10月25日「中国貴州省からのご提案。国際交流も動き始めました」

 先程、東京都日本中国友好協会特別顧問の高野さんとその紹介で日本貴州総商会理事長の金成英二さん、会長の坂本錦子さんの計3人が協会事務所にお越しになりました。要件は貴州省にティーボールを普及させたいので協力してくれないかということでした。特に、貴州師範学院体育学院は2009年に7月に設立された。そこは、①、スポーツ、健康ティーボール等に非常に興味を持っている。②、体育学院には教職員61人がいて、その内教授が1人、助教授21人、博士2人、専任の指導員は4人で、修士号を持っている教師は52人いる。③、教師陣の全体構造は、中年教師を基幹として、老、中、青を結合した教育研究チームが形成されている。④、体育場も53160平方メートルあり、陸上競技場、サッカー場、雨天練習場、10か所のバスケットボール場、5か所のバドミントン場、5か所のバレーボール場等がある。だから宜しくというものでした。

 この話は、もうかれこれ半年ほど前に、高野さんから電話を頂いておりましたが、緊急事態宣言中はお互いに会うのは止めておきましょう。それが明けたらお目にかかりましょう。ということにしていました。

 話し合いは、3人の客人がティーボールを通して、中国と日本の架け橋になる。中国では野球やソフトボールを普及させるのは難しい。そのため、この日本式ティーボールは最高である。是非様々な形で協力をお願いいしたいというもの。一つ一つ情熱的に説明なされました。そのたびに私はもう少し若ければなあ、とかコロナが落ち着けばなあとか、勝手に思っていました。頼住事務局長は、この来客に対して、見事な対応ぶりを示しておられました。

 日本協会からは、27年前に作成した「日本語、英語、中国語、韓国語」のルールブック、「笑顔いっぱいティーボール」(日本語版、英語版、中国語版)の3冊、「耐えて克つ」の最新版、「幼児&小学1・2年生のためのティーボール指導教本1」を差し上げました。大変喜ばれました。特に、「笑顔いっぱいティーボール」の中国版には感動してくれました。

 話し合いの途中、理事の陳先生に電話しました。呼び出し音が海外のものです。中国かカナダかそれともアメリカか、いずれにせよ、日本にはおられないようです。この話を前に進めようとするなら、我々が最も信頼する陳先生を抜きにしてことを運ぶことは筋違いと考えます。しかし、残念ながら、陳先生と連絡が取れませんでした。いずれ折り返し電話が帰って来たら、この事を丁寧に説明して、今後どの様にすればいいか、アドバイスを頂こうと思っています。何と言っても、中国でティーボールを発展させたのは、陳兆麗先生ですから。

 最後に、このような素敵なお話をありがとうございました。でも中国貴州省に行くにせよ、中国のその分野のビップの方がお越し頂くにせよコロナが収束するまでは動けませんね、と申し上げました。約1時間30分、久しぶりでの楽しい国際交流でした。

 皆さんと情報を共有したいと思い、今日のお昼の会合をこの「理事長からのメッセージ」で書きました。この件で興味のある方は、事務局までご連絡ください。お持ちしています。国際交流も動き出しましたね。