4月20日 陳兆麗先生、吉田勝光先生、学童野球マガジン。+「山形県の予選会は120チーム以上参加です」と山川さんからの報告です

 本日は、事務局から3点+1を報告いたします。

 1点目は、陳先生から「出張報告書」が来ました。☆期日:2022年2・3日 ☆場所:徳島県阿南市 ☆内容:2022年小学生ティーボール四国オープン大会IN阿南(日本・モンゴル国外交関係樹立50周年記念ティーボール交流大会 ☆交通と宿泊:大会手配

 今回の出張の目的は、二つの大会のゲストとして参加。加えて、徳島及び四国地域ティーボールの普及、モンゴル国へティーボールをどのようにして普及させるかという打合せ、というもの。

 1日目:モンゴル領事館の見学。河内志郎会長と打合せ。その後、岡久評議員、久保田常務理事、ウガン氏との会議。その内容は3点、それらは、①モンゴル国教育大学スポーツ学部の学生に対して講習会を開く、②ティーボール交流会をどのようにして行うか、③四国オープン大会の優勝チームはモンゴルへ招待する、というもの。

 2日目:午前中は、野球のまち阿南推進協議会正副会長と会議。前日に話し合った内容を分かり易く説明、加えて意見交換を行った。午後は、8チームで熱戦が繰り広げられ、それを見学。この試合中にウゴン氏から聞いたことは、「モンゴル国でティーボール協会を立ち上げた。そして、既存の野球団体と今連絡を取り合っている。」とのこと。

 大会期間中に、愛媛県、高知県、香川県の連盟関係者が来られて、それぞれが交流され、実り多い話し合いを持たれた。また、徳島県代表の天羽先生に対しては、読売新聞の記者が取材に来た。

 大会の挨拶では、以下のように話した。「私は日本ティーボール協会理事、アジアティーボール連盟副理事長陳兆麗です。日本ティーボール協会吉村正理事長の代理で来ました。野球の町阿南市野球推進協議会河内会長初め、皆様の力でコロナ禍を乗り越え、子ども達のために今日の大会を準備されました。素晴らしいことだと思います。(略)吉村理事長は日本式ティーボールを深く研究した結果をアジアに紹介されました。2010年の夏に、早稲田大学国際会議場でアジアティーボール連盟が発足しました。それから12年が経ち、ティーボールはアジア諸国及び地域で大変人気があるスポーツとして評価されています。毎年、西武ドームにおいて、アジアティーボール大会が開催されています。日本、中国、韓国、台湾、香港等の選手たちが集まり、熱戦が繰り広げられています。近い将来、モンゴル国の選手が合流されることを期待しています。皆さんの力によって、アジアのティーボールの輪をさらに広げてください。活躍を期待しています。(略)選手の皆さん、今日の試合を頑張ってください。2022年小学生ティーボール四国オープン大会IN阿南の成功と、日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念ティーボール交流派遣選考大会の成功を祈ります。ありがとうございました。」(陳先生の日本語文を筆者が少し修正)というものでした。

 陳兆麗先生は、素晴らしい、立派なお仕事を成し遂げてくださいました。感謝。感謝です。

2つ目:吉田勝光先生から、本日「スポーツ・コンプライアンス概論」(ビデオ収録)の前に、「吉村理事長!収録前に読んで」というべき書籍が3冊送られてきました。それは「スポーツ・体育指導・執務必携」(2019年、道和書院発行)入澤充・吉田勝光編著。更に「ベースボーロジー」13(野球と審判)―その不可欠な存在と将来像―(啓文社書房)と「ベースボーロジー」14(野球とデザイン)―今だから語る・トークショー―(汀書房)の2冊です。

 吉田先生にはすぐにお礼の電話。前者の「スポーツ・体育指導・執務必携」は、「ガバナンスの強化やコンプライアンスの遵守」が「刊行にあたって」にもあるように、とても意識して書かれているものです。4月22日までの間に、出来るだけ熟読しますと、御礼を述べました。吉田先生!ありがとうございました。

 3つ目は、昨日ベースボールマガジン社「学童野球マガジン」編集部の大久保さんから電話と取材の申し込み。私は4月27日15時から事務所で取材を受けることにOKしました。

 その内容は、●特集テーマ:「低学年☆ティーボールのススメ~野球のルールや基礎も楽しく習得~(仮)」●紙面構成:全体で4~5ページを予定。吉村理事長のインタビュー(Q&Aでティーボールの魅力や協会・発展の歴史、野球系との共存共栄、現在の課題と目指す未来等)をメインに、2ページ程でティーボールのルールと道具(野球との違い)、公式大会への案内、4年生以下の学童野球チームが参加する方法(参加OKであれば)等をご案内します。※誌面用に競技・プレー中や大会開閉会式等のイメージ写真をご貸与頂ければ幸いです。というもの。

 インタビューに関しては、一つ一つ丁寧にお答えしていこうと思っています。来週の水曜日ですが、取材が終わればまた皆さんに報告いたします。記事になりましたら、ベースボールマガジン社の許可を得て、皆さん方へその記事をお送りします。

 今日の「理事長からのメッセージ」は以上3点です。と書き終えたときに、山形の山川さんからファックスと電話がほぼ同時に来ました。

 内容は「5月より山形県全域、7地区、120チーム以上が予選参加し、各地区から選ばれた32チーム(全国大会と同数)で全国予選会を開催し、上位チームを全国に推薦します。(後略)」というもの。毎年凄い数のチームで予選会を行って下さいます。感謝・感謝です。ティーボールが普及することによって、山形県は将来野球王国になりますね。

 以上が、本日の「理事長からのメッセージ」でもあり「事務局通信」でもありました。