学生委員から

一球ソフトボールを体験して

ソフトボール部女子部1年 SM

 私は、今回初めて試合に参加し、守備につくという貴重な体験をした。初めての経験であるため普段の試合との比較はできないが、自分なりに考えたことや他の部員との話し合いの中で私が感じたことをまとめたいと思う。

 私が試合をしていく中で感じたことは2つある。1つ目は、はじめから満塁であることやピッチャーが乱れない限りストライクゾーンにボールが飛んでくるということから、少しも気を抜いている暇はないということだ。普段の試合でも気を抜いて打席に入ったり守備をしたりする人はいないとは思うが、「一球の重み」が変わるため、緊張感が増しているように感じた。また、試合を観戦する側も「一球」で試合が動くため気の抜けない面白い試合だと思うようになると思った。2つ目は、試合の状況を把握し、次はどこに投げるべきか、どう動くべきかなどを瞬時に考え、1プレーが終わるごとにその考えを改めなければいけないということだ。選手は早い展開に遅れないように頭を回転させなければいけないという大変さはある。しかし、これはベンチ入りしているメンバーが活躍できるチャンスでもあると私は考える。ベンチにいるメンバーは展開の早い試合を客観視できるため、常に動かなければいけない選手を声でサポートし、負担を和らげるという重要な役割を担うようになる。そのため、ベンチの選手も気を緩める暇はないということだ。一球ソフトボールは全員に役割を与えるため、全員が楽しめるソフトボールであると感じた。

 次に、私なりの視点でいくつかの提案をしたいと思う。私は、一球ソフトボールをオリンピックの正式種目とするだけではなく、ティーボールのように障がいのある方もない方も、また、小さい子どもからお年寄りまでプレーできる競技にしたい。そうすることが一球ソフトボールの普及にもつながると思う。それを実現するために、上級者と初心者でルールや使う道具、グラウンドの広さを変えてみてはどうだろうか。例えば、上級者はあまり飛びすぎないボールを使うようにする。その理由は、上級者はストライクゾーンにボールが来ることが分かっているとボールを遠くに飛ばせることが多くなり、一度に大量得点が入ることがあると考えるからだ。あまりにも点数が入りすぎて点数が大きく開いてしまうようなことがあると、観戦する側もその試合に飽きてしまうかもしれない。逆に初心者や子どもは飛距離が出ないためグラウンドの広さを狭くし、ボールが外野に飛んでいくようにする。そうすればオリンピックでも初心者がやる場合でも楽しめるのではないかと思った。また、試合の展開が次々と変わることは観戦者側の視点からは良い面が多いと思うが、選手側としては負担が多いように感じたため、試合中のタイムや短い休憩時間は必要であると考える。考える時間が短いとプレーが雑になってしまったり、ミーティングによって気持ちの切り替えの時間がないと試合の展開を急にひっくり返すようなことが減ってしまったりすると思う。これは試合の面白さを半減させてしまうと思うので、ある程度のチームでの話し合いの時間を設けることは大切であるように感じた。

 私は実際に一球ソフトボールをグラウンドでプレーさせてもらい、改めてソフトボールの楽しさと難しさを知ることができた。また、選手側の立場を優先するのか、それとも観戦者側の意見を尊重するのか、というのはとても難しい問題であり、どのスポーツでも向き合っていかなければいけない課題であるように感じた。スポーツはする側が試合の雰囲気を作っていくことももちろんあるが、見る側の応援や反応によっても雰囲気は大きく変わり、選手の心理状態もそれに大きく左右される。特にオリンピックは世界中から注目を浴び、応援の力も大きく関係していると思う。両方の視点に立って考えることの大切さを身に染みて感じた。しかし、ここまで新しいルールに視点を置いて書いてきたが、私はこれまでのソフトボールや野球の良いところはきちんと残しておくことを忘れてはいけないと感じている。例えば、怪我をした選手を相手チームの選手が気遣っておんぶをしてあげたり、けがの一時治療を相手チームが嫌な顔をせずに待っていたりするような場面だ。こういった時間は残しておくべきだと思う。これが野球やソフトボールの魅力だと私は思っており、また、この素晴らしさをオリンピックで世界中の人に知ってもらいたいと考える。良い面は残しながらも新しいルールを取り入れた一球ソフトボールが世界中の人にプレーされる日がとても楽しみだ。


一球ソフトボールを行なってみて

ソフトボール部女子部1年 SA

 私は今回、一球ソフトボールを行なってみて、何点か気になった点があります。

まず1点目はチームの力の差によって、大きく結果が変わってしまうということです。今回のチームでは、バッティング力に差がありました。そのため、一方のチームの攻撃が長くなってしまい、試合展開が想像していたより遅かったと感じました。今回の試合では、外野フェンスが設置されていなかったため、外野の頭や間を抜けてしまうと、どこまでも追ってしまい、時間を余分にかけていた部分も、試合展開が遅くなってしまった原因としてあると思います。

 また、一球で四球になってしまうことに関しては、普通の試合より、ピッチャーへの精神的な負担が大きいと思いました。無条件で満塁から始まっているため、得点しやすい状況ですが、打たれたことによる失点と四球の押し出しによる失点では、後者の方がピッチャーにかかる負担は大きいと思います。これは、普段の試合からも同様に言えることです。このことを受けて、1イニングでの四球の回数を制限することを提案します。具体的な回数は決めていませんが、上限を決めておくことで、四球による大量失点は防ぐことができます。上限を超えた場合、投手交代することも良い案だと思いますが、墓にピッチャーが出来る人がいなかった場合の対処法としては、打者は“打ちなおし”ということで、一度打席を退き、再び入るということは考えました。しかし、そうなってしまった場合、一球ソフトボールの概念が変わってしまうと思い、最善の方法ではないと思います。その点は、更なる改善点を考えなければいけないと思いました。

 他には、普段の試合と比べると、安打数が多かったと感じました。必ず初球を打たなければならない状況にあることもあり、初球で打つとヒットの確率が高くなります。多少のボール球であってもバッターは打ちにいきます。しかし、人によっては、ツーストライクに追い込まれていると思ってしまう人も中にはいたと思います。プレッシャーを感じてしまい、思うように打てない人もいたと思います。私は、個人的に普段の試合でも初球をうちにいくことが多く、その上で初球をヒットにする確率は高いです。

 一球ソフトボールと普通のソフトボールを比較すると、まず一番の性質として、試合時間が短くなるということがあります。これは、試合を見ている観客が退屈しないための工夫です。しかし、チーム力に偏りがあった場合、一方のチームのみが長く攻撃をしてしまうことがあります。そうなってしまうと、もう一方を応援している観客にとって、飽きてしまう原因にもなり得ると思いました。この原因を対処するために、攻撃の時間を制限することを提案します。例えば、10分を超えた場合は攻撃を打ち切りにして、自動的に攻守交代をします。そうすることで、一方のチームの大量失点を防ぎ、互角な試合展開を観客は楽しめると思います。

 私たちより、さらにレベルの高いチーム同士が試合をしたら、四球の数も安打数もさらに少なくなり、無死満塁の状況で一点も取れない場面が生まれるのではないかと思います。そうすると、試合のテンポも早くなって、観客が飽きる前に試合が終わる可能性もあります。私たちがお試しでやったことかもしれませんが、更なる時間短縮のためにルールを改善していけば、野球・ソフトボールに関心がない人にも飽きずに興味を抱いてくれるのではないかと思いました。今回、このような経験を通して、今後のソフトボールにも生かされるものだと感じました。ソフトボールを今後も発展させる役目を持った一人として、今後も頑張っていきたいです。


「一球ソフトボール」の感想

ソフトボール部女子部2年 NN

 今回「一球ソフトボール」をしながら感じたことについて、観客が楽しむことができるかどうかという視点に重きを置いて考えていきたいと思います。

 普段のソフトボールと最も異なると感じた点はスピード感とトータル時間です。ほぼ一球で試合が動くため非常にテンポ良く試合が進行していき、7回終えて僅か1時間で終了するというのは、大きな強みだと思います。俗にいう“オリンピック貴族”が試合を観戦して楽しむということを想定する際に、このテンポの良さは間延びして途中で飽きてしまいやすいという野球・ソフトボールのデメリットをかなり打ち消しているといえます。余計な球数が無い分、駆け引きの面白さが分からない人にとっては面白いゲームになると思います。

 次に、1球の重みと1点の重みのバランスについて考えていきたいと思います。通常のソフトボールでは、1球の重みは比較的軽いのに対し、1点は重いことが多いと思います。今回実際に「一球ソフトボール」の打席に立ってみて強く感じたのは、やはり1球の重みです。1球で勝負を決めなければならないという緊張感により、普段の打席に比べてより高い集中力をもって打席に臨むことができたように思います。一方で、もともと野球・ソフトボールというスポーツは、勝敗を決定する要因においてピッチャーの占める割合が非常に大きいという特徴がありますが、「一球ソフトボール」では、さらにこのピッチャーの負担が大きくなると感じました。満塁から始まるということもありボール球を投げられない状況の中、甘く入ったら痛打されてしまいます。また、守る野手側も無理にホームでアウトを取りに行き失点を防ごうとするのではなく、ある程度の失点を想定しつつ、確実にアウトを取りに行くようなフォーメーションになるため、失点を前提とした試合運びになると思われます。1球の重みが増した分、1点の重みが減ってしまうため、いくら打撃戦が投手戦に比べて面白いとされるといっても、高得点試合になると1点に対する盛り上がりも薄れてしまう上、一方的に攻撃する時間が相対的に長くなるため、観客が飽きてしまう可能性もあります。バスケットボール等も高得点試合を展開しますが、この場合攻守が目まぐるしく入れ替わるため観客は飽くことなく試合に熱狂しますが、ベースボール型ゲームの特徴である攻守がはっきりと分かれる点は観客を熱狂させるという視点で見ると不利に思えます。

 第32代アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズヴェルトは、「一番面白いゲームスコアは8対7だ」という言葉を残しています。この言葉の賛否は別として、「一球ソフトボール」の最終的なゲームスコアはこの辺りを目指してルールを調整すると良いのではないかと思います。全員が動いているような競技をするという点にはそぐわなくなってしまうかもしれませんが、個人的にはピッチャーの負担を軽減し多少点を入りにくくするという点で、満塁スタートではないパターンでもプレーしてみたいなと思いました。

 最後になりますが、「一球ソフトボール」は過去の遺産つまり全員が野球をするのが当たり前であった時代の遺産に腰掛けているだけで、競技人口も減り斜陽の一途を辿る現在の野球界の在り方に一石を投じる非常に画期的な競技になる可能性を秘めているように思います。「一球ソフトボール」の発展・浸透を願うと共に、その創生に少しでも関わることができ光栄に思います。


一球ソフトボール感想

ソフトボール部女子部2年 HR

 「1球ソフトボール」を実際に行ってみて、私は素直に試合の進みがすごく早くなるなと感じました。普通のソフトボールや野球であるような間や読み合いを無くすことで試合の進みが変わるのだと驚きました。ですが、チームを決める時は力の差を均等にしたいなと思いました。この「1球ソフトボール」はどれだけ点を取れるかといったティーボールやどか点に似ているなと感じました。たくさん点を取れるし、1球しかないから「打つ」とほぼ決断した状態から打席に入れます。だからこそ、打力で大きな差がチーム別で出てしまうと楽しくないと感じる人もいるかもしれません。ですが、今回はチーム内での紅白戦だから均等にすべきだと感じたかもしれませんが、実際の大会や試合では均等になど言っていられません。なので、コールドゲームのルールを作るか、もしくは1つの回の最大の攻撃時間、最大の打順の周りを決めるなどの工夫をすることも良いのではないかなと感じました。最大の攻撃時間、最大の打順の周りを決める理由としては、今回のような片方が長く守備をするような試合を気温の高い時間帯で行うと、熱中症になる人や脱水症状を起こす人が出てくるかもしれません。それではスポーツをする以前の問題になってしまいます。それを防ぐためにも攻撃時間や打順の周りを決める、もしくは守備の時間帯が長いなと審判が判断した場合は、守備の途中に給水時間を設けるといったルールを追加したほうが良いなと思いました。実際に私の中学校の頃の市内大会でも体調不良者を出さないために、守備時間が長いと審判が判断した場合のみ給水時間が設けられました。健康を考えたルールも必要なのかなと思いました。また、全体を通して感じたこととして、この「1球ソフトボール」を通して集中力が養われるなと感じました。打席の中では、「絶対にストライクを打つ」といった1球への集中、守備ではピッチャーが「絶対にストライクを入れる」「ストライクゾーンでどうやって打ち取るか」といった1球への集中を感じました。この集中力というものは、これからの自分自身のソフトボールで生かされていくものだと感じました。7回までの試合の中で、3打席ほどの打席数の中、自分が狙っている1球をどれだけ集中して打てるのか、守備でも捕手として1球1球の配球への集中、野手として自分のところに来た打球を裁く集中、このすべてが詰まっているなと感じました。また、この「1球ソフトボール」は頭も使うなと思いました。一見、0アウト満塁から始まり、1球しかないストライクを打ち、ボールならフォアボールと同じような扱いになるといった単純なルールかもしれませんが、考えれば考えるほど戦術というものが組み立てられていくなと思いました。まず、守備では満塁だからと前進する必要はないのです。1点はしょうがないと2塁でのゲッツーを狙っても良いのです。強打者の場合は、わざと歩かせても良いのです。ただし、わざと歩かせてばかりいてはつまらないので、1人の打者に対して意図的なボールは1回と決めるなどとすると良いと思います。攻撃では、満塁と詰まっている状態から始まるため、ヒットエンドランをかけても面白いのかなと思いました。ただし、打つ方のエンドランのみです。

