理事長挨拶から見るティーボールの展望

➡ 吉村正理事長プロフィール 

 

理事長からの新年のメッセージ

NPO法人日本ティーボール協会理事長 吉村正

~新年のご挨拶(2020年1月)~


 昨年7月「文部科学大臣杯争奪第22回小学生(3・4年生)ティーボール選手権大会」並びに「第10回アジアティーボール大会」では、柴山昌彦文部科学大臣ご出席のもと、成功裡に終了いたしました。また、1月の第26回日本ティーボールセミナーでは、スポーツ庁と厚生労働省の後援を頂き「幼児・小学1・2年生のためのティーボール」というテーマで開催したところ、とても実り多い勉強会となりました。皆様方のお陰です。ありがとうございました。今年の第27回のセミナーでは、「日本式ティーボールが中国・台湾・韓国で爆発的な広がり」というテーマに加え、「日本野球連盟、高野連、全軟連、プロ野球、ソフトボール協会等の連携、協働の重要性を考える」と「小学校や幼稚園、特別支援学校での指導の実践報告から学ぶ」についてディスカッションし、こちらも実り多い勉強会となりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。(2020年年賀状から一部抜粋)

 

~新年のご挨拶(2019年1月)~

昨年11月「第1回関東幼児&小学12年生どか点ティーボール大会」(ジャクパグラウンド)を開催いたしました。皆様方のご協力のおかげで大成功裡に終了いたしました。これは、日本協会が2008年「日本式ティーボール」を小学3456年の必修授業として以来、次のターゲットは、幼児と小学12年生が楽しくゲーム出来る「どか点ティーボール」の創作と位置づけ、十数年にわたって研究と実践を行ってきた成果を試す大会でありました。また、昨年1月「幼児&小学12年生のためのティーボール教本Ⅰ」を(公財)日本野球連盟と(公財)日本高等学校野球連盟と我々日本ティーボール協会の3団体が編著となり刊行しました。そのDVDも、昨年12月に完成いたしました。自信作です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。(2019年年賀状から一部抜粋)

 


週刊教育資料(2011年4月4日号)
潮流 
NPO法人日本ティーボール協会理事長 吉村正氏に聞く 上

《出典》 
編集:日本教育新聞社
発行:教育公論社
印刷:(株)廣済堂

週刊教育資料(2011年4月11日号)
潮流 
NPO法人日本ティーボール協会理事長 吉村正氏に聞く 下

《出典》 
編集:日本教育新聞社
発行:教育公論社
印刷:(株)廣済堂


ティーボールのすすめ あとがき

《出典》 
編者:日本ティーボール協会 
発行人:池田哲雄 
発行所:株式会社ベースボールマガジン社

2001年8月吉日 編集者: 吉村正 荒川博 丸山克俊

 本書は、NPO法人・日本ティーボール協会(会長:海部俊樹)の関係役員が総力を挙げて執筆・編集した“ティーボール教本”です。 
 日本ティーボール協会は、1993年11月、野球型スポーツやゴルフの関係者、スポーツ医科学の関係者が参集して発足いたしました。その設立の理念は、以下の5本柱です。
1. “スポーツ文化”としてのティーボールの普及
2. 野球.ソフトボール・ゴルフの底辺拡大
3. プロスポーツとアマチュアスポーツの人的交流の実現
4. 自立的なスポーツ愛好者の育成=指導者養成
5. 子どもたちの国際交流の推進
 私たちは、この理念を順守しながら、創設から今日に至るまでの約8年間に通算170回の役員会(理事.評議員.委員の合同会議)を開催し、協会本部並びに47都道府県連盟の組織づくり等々について、真摯な姿勢で慎重審議してきました。その記録は、2年目からはすべて、「議事録」に残されています。もちろん、この役員会の席上では、各種大会に採用するルールや大会運営等について、時には火花を散らす議論をしたこともあります。そして、会議終了後は、お互いに“割り勘”で飲み語りながら、さらに白熱した議論が飛び交う“二次会”を恒例としております。役員諸氏が、皆、 野球型スポーツが大好きで、子どもたちをはじめ老若男女すべてを対象に、このティーボールを紹介し、21世紀の健康&コミュニケーションづくりに貢献したいというロマンと熱意が伝わってきます。
 さて、本書の執筆は、ティーボールに関するそれぞれの分野で活躍中の関係役員が担当いたしました。執筆陣につきましては、本協会創設の提唱者である吉村が荒川・丸山と相談して決めさせていただいたことを付記しておきたいと思います。 
 しかし、本書の誕生は、170回にもおよぶ役員会を支えて下さった関係役員、47都道府県の各地域でティーボールの普及活動や組織づくりに取り組んでいただいている関係各位の“ロマンの結晶”であることを明記し、ここに深く敬意を表したいと存じます。
 そして、ニュースポーツであるが故に絶大なるご尽力をいただいた用具メーカー各社様、西武ドー厶をはじめ、日本ティーボール協会の理念にご賛同下さり、会場(球場)提供に格別のご配慮をいただいた関係各位に対しましても、本書誕生の御礼を申し上げたいと存じます。
 皆様、ほんとうにありがとうございました。
 ところで、本書の特色は、これ一冊あればティーボールが指導できるようになる、という強い信念で内容の吟味をしたことにあります。
 ティーボール指導でなにより大切なことは、子どもたち・女性・中高年者等々、今まであまり野球型スポーツに縁がなかった人たちにベース・ボ ール(ベースを置いたボールゲー厶)の楽しさとおもしろさを伝えることにあります。そのためには、ルール、用具、審判等について、ティーボール・ティーチャー (本協会の公認指導者の呼称です)として熟知していなければなりません。また、打つ、捕る、投げる、走る等々の入門期の技術指導について、謙虚に学習を続けなければなりません。
 本書では、特に技術指導論については、わが国の超一流のプロ野球関係者を中心に共同作業で原稿を推敲いたしました。また入門期の試合の楽しみ方や大会運営論等については、教育現場での実践経験が豊富な先生方を中心に、より具体性のある内容でまとめました。きっと参考になると信じています。
 本書は、日本ティーボール協会創設から星霜8年を経て、世に出ることになりました。関係役員一同、望外の喜びであります。このわが国で最初の“ティーボール教本”の刊行は、ベースボール・マガジン社の池田恒雄会長、池田哲雄社長のあたたかいご芳情によるものです。また編集に際しては、出版編集部部長・長久保由治氏にたいへんお世話になりました。ここに記して厚く御礼申し上げます。
 そして、最後になりましたが、日本ティーボール協会創設時に絶大なるご尽力、ご指導を賜りました故・池田郁雄前社長に、心からの感謝を込めて本書を捧げます。 皆様、ほんとうにありがとうございました。


