5月2日 佐藤文宏日大名誉教授が「瑞宝小綬章」。先生は「第8回多摩地域障害者雇用企業ティーボール大会」の競技委員長

 4月29日の昭和の日に、「第8回多摩地域障害者雇用企業ティーボール交流大会」が東京都多摩市にある大妻女子大学多摩キャンパスグラウンドにおいて開催されました。当日、土方常務理事が自宅の前で私をピックアップ。大会会場まで連れてくださる車中において、頼住事務局長から電話が入りました。

 「佐藤専務が2023年春の叙勲受章者に選ばれました、今久保田常務から電話が入りました」とのことです。「おめでとうございます!」。「もうすぐ大会会場に到着しますから、佐藤先生にお会いしたら、すぐにおめでとうを申し上げます」と返事。新聞で確認すると佐藤文宏先生は、日本大学名誉教授として「瑞宝小綬章」の受賞でした。

 大会会場に着くや否や、佐藤先生に挨拶、そして固い握手。「おめでとうございます!」「ありがとうございます」。佐藤先生と私は、1973年(昭和48年)4月からのお付き合いです。先生が日本大学大学院文学研究科教育学専攻(体育)博士課程の学生、私は修士課程の新1年生。先輩後輩の関係がそこから始まりました。

 佐藤先生の同級生は、マラソン出身の宇佐美先生、レスリング出身の松浪先生ら。私の学年は、卓球出身の丸山先生、剣道出身の小沢先生ら、彼らは全てに大学教授になった面々です。大学院の授業が終了すると、下高井戸の雪花堂という喫茶店で毎日ディスカッション。日本の将来の「体育」「教育」を熱く、熱く、語り合いました。そこで、飛び切り熱かったのは、勿論、丸山先生でした。

 大学院での友情は固く強いです。20年後の1993年、「日本ティーボール協会」を創設する前、真っ先に駆けつけてくださった先生の一人が佐藤先生でした。「ティーボールは、ティーアップしたボールを打つ、ゴルフとティーボールと類似点は多い、手伝いましょう」でした。こうしてその後、約30年間、この日本式ティーボールの普及のため、一緒に頑張ってきたのです。

 日本式ティーボールの「NPO法人日本ティーボール協会設立」の趣旨に、1.“スポーツ文化”としてのティーボールの普及。2.野球・ソフトボール・ゴルフの底辺拡大。3.プロスポーツとアマチュアスポーツの人的交流。4.自律的なスポーツ愛好者の育成=指導者の養成。5.子どもたちの国際交流。とあります。

 この2番目の野球・ソフトボール・ゴルフの「ゴルフに関しての底辺拡大」については、佐藤先生の存在が極めて大きかったのです。それは、佐藤先生があの最強軍団日大ゴルフ部のコーチ、監督の経験者で、現在でも学生を指導なされている、重鎮でいらっしゃるからです。著書も多いです。

 さて、ティーボール交流大会が始まりました。最初の挨拶が、多摩地域障害者雇用企業連絡会世話人代表阿部評議員。「勝負事だから、一喜一憂はあるけれども、対戦相手をしっかり“リスペクト”して、楽しい思い出を作りましょう」というもの。心に残る挨拶でした。続いて私が登壇。挨拶で開口一番「最高の天気ですね! 君たちの笑顔が、この球場に帰ってきました!嬉しいです!」から始めました。こんな規模の大きい大会は4年振りです。

 出場チームは、24チーム。参加チームの名前は、三菱UFJビジネスパートナー、コニカミノルタウイズユー、オリンパスサポートメイト、(株)キューピーあい、東電ハミングワーク(株)、(株)富士電機フロンティア、(株)ベネッセビジネスメイト、(株)ビジネスプラス、日野ハーモニー(株)、(株)京王シンシアスタッフ、東芝ウィズ(株)、ゆうせいチャレンジド(株)、ブリジストンチャレンジド(株)、横河ファウンドリー(株)、SONPOチャレンジド(株)、NTTクラルティ(株)、NECフレンドリースタフ(株)、(株)レオパレス・スマイル、と大企業ばかりです。特別参加は青鳥特別支援学校、ここは久保田先生(大会審判長)の勤務校です。

 大会中、大妻女子大学の副学長である小川先生とも長く話をさせて頂きました。先生と私は、早稲田大学教育学部の先輩と後輩、研究分野も近く、「健康・福祉」。この大会には、先生のゼミ生が、30人程ボランティア(サポーター)として参加されていました。

 小川先生曰く、「人間福祉科学科は、全国の高等教育機関で唯一、職場適応助者(ジョブコーチ)の養成課程を有しており、社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格取得し、ジョブコーチ養成研修を修了した卒業生を障害者雇用や就労支援の領域に輩出しています。この大会は素晴らしい。全面的に応援しましょう」でした。本当にありがたいお言葉。傍にいて、終始この会話を聞いていた早稲田大学ソフトボール部女子部監督の長谷川評議員は、ほとんど全てに納得した様子でした。

 昼前に、小川先生と佐藤先生のお二人と、大会世話人の阿部代表にご挨拶をして、会場を後にしました。

 日本式ティーボールは、「野球・ソフトボール・ゴルフの底辺拡大」も大事、加えて、「いつでも、どこでも、誰でも、楽しくできるベースボール型スポーツ=日本式ティーボール」の普及も大事、これらを再認識した4月29日(昭和の日・元天皇誕生日の祝日)、良き日でした。

 この大会に関係した日本協会と東京連盟の役員の方々、並びに日本協会審判員の皆さんに対し、心からの敬意と感謝を表します。ありがとうございました。当日その中心は、叙勲受章者の佐藤先生でした。改めまして、おめでとうございます!