 今回の経験から、普段のソフトボールよりも動き、疲れ、テンポの速い試合ができたなと感じました。また、単純なルールの中でも深みがあり、しっかりと戦術を立てて行えばもっと楽しいのかなと思いました。そして、この経験から学んだ1球への集中をこれからの自分自身のソフトボールに生かしていきたいと思いました。

 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。


一球ソフトボールをやってみて

ソフトボール部女子部2年 MH

 一球ソフトボールをやってみて、7回で37−12という大量得点をしても1時間で終わったことにとても驚きました。私はプレーをしていた側なので、みている側としてはどう写ったかはわかりませんが、毎回ノーアウト満塁から始まり、打つかアウトかしかない状況で、一球一球がとても面白く見応えのあるゲームであったのではないかと感じています。普通の野球やソフトボールの試合では、今から投手が投げる一球を打つか打たないかという選択肢があり、それがスリーボールツーストライクになるまで残されているため、みている側としては飽きてくると思います。野球・ソフトボール経験者であれば、その“間”が魅力であり、そこが面白いと理解できるのですが、なかなかそれをみている人全員が理解することは難しいです。それに比べて、この一球ソフトボールは、ピッチャーがストライクを投げてくるので、打者には打つという選択肢しかありません、だから見ている人も一球一球どうなるのかと緊張感を持ちながら、ワクワクしながら見ることができます。一球たりとも見逃してもいいボールが見る側にとっても存在しなくなり、より選手と近い気持ちで、よりその一球にかける思いが熱くなるのではないかと思いました。また、選手としてプレーする側も、毎回ノーアウト満塁から始まるということで、常に大きなチャンスを自分が有しており、ピッチャーもストライクにボールを投げてくることから、「打てる楽しさ・点を決めれる楽しさ」というものを身に染みて実感することができます。また、バッター有利の状態であるが故に、自分が回ってくる打席数も増え、普段の野球・ソフトボールよりも遥かに、バッティングが楽しいと思えるのではないかと思います。今回一球ソフトボールを体験してみて、ファールの回数を制限した方が良いのではないかと考えます。なぜなら、ファールも本来の野球・ソフトボールであれば、ストライクにカウントされるものですし、ファールを何回も繰り返すことは、このゲーム特有の“無駄な時間が少ない”という利点に欠けてしまうと思うからです。ファールを3回やったらそのバッターはアウトになるというルールがあれば、大幅な時間短縮になると思いますし、また、バッターもこの一球をより慎重に打たなければいけないという集中力も上がると思います。一球ソフトボールがオリンピックの正式種目となるためには、野球・ソフトボールよりも、より競技しているすべての人が全力で走ったり、ボールを捕りに行ったり、打ったりする必要があります。内野手・外野手に頻繁にボールが飛ぶようになり、ナイスバッティングもナイスキャッチも多発します。野球・ソフトボールをプレーするときの「間」は大切ですし、そのまま生かしていくことも必要ですが、「間延び」しないようにルールを工夫することも今後野球・ソフトボール・日本式ティーボール・一球ソフトボールを世界に広めるために必要不可欠だと思います。今後の野球やソフトボール界を担っていくのは、我々若者たちであり、実際に自分たちでこのようにプレーしてみて、子供たちにもその面白さ・楽しさを伝えていくことが使命であると思います。誰でも「打てる楽しさ・点を決めれる楽しさ」を実感でき、インプレー中に選手が動き回れるこの「一球ベースボール」「一球ソフトボール」はもっともっと多くの人々が触れ合えるように、世に浸透させたいと改めて感じました。ソフトボール経験の有無に関わらず、全員が一球一球に対して真剣に集中してプレーできる楽しさがこの一球ソフトボールにはあると思いました。“無駄な時間短縮

“と得点が重なっていくところを観客は楽しむことができて、選手はこの一球に熱い思いをかけながらプレーをすることができて、普段の野球・ソフトボールとは違った興奮が味わえると思いました。


一球ソフトボール

ソフトボール部女子部2年 YI

一球ソフトボールをやってみて、まず素直に楽しかったです。野球・ソフトボール独特の間をなくしたことで、自分自身どう感じるのか最初は想像がつかなかったです。実際にプレーしてみると、ソフトボールとほぼ変わらないはずが、別種のスポーツをしているようでした。展開が非常に早く、行うこともシンプルであるため、わかりやすかったです。休んでいる人がいなかったことから、必ず誰にでも役割があったことがわかります。これは、他のスポーツにはあって、野球・ソフトボールにはなかった常に動いているを実現できているということでしょう。そして、もう一つ課題であった投手戦になってしまうことに関しても、一球ソフトボールでは両チームとも10点以上得点をとっています。一球しかチャンスがないことからバッターにとって打ちたいボールを選ぶという選択肢がなくなったため、積極性が上がり、両チームの打力アップに繋がったと考えます。ピッチャーに関しては、不利になりすぎないルールを決めるべきだと考えます。また、休みがないことから、ランナーでたくさん走った後にピッチャーでかなりの球数を投げなければいけなくなった場合、体力的に厳しい場面が出てきてしまいます。外野に関してもそうです。ランナーで走った後に、外野に多くのボールが飛んできたら、体力的に持たなくなってしまいます。特に、真夏にプレーすると熱中症の危険も出てくるため、バスケットボールのハーフタイムのように、例えば3回と6回の交代時に数分間の休憩時間を入れるなどして、選手の体力面での考慮も必要だと感じました。また、選手の途中交代制も従来のソフトボールのルールとは変えて、野手は交代回数を自由にすれば、いろんな選手が出場することができて面白いゲームになるのではないかと考えます。一方で、ピッチャーの交代制は従来のソフトボールと同じでいいと考えます。打撃戦をメインにしたスポーツであるため、自由にピッチャーが変わることを許可すると、投手戦になってしまう可能性があるため、野手のみの交代自由を適用してはどうかと思います。ルールに関して感じたことは以上です。プレーヤーとしては、ルールに関して改善点も見えましたが、一球ソフトボール、一球ベースボールはアグレッシブなスポーツであると感じます。今度は、逆に一球ソフトボール、一球ベースボールを見てみたいです。観客の視点からみた時にどう感じるのか知りたいです。選手みんなが動いていて面白いと感じるのか、もっと工夫したほうが良いと思うところが出てくるのか、プレーヤーとしてだけでは見えなかった発見があると思います。


一球ソフトボールをして

ソフトボール部女子部1年 KN

この度は一球ソフトボールという最先端の種目を実際にプレーする機会を 下さりありがとうございました。非常に貴重な経験ができました。実際にプレーをしてみて、一般的なソフトボールとは感じる緊張感や戦略、考慮するべき点にも違いがあると感じました。

試合展開が早く間がないためプレーに直接関わる機会が多く、加えてじっくりと考える時間もあまりありません。それがこの競技の意図であり、観戦する者の側からも息をつく間もないゲーム展開に魅力を感じる人も多くいるのだろうと実感しました。たとえベースボール型スポーツの経験がない人でも、ボールが飛び交い選手が走り回るグラウンドを見て退屈することは無いと思います。これはバスケットボールのルールに近いものがあると感じました。バスケットボールはそのスピード感とハイスコアなゲームが魅力です。以前はなかなかシュートが打たれず、ボールを持ったままの時間が長いロースコアの試合が多かったようですがファンの不満などもあり、攻撃側は8秒以内に自チームのコートから相手チームのコートまで運ばなければいけない8秒ルールや、チームがボールを得てから24秒以内にシュートをうたなければいけない24秒ルールができたという話を聞いたことがあります。これらのルールによってバスケットボールがさらに人気の競技になり、白熱した試合が多く行われています。スポーツには「する」、「みる」、「ささえる」の要素がありますが、「する」側だけでなく「みる」側にも愛されることはその競技振興にも繋がります。一球ソフトボールは誰もが「する」ことも「みる」ことも楽しむことができ、オリンピックなどのような国際的なスポーツの祭典でも主流となって人気を博すことも期待されます。

また、この種目の特徴として挙げられるのが、先にも述べたようにバスケットボールのようなハイスコアの試合です。一般的なものと違い点が入る頻度が高く、どこを重点的に抑えるのか守備側はメリハリをつけることが大切だと思いました。メリハリのないプレーをしてしまうとだらだらと試合が流れてしまうので、プレーヤーも指導者もその部分を意識すべきだと思います。体育の授業などの場で行われる場合、運動量の多いこの一球ソフトボールでは体力的な負担が大きくなることが懸念されるので、どこかのイニング間で戦略や反省をするコミュニケーションの場と称して身体を休める時間をとってもいいと思いました。しかしそれは競技を行うレベルや目的によっても変わってくると思うので、その時々によって適応すべきだと考えます。

今回初めて一球ソフトボールを行ってみて、スピード感や見応えのあるプレーが増えるなど、一般的なソフトボールとは違った魅力を感じることができました。それと同時に、普段は気づけないようなソフトボールの面白さにも注目できるようになりました。一球ソフトボールと一般的なソフトボールにはそれぞれの魅力があり、人によって様々な捉え方があると思います。そのことを相互に認識し、理解し高めあえる関係を作っていくべきだと思いました。今回の機会は、ソフトボール、そしてスポーツの無限の可能性を感じることができ、私にとっても貴重な経験になりました。


一球ソフトボール

                      ソフトボール部女子部1年 KC

一球ソフトボールをプレーしてみて、プレーしている選手全員に運動機会を与えることが出来る、また、選手全員が楽しむことが出来ると感じた。プレーをしている人は勿論、見ている人も楽しむことが出来る力が一球ソフトボールにあると感じた。ベースボール型競技は間を大切にしているスポーツであるため、体育で扱う競技としては非常に難しいが、日本式ティーボールによってベースボール型競技は、体育で扱うスポーツとして認められてきている。そして、これからはベースボール型競技がオリンピック種目としてあり続けるために一球ソフトボールをたくさんの人に知ってほしいと思った。すべての人に認めてもらえる競技となるために、細かい所までルールにこだわっていかなければならないと感じた。まず、プレーをしていて感じたことはピッチャーへの負担が重いということだ。また、ピッチャーだけでなく、打線が続いたときの守備者への負担も重い。ベースボール型競技は夏に大きな大会を控えているため、選手の健康も考え、7イニングゲームである場合、4回の裏に攻守ともに休憩の時間を作る必要があると感じた。また、外野フェンスにおいても工夫が必要であると感じた。経験者やプロの場合、ストライクゾーンにボールが集まるため、今までと同じフェンスの距離であるとホームランになってしまうリスクが高くなり、守備者の守備機会が減ってしまうため、フェンスの距離を対象者に合わせて工夫する必要があると感じた。ルールの面では、テンポよく試合を進めていくために、打者がファールを打つことが出来るのは二回までで三回目からはアウトにした方が良いと思った。そして、スポーツにおいての安全性の面では、全体的に交錯プレーが少なかったと感じた。交錯プレーが少なければ選手も安全にプレーすることが出来るため非常に良いと感じた。プレーを終えて、振り返ったときに、子供が一球ソフトボールのスピード感についてくることが出来るのだろうかと疑問に思った。一球ソフトボールをプレーするためには、しっかりとルールを理解する必要がある。ルールを理解できていないとテンポよく試合を進めることが出来ないため、一球ソフトボールの良さが軽減されてしまうのではないかと感じた。また、戦略としては、2アウトでランナーが詰まっている場合、打者が打ったら進塁、ボールで見逃しても進塁となるため、走者は盗塁スタートが出来るため、1ヒットで点を取ることが出来る確率を上げられることを発見することが出来た。一球ソフトボールをすることで、野手、打者ともに一球にかける集中力を高めることが出来るため、プレーをする人の技術力向上にもつなげることが出来る。これからベースボール型競技があり続けるために、一球ソフトボールをたくさんの人に知って欲しい。


1球ソフトボールを通して

ソフトボール部女子部1年 SH

1球ソフトボールを実際にプレーしてみて、今までに感じたことがないスピード感がありました。野球やソフトボールの魅力でありながら欠点とも言える間延びを取り除くことに成功したとても楽しいスポーツでしたが、いくつか気づいたことがあります。

まず、ファールが多くなるとランナーが戻る時間が必要になってしまうことや、バッターとバッテリーのみの動きとなってしまって野手が長時間止まるといったことが起きていました。そのため、3球ファールを打った時点で三振にするなど、回数に制限を設けてみてはどうかと思いました。そしてイニング間の交代もよりスムーズに行えると思います。ラストバッターがアウトになった瞬間から制限時間を定めて、その時間内に相手チームの先頭打者が入らなければならないといったルールを整備することも必要かと思いました。それと関連して、攻撃終了後キャッチャーは防具をつけなければならないため、出塁している場合は特に物理的に次の守備につくのが遅れてしまうことがありました。そのため、キャッチャーが塁に出ると別の選手がランナーとして出場する、または指名打者を充実させるなどした方が良いかもしれません。また、今回はフェンスがない状態で行ったことが原因ではありますが、外野を抜けるような打球があるとそれを追うことに時間を要してしまうこと、戻ってからプレーに集中できないということもありました。従来通り球場の大きさを規定し、あるいは少し狭くしてみてホームランがたくさん出るようにしても悪くないと思います。現在の形からはやや遠ざかってしまいますが、他の競技にならって野手、特に外野手の人数を減らしてみても面白いかもしれません。

