2月25日「23日入間市で講習会、その後、部員指導、翌日、対同志社戦は1-0で勝利。明後日は対韓国戦。応援にお越しください。」

 2月23日埼玉県入間市において、「TTA初級・特別公認指導者認定講習会」が開催されました。責任者は、小西常務理事。聞くところによると埼玉県レクリエーション協会からの要請で開催とのこと。講師は、私が①ティーボール概論、②スポーツコンプライアンス概論、③ルール解説の3コマ。そして、審判法実習は久保田審判長、技術指導法実習は三浦顧問(元日本ハムファイターズ)。

 私の3コマは、各45分。受講生は、そのほとんどが野球経験者であったため、③のルール解説を30分に短縮し、①ティーボール概論を60分としました。①②の各概論は、休みなしで一気に話をして、5分の休憩を取った後は、すぐルール解説に入りました。私の持ち時間は、10時ジャストから12時25分まででしたので、その時間を有効に使用させて頂いたのです。

 久保田先生と三浦先生は、共に11時頃お見えになり、1時間ほど私の講義を聞かれました。受講生は、誠実、謙虚な態度でしたので、講義していても楽しかったです。昼食は3人一緒にとり、必要事項の引き継ぎを済ませ、私はその足で、早稲田大学所沢キャンパスへと向かいました。それは、翌日に、同志社大学のソフトボール部が早稲田大学に来るからです。その準備です。これがなければ、審判法実習、技術指導法実習を見させてもらったのですが、この度は失礼させていただきました。

 準備の一つは、いつも協会事務所にアルバイトで来てくれている二人の投手指導です。一人はエース。彼女は、ここ1か月ほど本格的な投球練習をしていませんが、体力づくりだけはしっかりさせています。もう一人は大学から始めた投手。昨秋、調子が良く、投球のスピードも速くなり、チェンジアップも途中ブレーキがかかる、打ちにくいボールを投げられるまでに成長しました。本人の努力が素晴らしかったのです。しかし、肩に負荷が多くかかりましたので、ここ2か月間ほど投球練習をしていません。

 そのようなチーム状態で、翌日の24日に同志社大学と試合を行わねばなりません。また、24日は金曜日ですので、監督は平日会社を休めません。私は、監督や選手に頼まれてのお手伝いですが、責任はめちゃくちゃありました。

 講習会会場から大学のグラウンドまでは車で約20分と、近いです。13時30分にグラウンドに着き、先ず二人の投手と話し合い、コンディションを確認しました。エースは「先生行けます」と言う。2番手投手は、まだ少し肩の心配をしています。これには特別気を付けなければなりません。先ずエースに、ストレート系のボールを投げさせ、次にドロップ系、最後はチェンジアップ、計30球ほどで終了。ライズボールは身体に負荷が多くかかるため、投げさせませんでした。更に、フィジカルコンディションも確認し、明日は80パーセント以上でいけそうと確信しました。もう一人は、無理はさせられないため、投球練習は、これまた20球から30球で終わり、少な目で翌日に備えました。

 そして、昨日の早稲田対同志社の練習試合。第一試合は、早稲田が1対0で勝利。エースが完封。このエースは、昨秋の東京一部リーグで日体大、東女体大、日女体大、東京富士大、国士舘大を相手に自責点0。早稲田優勝への最大の功労者。最優秀選手賞も受賞したのでした。二試合目は、もう一人の投手が2回のみ登板。事前に同志社のS監督に相談させていただき、3回からは同志社の投手をお借りして、7回の練習試合を行いました。

 第一試合は、中井専務がわざわざ応援にお越しくださいました。感謝・感謝です。

 この時期、指導者は、学生の健康を一番に考えて指導していかなければなりません。目の前の勝利よりも、個人ではアスリートとしての体つくり、チームでは雰囲気をよくするマネジメント、これら指導法をノートに書き留め、無理なく、効率的、合理的に指導することが求められます。加えて、夏場に練習しにくい繰り返し練習、自分の能力を最大限引き出す試みも行わねばなりません。

 今日はグラウンドには行きませんでした。それは、本日12時から、事務所から徒歩で数分のところにある「サガミ」というお店で、東村山稲門会の会合があったからです。そちらを優先しました。それには理由があります。実は、私はこの会の新年会に「出席」と返事したのですが、日にちを間違えてしまい、「欠席」したのです。そのため、その時の会費を納めていませんでした。12時10分前に「サガミ」へ行き、まず出席者にお詫び。そして、受付で新年会の会費を納入しました。ようやく1月からのストレスから解放されました。

 ですので、今は事務所から、この「理事長からのメッセージ」を書いています。土曜日に書くのは、珍しいです。

 明日はグラウンドに行きます。それは明後日、韓国大学選抜チームと親善試合をするためです。日本ソフトボール協会から依頼されました。エースには、昨日の投球後の疲労について確認しなければなりません。一方、もう一人の投手にも、多くの質問をします。出来るだけ良いコンディションで試合をしたいと思っているからです。それは、この時期に来てくださった韓国チームに対する基本的なエチケットだと思っているからでもあります。お土産もしっかり用意しました。国際大会は「サムシング・スモール(何か小さい物)」を差し上げることが必要なのです。

 明日は、投手二人のコンディションをしっかり聞きますが、選手全員の盛り上がりも大切にしなければなりません。全員笑顔で明後日に備えたいと思っています。久しぶりの国際大会、楽しみです。興味のある方は、ぜひお越しください。試合開始は11時、2試合目は13時30分開始です。

 この試合は、頼住専務が見学に来られます。従いまして、来週の「月曜打合せ会」は水曜日に延期です。ご了解ください。