8月19日 難病男児の手術費用に五輪「銀」競売 落札企業本人に返還
今日の産経新聞16面スポーツの記事で、二つ良い記事が掲載されていました。
一つは、五輪やり投げで銀メダルに輝いたマリア・アンドレイチクさんのニュース。「難病男児の手術費用に五輪『銀』競売」「落札企業本人に返還」ですって。グッドニュース。
産経新聞によると、「生後8カ月で心臓病を抱える男児の手術費用のために、獲得した銀メダルをオークションに出品した東京五輪陸上女子やり投げ2位の25歳、マリア・アンドレイチク(ポーランド)をめぐり、温かいストーリーが18日までに話題となっている。落札した地元コンビニチェーンがこのほど、本人にメダルを返還。欧米メディアが報じた。
アンドレイチクはフェイスブックで『自分も助けたい、彼のために五輪のメダルをオークションに出品する』と男児への思いを記し、米スタンフォード大での手術代を工面するために一般にも寄付を呼び掛けていた。
オークションは20万ズロチ(約560万円)からスタートし、地元企業のジャブカが落札。『美しい気高いオリンピアンの振る舞いに感動し、サポートを決めた』との声明を出し、メダルは本人に戻ることを約束した。
18日時点で寄付総額は130万ズロチ(約3660万円)を超えており、目標金額の9割を突破している。
アンドレイチクは2016年リオデジャネイロ五輪で、わずか2センチの差でメダルを逃がしていた。
米メディアによると17年は肩の故障、18年には骨肉腫に悩まされながら復帰。自身がつかみ取った悲願の勲章を『苦悩、信念、多くの逆境に耐えながら夢を追い求めることの象徴』と表現していた」(共同)とあります。
私は、この記事に感動したので、そのままここに転載しました。これ共同からの記事です。その後、日刊スポーツを読んでいたら、全く同じ記事が掲載されていました。それは(AP)として。皆さんお分かりかと思いますが、共同はAPと同じです。
二つは、その産経新聞の記事の横に、山下会長が東京五輪総括 日本選手感染ゼロ「責任ある行動の結果」との見出し。先ずは良かったですね。いいニュースです。あれあれ、日刊スポーツにも、アンドレイチクさんの記事の横にも「山下会長五輪総括 『努力を誇りに』『選手は個人の成績にかかわらず(コロナ禍で)努力を続けてきたことを誇りとしてほしい』」。とあります。
暗いご時世、皆さん! 明るい話題を探してください。見つけられた時は、ここでこのように紹介したいと思っています。今日は、産経新聞と日刊スポーツの記事から私が感動したものを紹介しました。皆さんは、どの様に感じられましたか? 事務所まで感想をお寄せください。