ここまで改善しても良いと思った点を挙げてきましたが、1球フトボールには普段やっているソフトボールとはまた違った面白さがありました。守備をしているときには自分が未熟なこともあって、常より考える時間が足りないと感じますが、短い時間ですぐに判断を下さなければならないため、より頭をフル回転させました。また、満塁からスタートすることでヒットが出るたびにケースが変わり判断材料が増えて楽しかったです。そして何よりもいつもよりもたくさんヒットが出て試合が動いていたと思います。バッター、ピッチャー両者共に普通とは全く違った1球の重みだったと思いますが、その1球のうちの駆け引きが1つの大きな醍醐味となっていくのではないでしょうか。元より野球やソフトボールは考えるスポーツではありますが、バッターにも、バッテリーにも、そして野手にもさらに瞬間的思考の要素が強まることでより楽しめるのではないかと思います。

野球、ソフトボールは幼い頃に始められ、そして歳をとってもできるスポーツですが、1球になるとそのスピードゆえにそうはいかないでしょう。そのため、高い精神性を楽しむスポーツとしての意味でも今の形は今のまま残していけば良いと思います。私は現在の競技を観ているのもやっているのも大好きで楽しいです。しかし、これから先もオリンピック競技として続いていくことを考えると、1球ベースボール、1球ソフトボールは十分に魅力的だと思います。


一球ソフトボール感想

男子ソフトボール部 4年 N Y

先日実際に一球ソフトボールを経験した上で、以下の2つに焦点を当てて意見を述べさせて頂きます。

率直な感想

一球で場面が次々と変わるスピーディーな展開が、想像以上に面白かった。一球で勝負を決めなければならないという精神的な負担と常に何かしら動いているという肉体的な負担が非常に心地よかった。この感覚はプレーしている側だけでなく、観戦側にも十分に伝わると感じたため、オリンピック競技として盛り上がることが想像できた。また、一球ソフトボールは吉村先生が考案された早稲田メソッドに加わる新たな練習方法として取り入れるべきだと考えている。インカレまでに全員が小技の精度をあげなければならない中で、一球に対する集中力をあげる効果的な練習のひとつになる。先日は初めての試みだったこともあり、誰もバントやスラップにトライしていなかったが、一球で決めなければならない状況が強制的に作られるため、トライしてみるのも面白いと感じた。また、思考と時間の部分においても、投手はゾーンでいかにボールを動かし抑えるか、打者はそのボールをいかに打つかを深く考えることができる上に、7回行っても1時間以内に終わるため、非常に効率が良い。

今後の一球ソフトボール

先日吉村先生からオリンピック競技として認められるための大切な要素の一つとして、「間」があるということを教えて頂いた。時代の流れを考えても、ラグビーは7人制、バスケットボールは3人制、長い目で見ればバレーボールは6人制がうまれ、着実にスピーディーになり、一球に対する重みが自然と大きくなるように変化している。その中で、一球ソフトボールはまさに一球の重みが格段に増したベースボール型の球技であり、オリンピック競技に適している。さらに、一球ソフトボールを誰でもできるようにしたものがティーボールにあたるため、ティーボールの普及にもつながる。これは今までティーボールに携わってきた全ての人たちにとっても嬉しいことでもある。そのため、今後も所沢のグラウンドからティーボールや一球ソフトボールの発展に少しでも貢献できるように尽力していきたい。


ワンピッチ・ソフトボールの試合を体験した感想

男子部4年 T Y


はじめに
まず、このような貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございます。今回の体験で改めて、ティーボールを含め、他の大学や部活では体験することができないことを様々経験することができているのは吉村先生のご尽力があるからだと感じました。誠にありがとうございます。この経験を通して、一人間として成長できるように精進して参りますのでご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


ワンピッチ・ソフトボールを体験して
6/26に行ったワンピッチ・ソフトボールを体感し、今まで行ってきた野球とソフトボールとはまったく違う競技だと感じた。これから体験し、良かった点や改善点を述べたいと思う。ひたすら動いていて、止まっている選手がいなかったのが良かった点である。そして、従来のソフトボールと比べて、疲労度が高かった。疲労度が高い点に関して、オリンピックでプロ選手が行うと考えたら、連戦で行うのはどうなのか疑問に感じた。現在の野球やソフトボールのルールだと連戦が可能である。しかし、サッカーといった疲労度が高い種目は連戦が難しい。そのため、バスケットボールぐらいの程よい疲労感のルール作りを行えば、過密日程が可能でオリンピックに近づくと感じた。
具体的には、ハーフタイムを5分またはタイムアウトを導入するのが良いのではと感じた。

  1. 非常にテンポが良く、集中力が高いままプレーすることができる。そして、打席が多く回るのが良かった点である。この点に関して、テンポが良すぎるゆえに体力の消耗するスピードが早かった。これを改善するためには、守備専門の選手が1人・走塁専門の選手が1人・打撃専門の選手が1人、設けることで負担が少し減るのではないかと考えた。

    この2点以外に回数を重ねると生じる問題を考えた。

    粘る選手が多く出てくるのではないかと感じた。粘って球数を多く投げてしまうとスピード感が落ちてしまう。この問題を解決するためには、ファールは5球までもしくは、ファールゾーンに9人以外が1人を守ることができるが、ファールゾーンでしかプレーすることができないルールがあると良いと考えた。
  2. 得点が入り続けると守備の体力がどんどん減り、攻撃の体力が回復すると負の連鎖が生じてしまうと感じた。これを改善するためには、1イニング15分までと制限を決めた方がいいのではと考えた。そして、時間短縮のため1時間を超えてしまった場合は、このルールではタイブレークは実施できないので、促進ルールとしてアウトカウントを減らしたりするのが適しているのではないかと感じた。
  3. 2アウトで塁が埋まっている時は毎回、盗塁スタートを切ることで体力の消費が激しく、満塁の際はホームに向かって走り(捨て身の攻撃を行う可能性が出てきてしまう)、怪我のリスクが大きくなるのではないかと感じた。この点を考えたら、離塁についてはスローピッチのルールが最適なのではないかと感じた。

名前について

名前についてホームページに様々な候補が挙がっていましたが、私は「ファストベースボール」「ファストソフトボール」が一番いいと思いました。その理由は、シンプルかつ名前でどのような種目なのかが一番伝わるのが「ファスト」と感じました。

最後に
このワンピッチ・ソフトボールをよりオリンピックに近づくためには競技人口が多いクリケットの選手を巻き込むことが近道なのではないかと感じました。

そして、ワンピッチ・ソフトボールを数多く重ねることで問題点やルールの盲点が生じるため、多く体験する必要があると感じました。そして、疲労の面でデータを取ることでオリンピックにも繋がるのではないかと思いました。


一球ソフトボールの感想文

早稲田大学男子ソフトボール部4年 S K

 今回一球ソフトボールをやってみて感じたことは、とてもスピーディーで面白かった。今までにはない感覚というものがあった。普段の試合、実践形式での練習よりも一球に対する集中力が増したと感じた。ストライクゾーンに来たボールを一球で仕留める、その中で厳しいコースに来たらカットして粘ったり、しっかりとボール球は見逃したりと一球しか打席の中で来ないからこそ、考えることが普段の実践よりも少なくなり、集中力が増したと感じた。役割や、やらなくてはいけないことが明確になっており、頭の中がクリアな状態で打席に入ることができ、結果的に集中してプレーすることができた。普段の実践では一球ごとに状況やカウント、球種などさまざまな要素が変わっていくことによって生まれる「間」の中で考えて、プレーをしている。この「間」というものが他のスポーツにはなくて、野球・ソフトボールの楽しい部分でもあり、難しい部分であるということが今回の一球ソフトボールをプレーして感じた。

 しかし、この「間」というものが楽しくて、見ていてやっていて面白いと思って野球・ソフトボールをプレーしていたが、近年、メジャーリーグ機構が試合時間の長さが野球の人気の低下に影響を与えているということを研究結果として発表した。その結果、ワンポイントリリーフの禁止や延長13回以降はランナー2塁から始めるなどといった、試合に勝つための戦術やプレーしている選手の選手生命をも危ぶむような時間短縮案というのが出来上がってきている。近年、野球がホームランか三振かという見ていて面白くないと捉えられてしまうような時代に変わってきていることも野球人口減少に関わってきていると思うが、まずは野球は楽しい、素晴らしいスポーツであるということを理解してもらうために、一球ベースボール、ソフトボールまたは、ティーボールというものを行っていくことで野球・ソフトボール人口というのは増えると考える。


1球ソフトを体験してみて

男子部3年 AT

1球ソフトボールをやってみて、良かった点と改善点がいくつかありました。まずは、良かった点について挙げていきます。 

1つ目は「全員が1球に集中できた」という点です。この点に関しては「1球」という名の通り、打者も守備者も一プレーに対して1球のみの勝負となるため、必然的に集中力が高まっていました。

2つ目は「プレー以外の時間短縮」という点です。イニング間の投球練習が1球のみであることやボール回しを無くすこと、移動を全力疾走で行うことでよりスピーディーな試合展開にもつながったと思います。また、イニング間の時間がとても短いため準備をする時間が少なく、常に動いている状態でした。このことで、長距離走では得られない本当の意味での1試合を戦い抜く体力が求められました。これを続けていけば自分らは体力がつき、相手の準備時間を減らせるという意味でも良い点だと思いました。

3つ目は「状況やケースに応じた戦術を瞬時に考えなければならない」という点です。普段の実践であれば1打席に何球かチャンスがあるので、1球ずつ相手のポジショニングなどに合わせた攻撃ができますが、1球ソフトボールの場合打席に入る前に相手の状況やケースをすべて把握し、その上で自分のやるべきことを確立させていなければただ単に相手に合わせた攻撃しかできません。このことは守備でも同様のことが言え、次の1球でどのようなプレーが考えられるかであったり、またポジショニングなどの連携も含めて「短い言葉」で相手に伝えるための言葉選びだったりと全てにおいて思考を速めていく必要がありました。1球ソフトボールでこのことを繰り返していけば普段の試合では余裕を持ってプレーすることができますし、ピンチや自分たちが苦しい場面で瞬時に戦術を考えられると思います。

次に改善点を挙げていきます。

1つ目は「水分補給をする時間が無かった」という点です。先生が仰っていた通り、涼しい時期はできると思いますが、暑い時期になってくると熱中症になりかねないと感じました。オリンピックは7月・8月と猛暑との戦にもなります。7イニングぶっ通しではなく、3イニングあたりで他の競技のハーフタイムにあたる休憩を取り、再開するという方法が良いのではないでしょうか。

2つ目は「走塁が目立たない」という点です。これは主に盗塁をする場面が少ないということの影響ですが、満塁からイニングが始まることやカウント3-2ということでなかなか盗塁ができず、走塁で相手をかき乱すということが置きにくいのではないかと感じました。このことを考慮するのなら始まりのランナー配置を毎イニング変えてみるのが有効ではないかと思いました。もちろん、1球ソフトボールの醍醐味がこのことでなくなってしまってはいけないので、他のオリンピック種目同様に普通のソフトボールとは違って「投手と打者との対決で試合を楽しむ」という点においては現在のルールが一番当てはまるものであると思います。


1球ソフトボールの感想

男子部3年 O H

1球ソフトボールを体験した感想と拙いものであるが提案をして発展に貢献できるようなレポートにしたいと思います。

 まず、先日行われた一球ソフトボールは非常に楽しいものでした。展開が早く、考える時間が短い点が少し惜しいところではありますが、スピーディーでワクワクするものでした。結果として、31-18というベースボール型スポーツではなり得ないスコアになりました。昨今の流行として、展開の速さ、得点の多さが重視されているように感じます。サッカーのような1点ゲームではなく、アメフト、バスケのようなアメリカスポーツが好まれていると考えています。そういう意味で、速さと量が実現できたのはよかったと感じました。また、一人一人が活躍できる点も素晴らしく思います。満塁からスタートすることで誰しもがタイムリーヒットを打つことが出来ます。こうして目に見えて躍動している方がプレイヤー、観客共に楽しめるだろうと考えました。一方で守備側においても、もう少し活躍できる環境があれば良いなと感じたのも正直なところです。

 次に、プレーした経験と他のスポーツを参考に少し考えた結果、変更する点としてアイデアを上げていこうと思います。まず、ゲームのスタートが満塁であるのなぜでしょうか。すぐに点が入り、一方でいわゆる「満塁から点が入りにくい」状況から守備にとっても十分に勝負が出来るからということは思い浮かんびました。しかし、攻撃守備双方にとって様々な作戦が実行するには、一二塁からなどの方が柔軟性はあるようにも感じました。とはいえ、どの状態からのスタートも長所短所があるので、今後も検討の余地があると考えます。次に、これも疑問ですが、バントでファールになった場合はアウトでしょうか。イメージとしては、スイングした場合、ファールはもう一度リスタートだが、バントの場合はスリーバントのようにアウトになると考えました。ソフトボールの良さは小技、強打入り混じったテンポのいい攻撃に一端があると考えているので、もしソフトボールらしさ発揮するならば、バントファールもリスタートにした方が、打者にとってバントにトライするメリットがあるので良いのではないかと考えました。

