1月19日「JSAソフトボール」第469号のご送付、ありがとうございます。北沢評議員が昨年の男子捕手部門でベストナインに選出されました。おめでとう!「JSAソフトボール」頑張れー。

 昨日自宅に、「JSAソフトボール」第469号1・2月合併号が公益財団法人日本ソフトボール協会より送られてきました。創刊号から今日まで愛読しています。日本ソフトボール協会の事務方の皆さん、並びに関係者の方々には心から御礼申し上げます。

ここ日本ティーボール協会事務所には、「JSAソフトボール」を2016年3月号から今月号迄欠かすことなく保存しています。それ以前のものは自宅にあります。「ソフトボールマガジン」(ベースボール・マガジン社発行)が休刊(廃刊?)となり、今日、日本ソフトボール界では、この「JSAソフトボール」は極めて貴重な機関誌となっています。

 今月号は28ページ、8年前のそれは20ページ。ページ数は少しずつですが増加しています。

一面見出しは、「第14回男子U18ワールドカップ」(2023.11.11~19・メキシコ・エルモシージョ)において、大熱戦の末の栄冠とあります。おめでとうございます!本日まで知りませんでした。決勝では地元メキシコと対戦し、8-4で勝利。オープニンググラウンドでは、アメリカに1-9、5回コールドで敗退しましたが、ニュージーランド、アルゼンチン、ベネゼーラには勝利。その後、スーパーラウンドに進出し、カナダ、オーストラリア、メキシコには全て勝利したようです。

強豪アメリカはどうなったのでしょうか?残念ながら、記述はありませんでした。

 6ページは、「ニトリLD.LEAGUE」の記事。トヨタが激闘を制し、優勝とあります。これも知りませんでした。このチームの昨年までのコーチは、早稲田大学ソフトボール部女子部出身のMさん(TTA中級公認指導者資格所有者)、昨年3月で引退されましたが、それまでにこのチームの基礎を徹底的に作りあげました。彼女の功績は大であったと思います。 彼女は、2006年早稲田大学が優勝した時の3年生で1番遊撃手として大活躍、4年生では女子部主将。卒業後は地元の豊田市に戻り、トヨタでレギュラー、現役引退後はコーチを務められたのでした。トヨタ!おめでとうございます。

 16ページの記事は、「第52回日本男子リーグ決勝トーナメント」の記事。決勝は、三重ヴェルデウィン対平林金属(岡山)。結果は13対1で三重の勝利。大会の2試合目にもこの対戦がありました。7-6の接戦ではありましたが、この時も三重の勝利でした。三重は河野投手が投げています。彼は日本体育大学の元エース、私が早稲田大学の監督時代に対戦した好投手です。全日本大学ソフトボール選手権大会で我々が3連覇した時の相手投手で、彼の攻略法を考えに考え抜いた記憶があります。卒業後、更に成長され、日本を代表する投手となられています。その継続的なご努力に対して敬意を表します。

 次の20、21ページの「第52回日本男子リーグ個人表彰」の欄を見ると、MVPはM選手(豊田自動織機)、最多勝利投手、M投手(高知パシフィックウエーブ)、O投手(トヨタ)、Y投手(デンソー)とある中で、【ベストナイン賞】の捕手の部門に北沢慶介選手の名前がありました。彼の打率は4割4分。

北沢選手は、早稲田大学ソフトボール部で先出のトヨタのM選手の2年後輩。彼も4年生の時は男子部主将。そういえば昨年彼から突然電話があり、その内容は「世界選手権大会の日本代表に捕手として選出されました」とのことでした。日頃は埼玉のM高校で教鞭とりながら、部活では男子ソフトボール部の顧問兼監督。そして時間の許す範囲で、選手としてトレーニングをされているのです。それでこの実績です。なんと素晴らしいことか、尊敬します。

因みに先生は、日本協会の評議員でもあり、TTA中級公認指導者資格所有者でもあります。今年の「文部科学大臣杯争奪全国小学生ティーボール選手権大会」では、その強打を活かして、選手たちに打撃を指導してもらおうかと今考えています。これまで打撃指導というとプロ野球のOB達が主でしたが、このような教育界とソフトボール界で実績のある先生に指導頂くというのも、一つのアイディアかなと考えています。

皆さんはどのように思われますか?

 いつもは、新聞のスポーツ欄から野球の記事を拾ってコメントする機会が多いのですが、今回は「JSAソフトボール」の記事から、日本ティーボール協会に関係するコーチや選手をピックアップして、紹介しました。それにしても、昨年休刊(廃刊?)になった「ソフトボールマガジン」を早くに復刊しないと、益々ソフトボール人口は減少してしまいますよ。「JSAソフトボール」第465号を読み終えて、その気持ちが強くなりました。

 「JSAソフトボール」頑張れー。私で良かったら、いつでも「ソフトボールの記事」を書きますよ。この「JSAソフトボール」をお送り下さっている関係者に恩返ししたいとも思っていますから。

「JSAソフトボール」の更なる充実を心から願っています。この度もご送付下さり、誠にありがとうございました。