいと思っています。人の生き方に繋がります。
オリンピックは、いろいろなことを、我々に教えてくれます。勝負の勝ち負け以外に。