 以上、1回だけではあるが、一球ソフトボールを体験し、考えたことで得た感想です。


1球ソフトボール感想

男子部3年 O G

 一球ソフトボールについて、私がプレーをしていて感じた点は2点ある。

 1点目は、吉村先生がおっしゃるように、全員が体を動かしており、状況も目まぐるしく変わるため非常に運動しているという気分になる。2ストライク3ボール、ランナー満塁から始まるため、1回ごとにプレーに関わらない選手がいない。打順がなかなか回ってこない下位打線はランナーとして、中位打線の選手はランコーや声かけとしてそれぞれに関わってくるため、常に参加している状態になる。ここからも、学校教育として「ティーボール」や「一球ソフトボール・一球ベースボール」が適していることがよくわかる。体を動かしていない時間がほとんどないので、必死になる、夢中にならざるを得ない。そのため、体育の授業が終わった後の子供達は体を動かした後の爽快感にご満悦であろう。サッカーやバスケットボールが学校で人気なのもこれが理由なのかもしれない。しかし、常に体を動かしているということは休憩している時間がないため、体力的には辛い部分がある。夏場に実施するときは水分補給や7回ではなく5回ほどにするなど、暑さに気をつけながらプレーする必要があるだろう。

 2点目は練習としても様々な面で非常に有効な練習であると感じた。バッター目線からこの練習の意味を考えてみると、一球に対する集中力というものが挙げられるだろう。ストライクならば打たなければならず、ボールならば見逃して1点に繋がる。ボールの見極めというのが非常に重要になってくる練習であるため、見極めるための目を養うためには非常に良いと感じた。また、ピッチャーとしてはボールを投げてしまうとフォアボールで1点、ストライクでも甘いコースに投げてしまうと簡単に打たれてしまう。そのためストライクゾーンで動かすということが必要になってくると思われる。この練習では動く球が要求されるためピッチャーにとって良い練習になるだろう。また、ピッチャーが動くボールを投げられるようになれば、バッターは質の高いボールを打つことになり、バッターにとってもさらに良い練習になるだろう。守備目線からだと、バッターがスイングする確率が高いため、常に準備しておく必要がある。また、ランナーも常にいるため次のプレーを考えておかなければならない。この練習では様々な場面が作られるためそれに対応することによって、実際の試合でも容易に対応することができる。今の早稲田の課題である対応力というものがこの練習では養うことができるだろう。さらに、ランナーも確実に点を取るために良い走塁というものが求められる。バッターが内野ゴロを打てば3塁ランナーが、外野へのヒットと打てば2塁ランナーは絶対に帰ってこなければならない。質の高い走塁を求めている早稲田にとってはこの練習は非常に適していると思われる。これらのように、「一球ソフトボール」から得られるものは多くある。

 上記の内容以外にもためになることは存在するだろう。人によって意識していることが違うため様々な学びがあると思われるが、そこも良い点だろう。人によって感じ方が違うということは、全ての人にとって学びのあるものだと考えられる。「一球ベースボール・一球ソフトボール」の普及ももちろんだが、練習にも積極的に取り入れていくべきだと思われる。


一球ソフト感想

3年 K R

先日、初めて1球ソフトボールを体験し、通常のソフトボールとはまったく異なっていることを強く実感した。そこで、私自身感じたこと、課題になったところを述べて行きたいと思う。

まず、通常のソフトボールとの大きな違いが、プレーの速さである。1球で打者交代、さらには早ければ3球で攻守交代になることから、今までに体感したことのない野球系の競技であった。特に私は外野手なので、攻守交代の際に全速力でベンチに戻らなければ、次の打席、攻撃に間に合わない。それを10回以上行うことから、通常の試合よりも体力の消耗が激しい。逆に体力が消耗されてから打席に立つことが多いので、その際に打つことが求められ、非常にレベルの高い試合になる。私はその際には結果を出すことが出来なかったので、それが今後の課題にもなった。課題としては、強い打球をいかに野手のいないところに飛ばすかということで、野手のいないところに狙い打ちする技術を今後上げていく必要がある。

次に難しかったのが、打者が1球のみしか各打席与えられないことである。私自身通常の打席であれば初球は狙い球のみしか手を出さないので、1球のみの場面だと、際どい球にも手を出す必要がある。しかし、これは2ストライクに追い込まれたときと同様の練習になり、追い込まれた後にどう対処していくかという面では、良い練習になる。初見の投手で追い込まれた中でも繋ぐバッティングをすることが出来れば、「繋ぐソフトボール」の技術がチーム全体で上がる。

少し話がずれるが、先生がおっしゃっていた1球ソフトボールをいずれはオリンピック競技に入れるという話が、実際に試合をやってみて確かに他の競技に対抗できる要素を持っていることを実感した。それは、全員が常に動いているということである。オリンピックの大体の競技は、各選手が常にその競技において動き、競い合っている状態にあり、野球系のスポーツはそれがなかなか出来ないことが課題ではあった。しかし、1球ソフトボールは常に全員が動いており、なおかつ試合のスピードも圧倒的に早いので、今後さらにこの競技が発展すれば、1球ソフトボールの良さ、長所を伝えていくことが出来ると考える。


1球ソフトボールをやってみて

男子部3年 SK

今回、一球ソフトボールを体験した率直な感想としては、非常に楽しかったです。普段のソフトボールと違い試合の展開が早く、次から次へとプレーが進んでいく感覚が新鮮で、非常に面白かったです。ストライクを投げてもボールを投げても一球でプレーが進んでいくので緊張感がありましたし、自ずと全員が一球に対して集中する環境が出来上がっているなと思いました。一球に対して集中していないと気づかないうちにプレーが進んでいってしまうので、プレーに対する集中力はかなり鍛えられると思いました。

投手はボール球が投げにくい状況で、どうしてもストライクゾーンの中で勝負をしなければいけません。その上で打者を抑えるためにはボールを動かす工夫をする必要があります。その工夫をすることでピッチングにさらなる磨きがかかり、投手の技術向上につながっていきます。対して打者は、ゾーンの中で動くボールを打たなければならないので、どうにかミートしようと努力する必要があります。投手が動かすボールを打つことで打力が上がり、良いバッターを抑えようとすることで投手の力も上がり、チーム内での相乗効果が生まれていくと思いました。

一球ソフトボールは展開が早いことから、考える時間や間がない競技だと思っていましたが、展開が早いからこそ、自分で作る必要があると感じました。例えば、打席に入る前や投球間のちょっとした時間、捕手が座ってサインを出すまでの時間などに、次はどんなプレーが起きるか、次のプレーで自分は何をするべきなのかを考えながらゲームに取り組む必要があります。普段より短い時間内で普段と同等以上の考えたプレーをしなければいけないので、集中力と同様に思考力も鍛えられると思いました。

今回、実際にプレーをした上で自分から提案させて頂きたいのが、ソフトボールのコンテンポラリーランナーのように、捕手が出塁をした際は代わりのランナーを置くというものです。通常のソフトボールでは2死からですが、一球ソフトボールではアウトカウント関係なしに交代することで準備の時間を作ることができ、円滑に試合が進むと思います。また、毎回0死満塁から始まるという競技特性から、1チーム13人以上の場合のみ、スターティングランナーという形で最初の満塁のランナーを固定してしまってもいいのではと思いました。これにより、ランナーに誰がつくのか等の確認が不要になりますし、スタメンで出られない選手が役割を得ることができます。さらには、スペシャルランナーという形で、毎回、どのタイミングでも代走として出場できる選手がいると面白いと思いました。攻守が苦手でも足が速ければこの選手になれますし、毎回代わる権利があるのでプレーヤーとして重要なポジションで輝くこともできます。選手同士で得意不得意を補うことも可能になるのではと思いました。


1球ソフトボールレポート

男子部3年 SR

今回1球ソフトボール(以下1球ソフト)をプレーして、将来1球ソフトが流行る、そんな予感がした。

プレーをした率直な感想としては、野球、ソフトボールに比べて非常に忙しい。野球型の競技は打順が回ってくるまでに8人分待ち時間が存在し、守備でもボールが飛んで来なければ十分な運動には程遠い。

しかし、一球ソフトは、そんなことはなく、常にコーチャーやランナーなどの役割があるし、守備もランナーが常にいることで頭を使うし、何より常に忙しない状況下にある。教育的観点で見ると、十分な運動が出来ず、体育の種目としてはあまり相応しくないと避けられがちな野球型であるが、これだと、十分な運動をすることができると感じた。

個人的な感想だと、常に3-2から始まるからこそ一球に集中できると感じた。選球眼を養う練習にはもってこいの練習である。自分は3-2からの出塁率が良くないという悩みがある。四球を取りにいくことばかりがチラつき、そろそろボールが来るのではと思い、甘いボールに手が出ないという悪循環に陥る。だからこそ、1球ソフトを練習に取り入れることで、選球眼を養い、その1球に集中することができる。また、守備も常に気を配る必要があるので、常に頭を使った練習をすることができる。

教育的観点から見ても、練習の一環として取り入れても、競技としてプレーしても非常におもしろい。今後のオリンピック競技の一つにするのも、実現可能な気がしてならない。

以下プレーを通して、良いと感じた点、改善すると更に良くなると感じた点を記述する。

<良い点>

  • 5.6点を取られた時に、野球型だと1イニングでひっくり返すのは容易ではないが、ノーアウト満塁から始まる為、多少点差がついたとしても諦めムードにならない。
  • 打者の攻め方はただ打つだけでなく、四球を狙いにいくカットをしても、バントを敢えてしてみても面白いと感じた。逆に、投手は大量失点覚悟の上の投球になるので、わざとボールを投げる打者がいても良いと感じた。
  • 投手への負担がどうしても大きくなりがちな野球型であるが、絶対的に投球数が減り、バントのダッシュもない分、肩や肘を壊すというスポーツ障害のリスクは減ると感じた。逆に野手、特に捕手は普段以上に忙しくなると感じた。

<改善しても良いと感じた点>

  • 攻守交代を1分以内にということで、攻撃が終わればすぐ守備につきイニング始まり、守備が終われば、すぐにランナーやコーチャーの準備に取り掛からなくてはならない。勿論スピーディーな試合は良いことだらけだが、前述の通り、投手負担の軽減だが、野手負担の増加の為、4回終了後には3分程度の休憩を取っても良いと感じた。
  • ノーアウト満塁から常に始まるが、1~3回は無死満塁

4.5回は無死2.3塁、6.7回は無死1.2塁にしてみる。

あるいは無死満塁が3回分、無死2.3塁が2回分、無死1.2塁分を両チームに与え、規定回数内ならば、いつ使っても良いなどとしたりして、ケースを多様化させても面白いと感じた。


一球ソフトボールレポート

男子部2年 A K

今回「一球ソフトボール」をやった感想として、まずとても集中力を要すると思った。一球で決まるということもあり、一球に対しての集中力がいつも以上にあったように思った。バッテリーは一球でどう抑えるか、バッターは一球でどう仕留めるかということを考えて、常にプレーするためだと思う。これはいつものソフトボールでも常に考えておかなければいけないことだと思うし、いつもの練習で取り入れることで、その力を養うこともできると思う。一球への集中力が増すことで勝負どころの攻防でも有利に立つことができるから、そういったところを踏まえても、いつもの練習でも取り組んでいくべきだと思う。

またいつもよりもかなりスピード感があると思った。一球で状況が変わるため、守備位置や配球なども変わってくるし、ランナーの動きも変わってくる。それぞれの動きを瞬時に判断しなければならないため、体も頭も動かすスピードがいつもよりも速かったと思う。それが理由なのか、時間的にはいつもの試合よりも短いはずなのに、体力消耗は激しかった。それは吉村先生が常々おっしゃっていた「常に動いていること」ができていたからだと思う。オリンピック競技にしていく上で、これは非常に重要だと思うし、身を持って感じることができたのはとても良かったと思う。

オリンピック競技になる可能性のあることを実験的とはいえ、経験することができてとても良かった。こういったことに携わることができたことはとても光栄なことである。早稲田大学ソフトボール部だからこその経験だと思うから、この経験を生かしていきたいと思う。

ベースボール型スポーツの発展に少しでも力になることができるように、これからもしっかりと活動していきたいと思う。ティーボールを始め、様々なことに関わることができていて、今しかできないことがあるから、それに全力で取り組んでいきたいと思う。そして東京オリンピックだけでなく、これからのオリンピックにベースボール型スポーツが採用されてほしい。


一球ソフトボール感想文

男子部2年 IK 

 私は今回一球ソフトボールをやってみて、新たな発見とこれから工夫できそうな点と大きく分けて3つの気付きがあった。

 まず1つ目の発見として、一球に対して全員で臨む姿勢が増しているように感じられた。普段のイニングや投手打ちなどの実戦では、多くの球が来るため全球に対して高い集中力で臨もうとはするが、どうしてもすべての球に最高の集中力で臨むのは難しい。それに加え、長時間となってくるとなおさら難しいことが考えられる。その点、一球ソフトボールでは男子部の場合、1時間から1時間半で終わるため、普段の実戦練習の中でもかなり短い時間でメニューを消化することができる。また、イニング等ではファールや見逃しなど、プレーが起きない場面が多くある。そうした場合、プレーに関与しない選手が出てくることになる。この点も全球に最高の集中で臨めない要因になりかねない。その点、一球ソフトボールでは投手が投じた一球に対して高い確率でプレーが起きやすくかつ、全員で臨む態勢がつくりやすい。このように、一球に対して全員が動く一球ソフトボールにおいてはワンプレーに対して全員で臨むことができる点で素晴らしいといえる。

