6月19日 河合満氏、日本ソフトボール協会の会長就任!おめでとうございます、10年前の鼎談を思い出しました。

 「日本ソフトボール協会の会長に、トヨタ自動車のエグゼクティブフェローの河合満氏が就任されることとなりました」と、奥山隆事務局次長からメールをいただきました。

 河合満氏とは、2017年1月のソフトボールマガジンの巻頭で鼎談させていただきました。彼はとても素晴らしい人です。紳士であり、スポーツ全般について深い知識と理解のある方です。10年前は確かソフトボール部の部長も兼ねておられたと記憶しています。

その鼎談のときの出席者は、池田哲雄日本ティーボール協会副会長(ベースボールマガジン社社長)、河合満氏(当時はトヨタ自動車専務役員)、私の3人でした。進行は丸山克俊先生(当時東京理科大学名誉教授)にお願いしました。

鼎談のタイトルは、「東京オリンピックと野球・ソフトボールのこれから」。この企画は、その年の8月に野球とソフトボールが東京オリンピックで復活が決定することに加えて、ベースボールマガジン社70周年を祝う企画として、池田社長から私に相談があり実現したものでした。そのとき、東京オリンピックで多大な貢献をされるトヨタ自動車さんから代表の方にご出席いただくのが最も良いのではないかと提案させていただき、このときの鼎談が実現しました。

以下、その鼎談での河合氏のコメントを少し紹介させていただきます。

河合氏:70周年誠におめでとうございます。私は今年で68歳ですから、御社はそれよりも先輩。私はソフトボールと野球が好きで、御社の雑誌をずいぶん愛読させて頂いております。今回の鼎談の相手に弊社を選んでいただきましたことに感謝申し上げます。(略)

河合氏:我々の子供のころは、学校が終われば神社へ行って野球をやっていたものです。大きくなったらプロ野球選手になりたいと、仲間の9割近くがそんな夢を抱いていましたし、野球雑誌を夢中になって読んでいました。

(ソフトボールマガジン2017年1月号より一部抜粋)

河合氏:スポーツは素晴らしい。全世界の人々を元気にする力があります。スポーツで称賛される「チャレンジ精神」「ネバーギブアップ」「チームワーク」「リスペクト」は、トヨタ自動車が大切にしている価値観と非常によく似ている。(略)

河合氏:社長の豊田(社長)は「バッターボックスに立ってとにかくフルスイングしなさい」と社員を鼓舞しています。「三振でもいいからいろいろなことに挑戦しなさい。精いっぱいやりなさい」と盛んに言っています。(略)

河合氏:私が思うに、スポーツと仕事は共通点が多い。トヨタ自動車が限りなくやっていることは「改善」です。

また、同誌には、「誰もが喜びを感じる“打つ”動作ティーボールを普及活動の一端に」の小見出しで、日本式ティーボールについても述べさせていただいています。

吉村:私はソフトボールマガジン、ベースボールクリニック、コーチングクリニックで合わせて25年間連載、技術書は十数冊書かせていただきました。そこでは、競技としてのソフトボールと大衆スポーツとしてのソフトボールを正しく理解していただいたと思っています。(略)

池田:吉村先生はティーボールの普及にも尽力されてきています。ソフトボールマガジンやベースボールクリニックで10年間、連載していただきました。

吉村:サッカーやバスケットボールが賑わいを見せ始めた23年前に作り上げたのが日本式ティーボールです。ソフトボールだけでなく野球の底辺拡大にも貢献するのだということで、2誌に同時連載させていただきました。2011年にはベースボール型の授業が体育の必修となり、今まで以上に注目されるようになってきました。

そして最後に、以下のような形で鼎談がまとめられています。

「継続した五輪競技採用へ守ろう!子供たちの夢を」

丸山:さて、今回は野球・ソフトボールの今後を考える有意義な鼎談になったかと思います。河合専務、この度はご多忙のところお時間を頂戴しありがとうございました。

河合:今日はこのような席にお招きいただきありがとうございました。弊社は車づくりとスポーツを通じた社会貢献によって全世界が笑顔になれることを願っています。(後略)

(ソフトボールマガジン2017年2月号より一部抜粋)

以上のような鼎談を、10年前にソフトボールマガジンで行いました。河合氏から組織づくり、人づくりを学び、そして、車への愛、スポーツへの愛、笑顔の大切さなどが伝わる素晴らしい鼎談でした。

その河合氏がこのたび日本ソフトボール協会の会長に就任されたということで、とても嬉しく思います。

近々、池田日本協会副会長をお誘いして、河合会長が東京へお越しになったとき、お祝いの挨拶に行こうかなと思っています。

河合満氏の日本ソフトボール協会会長の就任を心よりお祝い申し上げます。

日本ソフトボール協会と日本ティーボール協会は、今後さらに協力関係を深めながら、ベースボール型球技の普及発展に貢献していければと思っています。

ベリー・ベリー・グッドです。