ティーボール オフィシャルガイド&ルールブック

《出典》
著者:日本ティーボール協会
発行者:池田郁雄
発行所:株式会社ベースボール・マガジン社
1994年4月13日第1版第1刷発行

健康・野球・ソフトボール・ゴルフ
副会長 吉村 正(早稲田大学教授.健康科学)

  ティーボールは、IBA (国際野球連盟)とISF (国際ソフトボール連盟)の合同プロジェクトの研究成果として誕生したものです。
 本協会も、アメリカと同様に、日本野球連盟と日本ソフトボール協会の多大なるご支援を得て発足しました。そのため、 日本野球連盟の山本英一郎会長代行と日本ソフトボール協会大浦辰男会長には、本協会の特別顧問にご就任頂きました。 野球とソフトボールの底辺拡大に努力したいと考えています。 更に、本協会では、野球とソフトボールの協力体制に加え て、ゴルフと健康というファクターを取り入れました。それは、ゴルフがティーアップしたボールを打つ球技であり、こ のティーボールと類似した側面が多大であると判断したためです。現在の我が国では、多くのプロゴルファーが、野球やソフトボールの出身者であることも、見過ごせない事実です。
 そして、人間の健康です。
 人間誰もが一生涯健康でありたいと願っています。子とも が「野球肘だ」、「テレビゲームのやり過ぎで目が悪い」などと言われると、とても悲しい思いがします。同様に、女性や中高年は、家事や仕事に追われ「余暇を楽しむ時間と場所がない」、「成人病だ」、「肥満だ」と言われると、これも残念です。
 本協会では、固民総ての健康を考えながら、日本独自のティーボールを完成しました。本協会のティーボールは、幼児や児童だけでなく、女性や中高年が、比較的狭い場所で、安全に楽しくプレーできるようになっています。ルールを成文化する過程で、東京医科大学学長の伊藤久雄教授や世界保健機構日本センター長岩根久夫教授に、健康面からのアドバイスを頂戴しました。両先生には、最高顧問に就任頂いております。
 本協会には、もう一つ大きな特徴があります。それは元プロ野球選手や監督であった方々が顧問や理事などの役員として多数参加されていることです。顧問には国民栄誉賞の王貞治氏と衣笠祥雄氏を初め、元監督の鶴岡一人氏、吉田義男氏、古葉竹識氏等多士済々です。これはティーボールが“ニュースポーツ”だから可能となったのです。野球のようなプロとアマの壁は全くありません。
 我々は、幼児や児童にティーボールを普及させるだけでな く、女性や中高年をも対象として、野球やソフトボールやゴルフの持つ「打つ」「捕る」「投げる」「走る」といった運動の基本動作を楽しく、安全に、そして健康的に指導して行きたいと考えています。 さあ皆さん、ティーボールを私たちと一緒にやってみませ んか。