 次に、正式に五輪競技への導入をめざす上で、炎天下でのプレーが余儀なくされる場面が考えられる。その点、1時間半程度で終わる一球ソフトボールでは短時間で試合を回すことができるので、夏場の炎天でも問題なく運営することができる。また、ほぼ野球やソフトボールのルールに準じているため、新競技とはいえ観客にもわかりやすく、親しみやすい競技となっているであろうと考えられる。一方で、現在の競技では問題としても挙げられている通り、炎天下でのプレーなど運営面で課題が残る現実がある。そうした意味でも一球ソフトボールの導入でそうした課題クリアの一助になれると考える。

 実際に一球ソフトボールをプレーしてみて、工夫できそうなところも見つかった。例えば、イニング間のインターバルである。主に捕手を中心に攻守交替のイニング間が短すぎて、かなり時間に追われてプレーしている印象を受けた。自分のテンポでプレーすることがより高い質の練習につながるため、その点、今回のインターバルは少し短く感じた。とはいえ、長すぎるのも本末転倒であるため、1分や2分など短い時間で設定しその中で、選手が各々間を取ったり、あえてゆっくりプレーしたりと工夫することで自分のプレーが出せると感じた。

 最後に、この一球ソフトボールは非常に五輪種目になるだけの価値があると感じた。これから先、実用化していく上での様々な課題をクリアしていくことでより五輪種目へブラッシュアップした形に洗練化することができると考える。また、練習としても一球への集中力を高められる有意義な練習として今後取り組んでいきたいと考える。


1球ソフトボールを行って

男子部2年 KH

 今回のレポートでは先日行った1球ソフトボールについて感じたこととこれからに向けた課題や改善点を述べる。また私は前の週に行われた女子部の1球ソフトボールの記録をとらせてもらったため、男子部と女子部の比較を交えながら述べる。まず初めに感じたことは普段行うソフトボールの試合よりも「きつい」ということであった。攻守の切り替えの時間が短くほとんど息がつけず、打席が遠い打順でもランナーになるので常に動き回らなければいけない。通常のソフトボールではプレーをしていない多くの時間があるが、1球ソフトボールは全員が常に動き回るため試合が終わった後はサッカーやバスケットボールのような疲労感があった。このルールであればオリンピックの競技として求められている常に全員が動いていることにより近い形になっていると感じた。

 次に1球ソフトボールの今後に向けた課題や改善点について述べる。1つ目は審判のコールについてである。後攻の最終回、審判のコールが遅く押し出しだと思った3塁ランナーが飛び出しアウトになってしまうというプレーがあった。このプレーは審判がこの試合においてボールの判定の時何もジェスチャーがなく発声だけでコールしていたこと、そしてこのプレーにおいて審判がストライクかボールか一瞬迷ったことが原因である。解決方法としては審判のボール判定のジェスチャーを決めることであると思う。女子の試合ではボールの時には左腕を斜め下に伸ばしていた。それに倣って審判はストライク時には右腕、ボール時は左腕しか動かしてはいけないということをルールに定める必要があると感じた。こうすることでどちらも動かしていなければ判定に迷っているということを示すことが出来る。

2つ目はインターバルの導入についてである。今回のように7イニングを休みなくプレーしていると相手との点差がわからなくなってくる。そこで私はインターバルとして現状の把握や飲水、休憩の時間をとり9イニングを3イニングずつ序盤、中盤、終盤に分ける3部制を提案したい。その理由としては現状の把握をすることや給水の時間が必要であることである。前後半ではなく3部制を挙げた理由は野球と同じ9イニングにすることで少しでも野球やソフトボールの要素を残すためである。私は考えてプレーすることがベースボール型の醍醐味である考えている。そのため少しの時間だけでも冷静に考える時間を作るべきであると感じた。

最後に私は1球ソフトボールにはまだまだ高められる部分が残っていると感じている。多くの人が1球ソフトボールをプレーし様々な意見を出し合い、将来のオリンピック競技にできるように完成度を高めていけたらよいと思う。


一球ソフトボール レポート

男子部2年 S K

今回の一球ソフトボールを体験して、これは実際のソフトボールにおいてもとても役に立つものであると思いました。まずは投手の面では常にランナー満塁の状況である上にボールを投げるとバッターを出塁させてしまうため、ストライクゾーンの中でいかに勝負するのかを鍛えることができると思います、また、実際のソフトボールの試合においては一点も与えられないような緊迫した場面でいかにバッターを抑えるのかという技術を練習できると思います。バッターの面ではボールをしっかり見送ることができれば出塁できる一方で、ストライクの場合は一球で仕留めなくてはならないので実際のソフトボールではエンドランといった一球で決める必要がある場面の練習になるのではないかと思いました。オリンピック競技に組み込む際に試合運営の面でさらにオリンピック委員会側のニーズに合わせるとしたら捕手が塁にでた際には実際のソフトボールの試合でも使われているテンポラリーランナーの制度を組みこむと良いと思いました、というのも実際に一球ソフトボールの試合をプレーして、試合時間をなるべく短くするために攻守交代を早く行っていたのですが、捕手が残塁しているときは捕手の装備をつけるのに時間がかかってしまって攻守交替の時間が伸びてしまっているように感じました、また、今のままだと捕手の負担がかなり大きいと思いました。個人の意見として通常の試合に出場する選手とは別枠でランナー専門の枠をつけると一球ソフトボールの独自性を付随させることができるとかんじました。さらにそのランナー枠を使える回数を一イニングで1,2回などに制限することで戦術的に深さが増し、観客にもそこが試合のポイントであると印象づけることができるので良いのではないでしょうか。最後に、この一球ソフトボールがオリンピック競技に採用されたら間違いなく野球、ソフトボールの競技人口拡大の一助になると信じています。


一球ソフトボールを行って

男子部2年 S K

一球ソフトボールは、一球で必ず試合が動くので通常のソフトボールとは違い、間延びをすることなく試合が展開されていきました。通常のソフトボールであると投手は、配球などをうまく活用をしながらバッターを抑えにいくので、守備者が何もしない時間帯が存在してしまいます。しかし、一球ソフトボールでは、投手が一球投球することで必ず守備者、打者、走者が動きます。なので、常に試合が動いているので間延びをすることなく試合全体が進んでいました。常に一球で試合が動くということは、守備者は必ず一球一球に集中しなければなりません。さらには満塁の場面であれば大量失点をしないように集中力をとても高く保っていなければならず、外野については、あまりボールが飛んでこないことがあったとしても内野のカバーを必ずしなければならないので、常に動き回らなければならない状況になります。次に打者に関しては、ストライクボールを必ず振らなければならず、投手はストライクを投げなければ出塁させることになってしまうので、高い確率でストライクが入ってきます。つまり、ストライクが多くなるということは、打者の打てる確率はとても高くなります。またボールを一球見逃すことでも出塁することが可能であるので、打者は選球眼も磨くことができます。走者に関しては、点数が大きく動く一球ソフトボールにおいてとても重要な役割を担っており、走者は常に打者が打った打球に集中しなければなりません。一球ソフトボールは、点数が大きく動くので、走者の一つのミスで相手との点数が大きく開いてしまいます。なので、走者は一球で全てが動く試合の中で、常にホームに帰ることを考えなければならず、走力の向上に繋がると思いました。最後に、投手に関してですが、投手は通常のソフトボールでの配球を使うことができず、常に自分の投げる一球でストライクを必ず打ちにくる打者をどう抑えれば良いのかを考える必要がありました。この一球で抑えるという考えは通常のソフトボールではあまり持っておらず、配球の中でどう抑えるのかを考えていたので通常とはまた違った視点で、投球について見ることができました。また、自分の挑戦したいボールを投げる際には、塁が空いている状態であれば押し出しすることがないので、こういった視点も試合が終わった後に気がつくことができたので、通常のソフトボールでも余裕を持った考えをすることができるようにしなければならないなと学習することができました。

以上が一球ソフトボールを行なっての感想ですが、まとめると一球ソフトボールは、フィールドにいる全員の選手が、毎球投手から投じられる一球に対して全力で集中することができ、通常のソフトボールを行なっている中では気付くことのできないことにも気がつくことができるので、今後の練習にも取り入れ守備者、打者、走者、投手の成長に繋げることができると思いました。また、一球ソフトボールは本当に間延びをせず、一球で試合やフィールドの選手全員が動くので、オリンピック種目になるためフィールドの全員が常に動いていなければならないという条件は一つクリアできるのではないかと思いました。今後、この一球ソフトボールが日本全国さらには世界に広がり野球やソフトボールの人口が増え、オリンピックの種目になることができれば良いなと思いました。


1球ソフトボールレポート

男子部2年 Y Y

今回、1球ソフトボールをやってみて、思ったことが3点ほどある。

第一に、1球ソフトボールは競技としても練習メニューとしてもとても価値のあるものだと思った。野球やソフトボールの他の球技との大きな違いはイニング間の攻守交代の時間という試合結果に一切関わらない時間があることだ。特に、プロや社会人などレベルが高くなるほどその時間は長くなる。この時間が観客にとっては退屈で無駄な時間に感じられる。攻撃と守備が明確に分かれているというベースボール型球技の魅力が裏目に出てしまっているのだ。一方、1球ソフトボールではイニング間の投球練習が各回1球であり、攻守交代がスピーディーになる。今回は投球練習中に野手がキャッチボールを行っていたが、攻守交代をさらにスピーディーにするために投球練習間の野手のキャッチボールも禁止にしてもいいと思う。また、普通の野球・ソフトボールではボールや見逃しストライクなどがあり、観客は間延びしているような印象を受ける。一方で、1球ソフトボールでは1球ごとに結果が出て、多くの選手が動くため、観客は見ていて楽しくなるだろう。

さらに、部活動などの練習メニューとしてもとても充実したものになる。ピッチャーはいかにゾーン内でボールを動かすか、バッターはその中でストライク、ボールを見極め1球で仕留めるかというように、攻守共に1球に対する集中力を磨く良い練習になる。また、投手はあまり多くの球数を投じずに多くの打者と対戦することができる。このようなことからも、1球ソフトボールは学生野球の父と言われている飛田穂州さんの唱えた「一球入魂」の考えを反映しており、とてもベースボール型球技の本質を捉えていると思う。

次に、離塁やワイルドピッチなどの細かいルールについてだ。男子が試合している時に、木村さんから吉村先生に盗塁についての質問があったり、女子の試合ではキャッチャーが後ろに逸らしているにもかかわらずランナーが進塁せずに試合を続行していたりした。離塁や捕逸などによる進塁は、試合をファストピッチで行うならば、通常の競技と同様のルールで進めるべきだと思う。スローピッチのようにボールとバットが当たってから離塁するというルールにすると、野球、ソフトボールの醍醐味のひとつであるランナー2塁でのヒットやランナー3塁での内野ゴロによる本塁生還時のクロスプレーがなくなってしまう。また、チェンジアップやワンバウンドでの進塁といったアグレッシブな走塁やそれに伴う攻守の駆け引きも見られなくなってしまい、野球、ソフトボールの面白さが半減してしまうだろう。

最後に、1球ソフトボールは学校体育の教材としても優れていると思う。今回の1球ソフトボールでは男女共に7イニング試合をしてどちらも試合時間は1時間未満であった。学校教育の授業の1時間という限られた時間でもすべての生徒が、多くのプレーする機会を持つことができる。

これらのことから、1球ソフトボールはプロから学校教育まであらゆるレベルで価値のあるものであるということができる。


一球ソフトボールをプレーして

男子部2年 NY

本レポートでは、一球ソフトボールをプレーして感じたことを踏まえて一球ベースボール・ソフトボールの特徴を整理し、そのうえでオリンピック競技候補としてのこの競技の長所について述べる。

プレーして感じた一球ソフトボールの特徴は、大きく二点である。

第一の特徴は、グラウンドにいるすべてのプレーヤーが、何らかの形で常にプレーに関わり続け、動き続けていることである。一球ソフトボールでは一打席の球数が減り、打球が野手に飛ぶサイクルが短く、一試合の中でグラウンドにいるプレーヤー全員が動く時間の割合が相対的に高い。また、ランナーとして攻撃に関わるプレーヤー数も従来のソフトボールに比べて多い。第二の特徴は、試合時間が7回で一時間弱と短い点である。従来のソフトボールでは野手を中心に「待つ時間」が多いが、一球ベースボール・ソフトボールではその時間が少ない。

以上二点がプレーを通して感じた一球ベースボール・ソフトボールの特徴である。これらの特徴はオリンピック競技として野球・ソフトボールを検討するうえでの長所になるだろう。

加えて、商業的観点から見ても、一球ベースボール・ソフトボールは効果的である。試合時間が短いため間延びする可能性が低いからだ。さらに従来の野球・ソフトよりも点が入りやすいため試合の決着がつきやすく、延長戦などで試合時間ひいてはテレビなどでの試合中継時間が変動する可能性も低いからだ。このような性質はスポンサーにとってプラスになりうるため、オリンピック競技としての一球ベースボール・ソフトボールの価値を高める要素になるだろう。

近年のオリンピックでは従来の野球・ソフトボールは敬遠されている。しかし、一球ベースボール・ソフトボールなら従来の野球・ソフトボールが抱えるこれらの課題を解決できるのである。


一球ソフトボールを体験してみて

男子部1年 I T

私は今回初めて一球ソフトボールをプレイした感想やプレイしてソフトボールに活かせることについて述べたいと思います。

まず投手としてプレイして感じたことが大きく三つありました。一つ目は球の変化量についてです。投手は一球しか猶予が与えられてないため、いかにストライクゾーンで変化球を変化させて打者を打ち取ることができるかが大切であると感じました。やはり変化球があまり変化せず甘い高さに投げてしまうと簡単に打たれてしまい先頭打者であったらランナーが満塁のため点数が多く入れられてしまいました。 二つ目は配球についてです。スコアリングポジションや点差と打順によって配球を変えることができます。ソフトボールでももちろんこの理論は同じですが一球ソフトボールは一球で打者やランナーと駆け引きしなければならないため、一味違った配球の奥深さがあると感じました。例えば先頭打者が三塁打を打った場合に走者はいっきに生還し一、二塁が空きます。すると次の打者にはボール球で勝負して歩かせてその次の打者と勝負することができます。他にもランナーの足の速さや相手と駆け引きできることが多いことに気づくことができました。 最後に自分の間で投げることが大切だと感じました。私はスピーディな試合を展開するために焦って投げていましたが、一球しか操れない状況で余裕がなく投げていては打者のペースになってしまい自分を自分で追い込んでしまいました。投球の間を作ることによって自分のペースで試合を運ぶことができ打者も投手に対応しにくくなります。

一方、これらに対して打者はバントの成功確率が低い選手が多いためヒッティングしてくることが多いことや、守備では野手のエラーが多く目立った今回のゲームからわかるようにいかにエラーを無くし確実にアウトを取れるかが大切であることも感じました。

次にこの感想を基に、一球ソフトボールをすることで投手・打者・守備の観点からプレイに活かせることについて述べたいと思います。まず投手としましては吉村先生がよくおっしゃる通りにストライクゾーンで球を動かし打者を抑える能力が養うことができ、球数を少なく打者を抑えることが容易になります。打者の観点から、一球ソフトボールでは投手が積極的にストライクを投げてくることがわかっているため、ストライクボールを強く振り切りヒットにできる能力を養うことができます。守備はランナーを背負った場面での守備位置が著しく変わるため、ケースバイケースでの瞬時の判断力がつきます。

 最後に、明日から当たり前にソフトボールができないかもしれません。私はそんな中でプレイできるこの環境に感謝して一球一球を大切にしてその一球をプレイヤー全員が集中しているこの幸せな状況を噛み締めて日々大切に過ごしていきたいです。


一球ソフトボール感想

男子部1年 H R

今回、一球ソフトボールを体験した率直な感想としては、非常に楽しかったです。普段のソフトボールと違い試合の展開が早く、次から次へとプレーが進んでいく感覚が新鮮で、非常に面白かったです。ストライクを投げてもボールを投げても一球でプレーが進んでいくので緊張感がありましたし、自ずと全員が一球に対して集中する環境が出来上がっているなと思いました。一球に対して集中していないと気づかないうちにプレーが進んでいってしまうので、プレーに対する集中力はかなり鍛えられると思いました。

投手はボール球が投げにくい状況で、どうしてもストライクゾーンの中で勝負をしなければいけません。その上で打者を抑えるためにはボールを動かす工夫をする必要があります。その工夫をすることでピッチングにさらなる磨きがかかり、投手の技術向上につながっていきます。対して打者は、ゾーンの中で動くボールを打たなければならないので、どうにかミートしようと努力する必要があります。投手が動かすボールを打つことで打力が上がり、良いバッターを抑えようとすることで投手の力も上がり、チーム内での相乗効果が生まれていくと思いました。

一球ソフトボールは展開が早いことから、考える時間や間がない競技だと思っていましたが、展開が早いからこそ、自分で作る必要があると感じました。例えば、打席に入る前や投球間のちょっとした時間、捕手が座ってサインを出すまでの時間などに、次はどんなプレーが起きるか、次のプレーで自分は何をするべきなのかを考えながらゲームに取り組む必要があります。普段より短い時間内で普段と同等以上の考えたプレーをしなければいけないので、集中力と同様に思考力も鍛えられると思いました。

今回、実際にプレーをした上で自分から提案させて頂きたいのが、ソフトボールのコンテンポラリーランナーのように、捕手が出塁をした際は代わりのランナーを置くというものです。通常のソフトボールでは2死からですが、一球ソフトボールではアウトカウント関係なしに交代することで準備の時間を作ることができ、円滑に試合が進むと思います。また、毎回0死満塁から始まるという競技特性から、1チーム13人以上の場合のみ、スターティングランナーという形で最初の満塁のランナーを固定してしまってもいいのではと思いました。これにより、ランナーに誰がつくのか等の確認が不要になりますし、スタメンで出られない選手が役割を得ることができます。さらには、スペシャルランナーという形で、毎回、どのタイミングでも代走として出場できる選手がいると面白いと思いました。攻守が苦手でも足が速ければこの選手になれますし、毎回代わる権利があるのでプレーヤーとして重要なポジションで輝くこともできます。選手同士で得意不得意を補うことも可能になるのではと思いました。


一球ソフトボールを行って

男子部1年 H K

 吉村先生が仰っていたように全員が動くため、退屈する人が出ることがないいいスポーツだと思った。一球で終わるため集中力が切れることがないし長くないから飽きることもない。守っていた時に感じたことは、三振や浅いフライはとても助かる。ノーアウト満塁という場面でアウトを一つ簡単に取ることができるのはとても楽になる。一球ソフトボールを行って強いゴロを打つ大切さを改めて実感することができた。相手がやられて嫌なことを多くやることができたら大量得点が入る。頭を使うことが大切なゲームだと感じた。例えば、ツーストライクスタートなのにバントをしてきたらサードを守っている身からすればとても嫌だ。それをできるようになるには頭の良さと技術が必要になる。バントを一発で決めることができる人が増えていけば強いチームになっていくのではないだろうか。ピッチャーはスリーツーからのスタートでストライクゾーンに投げなければいけない中で、バッターはもう少し打たなければいけないと思う。バッターが有利な状況であるにもかかわらず意味のないフライや三振は勿体無いことであるからピッチャーをもっと苦しめることができるようにならないといけない

 早いペースでやるため、途中で給水タイムが欲しい。時間を作ることで作戦会議兼休憩をすることができ、もっと頭を使ったプレーができるのではないだろうか。あと、満塁からスタートだと点が入りすぎてしまうから一、二塁からのスタートでいいのではないだろうか。点が入りすぎることで時間が長引いてしまうことがあるかもしれない。それか、回によってシチュエーションを変えることでプレーする人や見ている人を飽きさせることがないようにするのもいいかもしれない。先生を目指している立場でこのような経験ができて本当によかった。この経験をこの先で生かしていきたいと思うし、好きなベースボール型がなくならないように尽力していきたい。大切なことは野球はノーノーから始めなければいけないというような固定観念を取っ払って、頭を柔軟にして物事を考えることだ。一つのことに捉われず、色々なことにチャレンジしていきたい。


1球ソフトボールをやってみて

ソフトボール部女子部3年 SY

 1球ソフトボールを実際に行い、終わってみて最初に疲労感を感じました。1時間弱で試合を終えましたが、その間足を止めた時間はほとんどありませんでした。9人全員がそれぞれ攻撃中は、ランナー、ランナーコーチ、バッター、ネクストバッターと役割があり、守備中も初球で打球が飛んでくる確率が高いと思うと、全く集中力を欠くことができませんでした。今までこのようなテンポの速いソフトボールをした経験がなかったので、新鮮で活気のある試合展開がとても楽しかったです。また、先生がよくおっしゃる「その一球に集中する、魂をこめる」ことがいかに重要か、1球ソフトボールを通して改めて分かりました。

このようにプレーする側にとっての1球ソフトボールの魅力にたくさん気付きました。1つ目は、打席数がたくさん回ってくることで、1試合でバットを振る回数が多くなるのはもちろん、今回は1チーム9人しかいなかったですが選手交代を1試合の中で多くできることでたくさんの選手が試合に出るチャンスがある点です。2つ目は、点が頻繁に入ることで何度も流れを作ることができる点です。試合が停滞することがないと、こんなにもベンチが盛り上がるのか、と感じました。3つ目は、ピッチャーの負担が軽減する点です。1球目にストライクを入れる、またはボール球を振らせるという2択しかない点で精神的な負担は大きいと思いますが、1試合で身体にかかる負担は確実に少なく、連戦での疲労による怪我を減らせると感じました。4つ目は難しいプレーが減る点です。配球の組み立てを考える必要が減ること、満塁から始めることでフォースプレーが多いこと、バッターの迷いが減ること、盗塁やピックオフが減ることなどから、単純なプレーが多く、野球・ソフトボールを始めたばかりの人も楽しめると思いました。

 プレーする側のみならず、見る側にとっての1球ソフトボールの魅力も分かりました。1つ目は見ていて飽きない点です。1時間前後という短い間に点が多く入り、様々な試合展開を見ることができる、効率の良い、密度の濃い試合は球技の中でいうネット型競技のようなおもしろさも含まれていると感じました。2つ目は、初めて試合を見た人も楽しめる点です。これはプレー面で挙げた理由と同じような理由です。私たちはオリンピックになると、普段は全く見ないような競技も自国を応援するために見ることが多いと思います。このようにはじめて見る競技に面白さを感じたところから、それぞれの競技のリーグを見たり競技を実際に始めたりします。オリンピックやW杯のようなビッグイベントは、そのスポーツを知る導入剤に成り得ます。ここから、ベースボール型の世界的普及には、はじめて見る人の心を動かすことがとても重要になってくると考え、これが1球ベースボール、1球ソフトボールの存在意義だと思います。

 今回実際に試合を行い、いくつかルールを変えたり追加したりしても良いのではないかと思った点がありました。1つ目は個人的な反省点から思ったことなのですが、フォアボールの上限同様、ファールの上限を決めても良いのではないかと感じました。私は今回ファールをたくさん打って、結果フォアボールというケースが3回ほどありました。これではテンポも悪くなり、ピッチャーに対しても不公平であったので、何回ファールを打ったらバッターアウトというルールを作るべきだと思いました。2つ目は満塁から始めることに関してです。満塁から始めるメリットは試合を通じてとてもよく分かったのですが、一方で守備側は点を入れさせないことよりも、アウトを早く稼ぐことに集中して外野のタッチアップくらいでしかホームを狙っていないように見えました。これは満塁制度をやめるべきということではなく、野手がホームで刺す意識を持たせるための策を作っても良いのではないかと感じました。

 この1球ソフトボール、1球ベースボールをぜひオリンピックで見てみたいと思いました。

一球ソフトボール感想

ソフトボール部女子部3年 TS

「1球ソフトボール」をやってみて、率直に運動量やリズムが通常のベースボール・ソフトボールとは全く異なると感じました。「間」を大切に、ゲームのリズムが重要かつ特徴的な野球・ソフトボール競技において、2ストライクと3ボールが存在しているものをあえて1球に絞ることでこんなにも違ったものになるのかと衝撃を受けました。実際に7回のゲームを行ってみて、私自身の力不足で間延びしてしまった部分があり本当に申し訳なかったのですが、投手の力量次第ではもっと効率よくテンポ良くゲームが進み、全員が常に動いているゲームになると思いました。

これまで投手としての自分よりも野手としての自分を優先してきていたため、ゲームで重要な投手を任されて、これまでの取り組みの甘さと自分自身の実力不足を痛感しました。それとともに、改めてベースボール型競技における投手の重要さを感じました。チームスポーツにおいて野球・ソフトボールの投手以上に個人の力がチームの勝敗に影響する競技は他に無いと改めて感じました。「1球ソフトボール」においては通常のソフトボール と同様に、あるいはそれ以上に投手の存在が大きなものになるのではないかと思いました。

実際にゲームに参加してみて、今後工夫できる点をいくつか考えてみました。まず一つ目はファウルボールの数に上限をつけることです。今回のゲームでもファウルボールが何球も続いて間延びしている場面がいくつかみられました。 3球ファウルボールで三振扱いにするなどの工夫を行うことで余分な間が無くなり、テンポよくゲームが進むのでは無いかと思いました。2つ目はキャッチャーに対してのテンポラリーランナーを必須にすることです。今回のゲームでも、どうしてもレガースを装着する時間がかかってしまい攻守交代が長くなってしまっていたので必須にすることによってそこは改善できるのではないかと思いました。3つ目としては、それぞれの競技する対象の年齢やレベルに合わせて、フォアボールの上限を設定しても良いのではないかと感じました。

 今回おそらく世界で初めての「1球ソフトボール」を行うことができてとても光栄に思います。1球でどんどんゲームが動く新しい野球・ソフトボールでは、いいバッティングもいい守備もたくさん生まれとても盛り上がるゲームになると思います。時間がかかったり、技量の差が大きく目立ちやすい野球・ソフトボール競技は年齢を重ねるにつれて、なかなか新しく始めたり、初心者がプレーしやすいスポーツとは言えません。しかし、ティーボールやどかてんなど、野球・ソフトボールの基礎となるゲームを普及していくことで、気軽にベースボール型競技に関わる機会を設けることができるので、最終的に野球・ソフトボールの発展につながるのでは無いかと感じました。

 オリンピックの正式種目として、野球・ソフトボールが定着するために、「1球ソフトボール・ベースボール」の要素は少なからず必要であると今回実際にプレーしてみて感じました。世界で初めてそのゲームを実践したひとりとして、今後野球・ソフトボール競技の普及にも携わっていきたいと思います。常に動きのある野球・ソフトボール競技は、「する側」のみならず「見る側」も存分に楽しめます。ルールの工夫を行って改良していき、より動きのあるものにしていくことで全国的、世界的に広がり、野球・ソフトボールがオリンピックの正式種目になる未来が見えてくるのではないかと感じました。

一球ソフトボール感想

ソフトボール部女子部3年 WK

初めて「一球ソフトボール」を行なってみて率直に、普段のソフトボールよりもすごく疲れました。これは、打席数が多いこと、打てなくてもランナーをする機会が与えられていること、一球で試合が動くために、試合展開が早かったことが、理由として考えられると思いました。一方で、より多くの人が楽しむことができたのではないかと、個人的には思っています。野球やソフトボールでは、ポジションによってはボールが一球も飛んでこないことがあります。また、ヒットが打てず、塁上に立てない日もあります。ボールが飛んでこなくても守備位置を工夫するなど、目には見えないかもしれませんが、試合に携わってるのは事実です。しかし、野球やソフトボールにあまり詳しくない人には、そのような目に見えない動きは伝わりにくいですし、その面白さを理解するのも難しいと考えられます。「一球ソフトボール」では、目に見える動きが多く、全ての人にグラウンドで動き回る機会が保障されているため、初心者から運動が苦手な人までもが楽しむことができる競技になると思いました。今回の試合を通して、まだまだルールに工夫の余地があるのではないかと思ったため、私なりに2つのルールについて考えてみたいと思います。

 まず一つ目は、ファールの回数に制限を設けることです。試合時間を短くし、よりスムーズな試合展開を目指す観点から考えました。打者がファールばかり打ってしまうと、なかなか試合が前に進みません。実際に私も、毎回の打席でファールを多く打ってしまい、試合の進行を妨げてしまっているような気がしました。そのため3回ファールを打った場合、打者はアウトになることも一つの案としてありなのではないかと思います。野球やソフトボールではスリーストライクでアウトになることを踏まえ、ファールは3回までがよいのではないかと思いました。一球で打ち取るのが難しいようなレベルが高いバッターには、あえてファールを3回打たせて打ちとる配球なども考えることができます。適度なテンポを保ちながら、野球やソフトボールの醍醐味でもある配球という文化も残したいと思い、この案を考えました。

 もう一つは、ピッチャーがボールを投げることで、ランナーが無条件に一塁に進む回数に制限を設けることです。ボール球を合計で7回投げた場合、ピッチャーは交代しなければならいというのを一つの案として考えました。ボールばかりでは、試合に動きがないですし、見てる側も飽きてしまいます。打者が打つことで試合が動くほうが、試合そのものが盛り上がりますし、見てる側を興奮させることもできると思います。1イニングにつき一回はボール球を投げてしまうこともあると思い、7イニング想定で、1試合につき合計7球までと考えました。

 以上2つの案は、実際にやってみた私個人の感想で、人それぞれ感じ方はそれぞれだと思います。だからこそ、いろんな人のアイディアを集結させて、よりよい案を生み出すことができれば、「一球ソフトボール」がよりよい競技になっていくと思います。将来ソフトボールや野球ではなく、この「一球ソフトボール」が世界中に広まり、オリンピックの正式種目になる日が来た時、私たちは初めて一球ソフトボールを行ったプレイヤーとなります。そんな歴史的瞬間に立ち会っていたかと思うと、期待と喜びで胸が躍ります。時代の変化に伴い、様々な競技が変遷を遂げてきました。過去の方式の競技よりも新たなスタイルの競技の方が、世界中に浸透しているものもあります。ソフトボールや野球が後世に生き残るためにも、変革が迫られていると思います。アジア人や欧米人など、人種に関係なく楽しんでもらうためには、見てて飽きない、誰もが熱くなれる競技である必要があります。そのためには、間延びしない、テンポの良さも重要になると感じました。この「一球ソフトボール」が世界的な生涯スポーツとなるように、これから何度も試合を行うことでルールが改善され、競技としての質が高まっていくのが楽しみです。

一球ソフトボールをやってみて

ソフトボール部女子部2年 KM

私が一球ソフトボールをやってみて感じたことは、全体的にソフトボールとのスピード感の違いです。ファールになる以外、一球で投手と打者の勝負が決まるため、試合の展開がすごく早く感じました。一球一球、野手やランナーなどダイヤモンドの中にいる全員が動くので、状況判断が難しい場面もありましたが、とにかく常に動いている感覚でした。

攻撃側の時には、ノーアウト満塁のチャンスから始まるため、打って点がとれると嬉しかったです。また、全員に活躍できる機会が平等にあるので、1人だけが目立つのではなく、チーム全員で点をとるという意識を持つことができました。実際にチャンスが多い分、盛り上がることもでき、全員が繋いで点をとることで、チームプレーの楽しさも感じました。一球勝負であるため、個人的には1打席1打席にすごく集中でき、一振りで仕留めたいという気持ちを強くもてました。ソフトボールでは、打てる球を選ぶのについ消極的になってしまう場面もありますが、一球ソフトボールはボール球を見逃し、ストライクは必ず打たなければならないという状況にあるため一球に対する集中力を高めることができました。このような初球から打ちにいこうとする姿勢はソフトボールにも活かせると思いました。

守備側の時には、とにかく相手の打撃を抑えるのに必死でしたが、なかなか収まらずエラーが続くと勢いは止まらなくなり、攻撃側のチームにおされてしまう感じがありました。ただ、ソフトボールはバッテリーを中心に守りますが、一球ソフトボールではバッテリーだけでなく、全員で守ろうという意識を持つことができました。だからこそ、投手が打たれても野手がミスしても全員で補っていけるようなチーム力が大事になると思いました。

間延びしてしまった点として、ファールボールが続いた時、守備者がだらけてしまう感じがありました。また、そこからピッチャーが連続してストライクを入らなくなり、フォアボールを連発してしまう場面もあったので、ファールボールやフォアボールの数に制限をつけて一球ソフトボールの魅力である間を無くすために規制を設けても良いのではないかと考えました。反省として、自分たち自身も間の時間を無くすために、攻守交替の時間を短くしてすぐにプレーを開始できるように心がけるべきでした。

一球ソフトボールでは、それぞれのプレーごとに全員が動くので、ソフトボールより体力的にはきつい面もありますが、このスピード感の中で打つだけでなく、様々な戦略を考えるなど競技者も工夫すれば、観ている人をさらに楽しませることができると思いました。

ソフトボールの良さも残しながら、一球ソフトボールにしかない魅力を追求していくことで、誰もが楽しめて、真剣に取り組める競技になると思いました。

「一球ソフトボール」

ソフトボール部女子部2年 SR

私は一球ソフトボールというのを実際にしたのは今回が初めてでした。大学に入り、一球ソフトボールというのを知り、何となくイメージはしていたものの実際にするとどのようなゲームになるのか想像がつきませんでした。ですが、何となく頭の中では全員が動き、暇な時間がないという予想はしていました。そして、実際にゲームしたところ全員が休む時間がなく、動き回るという事です。私はオリンピック種目に野球やソフトボールが導入されないのは全員が動く時間が少なく世界的にみても魅力がやや欠けているところなのかと思いました。水泳や陸上、卓球やテニスなどのオリンピック種目に入っているスポーツは全員が動き、躍動感のある魅力的な部分が多いと思いました。それに比べて、野球やソフトボールは止まっている選手が多く、時間がとても長いという事です。その二つの種目をオリンピック競技に復活させるためにはこの「一球ソフトボール」がとても重要で魅力的なスポーツだと思いました。実際にしてみて、ピッチャーは必ずストライク(打つ)を投げなければファーボールになってしまいますし、逆に甘いボールを投げてしまえば打たれてしまいます。一球の重みというものをとても投手陣は感じることができると思いました。そして、バッターはストライクは必ず打たなければ即、見逃し三振になってしまいます。また、ボール球に手を出してしまえばそれも三振になります。投手にもバッターにもとてもプレッシャーのかかったゲームになり、見ている人からしても飽きないのと、わくわく感が滲み出ると思いました。世界的な話になると、私達ソフトボーラーが現時点のソフトボールを見ていても楽しいと思います。ですが、ソフトボールを全くしたことのない世界の人々がルールも分からないのに楽しいと思かといえばそうではないと思います。誰もが見ても飽きない、簡単なルールであるからこそオリンピック種目に入れると思います。誰でもできるスポーツ出ないと中々競技人口が増えることは今後ないのかなと、実際に一球ソフトボールをして今のしているソフトボールと比べてみて感じました。今年はオリンピック種目に選ばれましたが、今後ソフトボールが発展していない国でオリンピックが開催されるとなると必ずと言っていい程オリンピック種目に選ばれることは不可能だと思います。だからこそ、今世界に浸透しているティーボールを更に世界に広め続け、一球ベースボール、一球ソフトボールを知ってもらいたいと思いました。今自分ができることを考えていきたいと思っています。

一球ソフトボール感想

ソフトボール部女子部2年 NM

一球ソフトボールの試合が終わった後すぐに感じたことは、とても楽しかったということです。また、ちょうど1時間で試合を終えることができたことに驚きました。すぐに攻守が変わることもあったり、逆に長くなってしまうこともあったりと、通常のソフトボールとは違った流れがあり、試合展開のテンポも異なるため、通常のソフトボールとは違った面白さがあったように感じました。今回、初めて一球ソフトボールの試合を行い、チーム編成をあまりこだわらなかったため、戦力に差が生じ、結果は37-12でした。試合の記録を見ると、勝者は1人4、5打席入れていたのに対し、敗者は3、4打席でした。また、勝者は44打席中15打席が四球であったのに対し、敗者は32打席中四球が7球でした。チームの技術的な面を確率的に考えると、勝者はおよそ1/3、敗者はおおよそ1/5の確率でボールを見極めることができているということがわかります。これらの数値的な結果を見て、一球ソフトボールは、ただ楽しいということだけでなく、ソフトボールを日頃からやっている人が取り組むと、一球しかチャンスがないと思え、緊張感がいつも以上に感じることができるとともに、球を見極める力を養うことができ、実戦形式にも近い形式ですので、とても良い練習法であるのかなと思いました。

 ここまで良い面を述べてきましたが、悪い面や改善点もあります。それは、ピッチャーの負担の重さです。打たれないようにと考えると、ボール球を連続で投げてしまうこともあるかと思います。そうしてしまうと、守備の時間が長くなってしまい、一球ソフトボールの良い面である通常のソフトボールとは異なったテンポが裏目に出てしまい、内外ともに体力が奪われてしまいます。その影響もあり、守備時間が長いチームは攻撃時間が短くなってしまい、得点につながらないのかなと思いました。吉村先生がおっしゃっていたように、ピッチャーがボール球を一定数投げてしまった場合、ピッチャー交代というルールを入れるのは良いなと思いました。また、打者が3回ファールを出したらアウトといったように回数制限をしても良いのかなと思いました。しかし、制限をつければつけるほど、一球ソフトボールの取り組みやすさが失われてしまうと思うため、制限は最低限に抑えることも大切であると考えます。

より活発に動く球技が、オリンピック種目に選ばれる傾向にあります。スポーツにおいて「間」というものは、野球やソフトボールならではのものであると思います。「間」の大切さや、良さを多くの方々に一球ソフトボールやティーボールを通して感じていただければと思います。

 一球ソフトボールが10年後、20年後に多くの場所で正式に行われるか否かは、我々早稲田大学ソフトボール部にかかっていると考えます。コロナ禍で外部の方と自由にふれあい、ソフトボールやティーボールについて伝えることは難しいですが、今できることを考え、これらの文化を伝承していくとともに、ソフトボールを守っていきたいと、強く思いました。


一球ソフトボール感想

ソフトボール部女子部4年 CYT

「一球ソフトボール」といえば「一球入魂」と連想されることもあるだろう。しかし二者を相関するものとして見るのに対して私は疑問を抱いている。
 「一球ソフトボール」は「ベースボール型スポーツ」を楽しむ新たな発想であり、「間」を最小限にさせて常に躍動感と緊張感をもたらしてよりゲームの面白さをわかりやすくさせる。選手にとっていつもより増した緊張感は「一球の大切さ」がわかりやすくなるのであろうが、まず「緊張している」ことは「大事にしている」こととは全くの別物だと思っているし、その一球を大事にしたいからこそ逆に緊張感を解くほうが正解であるときもあると信じる。私は恐らくチームの誰よりもあがり症であって、ノックでうまくできていたことはいざゲーム形式になるとあまりにも緊張しすぎてできなくなってしまう。そこで私にとっての「緊張感」というのは「その一球を大事にしよう」とする気持ちそのものでも、そのような気持ちを高められるものでもないのである。ゲーム終盤でエラーを一つしてしまって頭を叩いて、悔やんで泣いていた自分がいたが、それこそ自分にとって一球を大切にしたからこそ(少し悲観的だが)出てくる感情だと思っている。しかしそれは「一球ソフトボール」のみならず「普通の」ソフトボールのゲームや練習さえしている時もその思いは同然である。
 「一球入魂」という気持ちをもたらせるのには、行っていること(ここではソフトボールになる)に対する愛情を持つことは欠かせないのである。「一球ソフトボール」は一つの方法ではあるが「最適な方法」と言い難い。人によってより刺激を味わえる楽しみにもなれば、あまりにも頻繁に体を動かすことに「だるい」、「しんどい」と思わせるものにもなりうるだろう。一つの「結果」もしくは「目標」で方法を決めるよりも、それぞれ異なる「心」に対してアプローチをするほうが「最適法」が生み出されるわけである。「最適法」から「一球に対する愛情」が育てられたら、「一球ソフトボール」であっても、「普通の」競技ソフトボールでも「その一球が大切」との気持ちは方法に関わらず変わらないものである。
 「一球入魂」をさておき、「一球ソフトボール」は参加者全員の主動性を確保できるため(サッカーやバスケットボールのようになかなかボールに触れず主動的プレーすることができない人もいることを考えて)学校スポーツにぜひ取り入れてみてほしいところである。未経験者にとってより多様な動きを体験させるのにはポジションの交代を活発的に行うことがいいかもしれない。


1球ソフトボールをやっての感想

ソフトボール部女子部3年 IN


 6月20日、以前配布して頂いた冊子に記載されていた1球ソフトボールをやらせてもらえた。まず率直な感想は「楽しかった」という一言。もちろん遊びとしてでは無く一つの種目・競技として楽しく、テンポが良く間が詰められていることでリズムに乗ってプレーすることができ、改めて打席に入ることへの考え方が変わった。初球が勝負ということで、ソフトボールの時とは集中力の使い方も違い、一種の練習法としてもとても充実したものになったし、貴重な時間だった。ソフトボールでも一打席の中でバッテリーとの駆け引きがあり、その中で初球はとても大事で、時には初球を狙うといった場面が何度もあったが、今回の1球ソフトボールで今までの初球にかける集中力の少なさを痛感した。実際には「後があるから大丈夫」と思ってストライクも見逃していたのではないかと初めて気がつくことが出来た。1球ソフトボールではカウントで追い込まれるということは無かったので、私個人としては不思議と気が楽で、当たり前ではあるが積極的に振ってたというのを終わってから気付き、新鮮な気持ちになった。試合の前半では打つかボール球を見極めるかの二択しか無かったが、試合が進むにつれて無理して際どい球をフィールド内に入れる必要はないと考え、緩いボールはカットして次に備えるという作戦を実行して、結果的に塁に出ることができた。しかし間を詰めることが一つの目的になっているスポーツでそういった戦略がいいのかの判断は私には出来ないので、もし今後もう一度1球ソフトボールを行う機会があれば、カットすることも含め一つ一つのプレーが競技の目的においていいのか悪いのかを考えながらやっていきたいと思った。野手としても初球の1球が勝負なので少し大胆にポジションを動かしても平気だと分かったり、常に周りの守備位置を確認したりと、新しい発見や再確認がたくさん詰め込まれた試合だったと感じた。守備でもランナーでも常時足を動かしているので守りのミスも全体的に少なかったり緊張感が全体を通して保てたりしたのは、ソフトボールでもしなければならない事だと改めて感じ、逆にいえば日頃の練習から集中力や緊張感が足りていないのが課題であると思ったので直ちに改善しようと思う。足がよく動いたというのも、いつもがいかに準備不足なのかを身をもって知る機会になった。ソフトボールと1球ソフトボールは同じベースボール型でどちらもソフトボールではあるが、大事なところが違うルールとなっていてなにかの考えを大胆に変えることが必要になるなど、一番近くて遠い競技だと感じたので、今回の1球ソフトボールで学んだ事を、活かせるところはしっかり活かし違うところは割り切って臨機応変に考えることが大事になると思った。
 今回はかなり点差が開いたが、これが接戦だったらもっと多くの学びがあるかもしれないしどんなバッターにでも出塁のチャンスがある事、またランナーを帰す喜びを味わえる事がとても魅力的なポイントだと思ったので、ぜひ多くの人に体験してもらい、普及して欲しいと思った。


一球ソフトボールをプレーしてみて

ソフトボール部女子部3年 SM

 一球ソフトボールと聞いた時、「スリーボールツーストライクから始まる感じか」と思いました。しかし、ランナー満塁かつスリーボールツーストライクのスタートであり、一球の重みを感じました。ノーアウトランナー満塁からということで、どんなにいいピッチャーでも7イニング全て0点で抑えることは非常に難しくなり、その分点が入るという一番盛り上がる場面が増え、プレーヤーも観客も楽しいのではないかと思います。
今回1チーム9人ずつということで、ランナーコーチも9人の中から出していたので余計に全員が、常に考え動いていました。攻撃側は各イニングの最初のランナーの位置に戸惑ってしまうことが何度かあったので、例えば5番打者で攻撃が終わったとしたら、ホワイトボードなどに一目で見てわかる下図のようなものを用意するといいのではないかと思いました。

 また、打者のファールの数について制限を設けるのもいいと思います。なぜなら、ファールを打ち続ける限り試合が動かず、それまでどんなにテンポが良くても、急に時間の流れが遅くなってしまうからです。
プレー中にも指摘がありましたが、攻守交代の時間をいかに短くするかという課題が見えてきました。プレー中はかなりテンポよく試合が進みましたが、攻守交代がなかなか素早くいかなかったように思います。原因として考えられるのは、ピッチャー・キャッチャーが塁上または打席上でスリーアウトになってしまうこと、2つ目に先述の通りランナーがどこに行くべきか戸惑ってしまったことの2つが考えられます。そして、一球ソフトボールの『常に大半の人が動きまわる』という性質上、ピッチャーもランナーに入るということは、なかなかハードだと感じました。それも踏まえてピッチャーとキャッチャーにテンポラリーランナーを出すという案を考えました。可能であれば打順に入っていない選手もしくは、ティーボールのように打撃専門選手を3人くらい増やし、打順に入っている選手でテンポラリーランナーをつけられるとイニング間の時間が短くなると思います。
 イニング間の時間を短くすると、観客にとっても選手にとっても休憩がありません。そこで、他のスポーツのハーフタイムのような時間、プロ野球で言えば5回裏終了時のグラウンド整備兼パフォーマンスの時間が必要になると思います。
 守備側についてはイニングの最初からピンチなので、どこでどうアウトを取るのが良いのかをより考える必要がありました。けれど逆に言えば、1点取られても取り返せる確率が高いので、どこでも良いから1つアウトにして欲しいとピッチャーをしながら思いました。そして、吉村先生のお話の中にもありましたが、ボールの数も制限が必要だと思いました。ボールが多ければ、観客が「ワッ」と沸くプレーもないまま、野手も動かないまま試合が決まってしまいます。特に連続してボールが出る場合は、ピッチャーを強制的に交代するという方法もあると思います。
ピッチャーとしてプレーしてみて、個人的かつ一番シンプルな感想としては、「楽しかったけど、超疲れた」というものです。試合時間も短く球数も少なかったけれど、とにかく止まっている時間がなく運動量が多く感じました。また、1人の打者をたった一球で打ち取らなければいけないということですごく考えさせられました。そして、ストライクゾーンに打ち取れる球・空振りが取れる球を投げることの重要性・難しさを改めて感じました。一球ソフトボールが実現したら投手の技術・変化球の種類はますます増えるのではないかと思います。今後、練習としても一球ソフトボールは有効だと思いました。


一球ソフトレポート

男子部四年 SY

 今回、吉村先生が提案なされた「一球ソフトボール」について実際にプレーして感じた感想と、それを踏まえた上で導入したら面白そうであると考えたことを書いていきます。

 まず感想ですが、「1試合の疲労感ではない」と率直に感じました。普段の公式戦では2試合捕手として出場していますが、それと同様もしくは上回る疲労感でした。1試合かつ、試合時間が53分という短い時間にも関わらずでした。スピーディさにこだわった形式、全員が動き回るよう考えられたゲームの結果だと思います。プレー面においては、特に「集中力」。具体的には投手はストライクゾーンに投げ切ること。打者は1球で仕留める力。この2つが最も大切であると感じました。また、その力量が顕著に現れるゲーム構成であるとも言えると思います。ヒット数は両チーム10本弱で変わりません。通常の試合と同じくらいのヒット数です。正直、1球空振りをした場合アウトになるこのケースにおいて、ヒットは出にくいのではないかと感じていました。おそらく両チームの打者陣は普段の打席以上の集中力で打席に臨んでいたと思います。一方で、両チームの間には15点差がありました。これは、投手の四球の数が要因だと考えます。稲垣は6四球に対し、佐藤は16四球でした。厳しい球で空振りを狙うのも大切ですが、ストライクゾーンで球を動かし、芯から外す投球がこの試合に勝つには必要な能力であると思いました。これは、このゲームだけでなく普段のソフトボールにおいて必須のことであり、特に夏のインカレ等、守備を短くしたい時には省エネのピッチングとして必要になります。このように、一球ソフトボールは普段のソフトボールの良いところを抽出しながら、投打において根底になるものがピンポイントに鍛えられるものだとも感じました。

以下特に感じたことについて何点か記述していきます。

①攻守交代時間及び給水タイム

 攻守交代の時間は不要なボール回しを除いた為、ほとんど1分以内に終わっています。かなりスピーディな攻守交代でした。一方で、すぐ試合が始まることにより給水の時間がかなり少ないと感じました。特に暑い季節やプレーする年齢層が低い場合は、給水タイムとして時間を確保する時間があっても良いと感じました。

②満塁開始に関して

 1球ソフトボールの特徴として「全員が動く環境」があり、それを踏まえた満塁開始だと思いますが、盗塁等がしにくく、走塁が生きにくい環境だなと感じました。早稲田のように盗塁など脚を武器とするチームが得意な1.3塁の攻撃や1.2塁の攻撃など、イニングによってはスタートする塁を変えてみても面白いのかなと感じました。

③ファールは1球まで

 ファールで粘り、結果四球という場面がかなり多く、このファールも回数を制限しても良いのではないかと感じました。厳しい球をカットする他に、甘い球をミスショットしている場面もありました。入っている点数から見てもバッター有利な環境であると感じた為、ファールは1球まで、2球目はアウトにしたらより投打のバランスが図れるのではないかと思います。

④ファーストピッチの離塁

 盗塁はファーストピッチ同様、投手の手からリリースされた瞬間で良いと思いました。特に、今回は盗塁がなく、逆に離塁時に捕手から刺される場面が多かった為、その方が良いと感じました。

以上、実際にプレーした感想と変えてみても面白そうなところを記載しました。ゲームの仕組みとしては本当に充実度の高い、ソフトボールの良いとこ取りという印象を強く受けました。今後オリンピックの種目候補になったとしたら、その最初の試合を我々が行っていたものであると考えたら鳥肌モノだと思います。この「1球ソフトボール・ベースボール」が早稲田大学ソフトボール部から広まり全世界を熱狂させるゲームとなればこれほどまでに嬉しいことは無いと思います。そのような日が来ることを楽しみに、普段の練習にも今後とも導入していきたいと思います。


一球ソフトボール感想

ソフトボール部女子部4年 IR

 2021年6月20日(日)に早稲田大学所沢キャンパス内野球場で“一球ソフトボール”を行いました。私は残念ながら怪我をしており、審判を務めました。その中で、4点思うことがありました。

 一点目は、普段のソフトボール以上に集中しなくてはならない競技だということです。初めの頃は、ピッチャーも「ボールを投げたら一点入ってしまう」という気持ちが強く、ボールは決して投げていませんでした。むしろ甘い球ばかりを投げてしまい、打たれることが多かったように感じます。バッターも、「見逃せばアウトになってしまう」という思いから、ボール球にも手を出すことが多かったと思います。しかし、回を重ねるごとにピッチャーはボール球が増え、バッターはストライクを見逃すことが多くなってきました。このようなことから、一球ソフトボールは7回まで集中し続けることが重要だと思いました。また、守備でエラーしてもすぐにランナーやバッターをしなくてはならないため、失敗した後の気持ちの切り替えも非常に重要だと思いました。

 二点目は、選手の交代が非常に有効だということです。一球ソフトボールが、ティーボール同様にベンチ入りしている人は必ず一回は試合に出なければならないというルールであれば、途中で必ず代打や野手、バッテリーの交代をしなければなりません。そうした時に、ベンチから途中で出場する選手の方がスターティングメンバ―よりも集中し、客観的に試合を見ることができます。そのため、バッターやピッチャー、野手においても良いプレーができるのではないかと思います。したがって、一チームの人数が増えることで、よりゲーム性が増すのではないかと思いました。

 三点目は、審判の判断の負担が大きいということです。一球ソフトボールは一球が勝負を分けるため、審判のストライクかボールの判断が勝敗に大きく関わってくることを体感しました。私はあまり審判をしたことがないため、審判慣れした人が審判をする方がより良いゲームになるのではないかと思いました。

 最後に四点目ですが、全体を通してランナーが積極的に進塁しておらず、野手も派手なプレーはなかったことに気づきました。そのため、緊張感があるのはバッテリーとバッターだけだと思ったので、バッターだけでなく、ランナーをアウトにする姿勢が大事なのではないかと思いました。そのためには、ティーボールと同じように初回はランナーが誰もいない状態から始め、残塁のランナーが次の回にも残るという風にした方がより面白いプレーが見れるのではないかと思います。また、普段はファーストストライクを見逃すバッターがファールで粘り、積極的にスイングする姿勢はソフトボールでも取り入れるべきなので、ソフトボールにおいても良い練習になると思いました。

 個人的には、何回も打席に入ることができる魅力的な一球ソフトボールを怪我が治ったら選手として行いたいと思いました。