1月30日「アスリートと英語」柴原選手・青山選手、川村選手、ロコ・ソラーレ、ドルーリ―選手、八村選手
今日は久しぶりで、私は「マンデーモーニング・クォーターバック(月曜日のスポーツ評論家)」です。
昨日、一昨日と様々なスポーツが世界各地で開催されました。先ずは、オーストラリア・メルボルンの「全豪オープンテニス」。男子シングルスでは、昨年新型コロナウイルスのワクチン未接種で、国外退去となり出場できなかったジョコビッチ選手が10度目の優勝。今日付けで世界ランキング1位に返り咲きです。相変わらず強い、強い。これが第一印象です。
私が注目していたのが、女子ダブルス決勝の柴原瑛菜選手と青山修子選手のペアーです。初の決勝進出でしたが、チェコのペアーに完敗。しかし、この決勝までの道のりは素晴らしかったです。スポーツニュースで全てチェックしていました。この二人テニスが実力者というのは皆が認めるとことですが、もう一つ抜群なのは彼女たちの英語力です。毎回、柴原選手の勝利者インタビューを聞くのが楽しみでした。青山選手も見事な英語を話します。今日の新聞を読んで理解できました。柴原選手はアメリカカリフォルニア州の出身だそうです。青山選手は東京都。本当に二人ともグッ・スピーカーです。
英語がグッドというと、カナダのバルサンコムで第7戦が開催された「フリースタイルスキー・モーグルワールドカップ」日本のエース川村あんり選手が素晴らしい活躍で優勝。そこで昨晩のサンデースポーツで彼女の英語を聞きました。英語がお見事。ご存じのように、彼女はまだ東京・日体大桜華高校の生徒さん。この高校は、協会事務所から自転車で10分、歩いて25分ほどの場所にあります。2013年東京国体(スポーツ祭東京)では、ティーボール大会を開催した時の会場の一つでした。川村選手、体育も英語も抜群。最高ですね。
更に、そのサンデースポーツでは、カーリング、ロコ・ソラーレの選手が出演されていました。コーチは白人の方で、英語で指導されています。それをしっかり理解して、あの見事なパフォーマンス。4人の選手の中の2人が英語を話されていましたが、以前にも増して、上達されています。ワンダフル。
男子のアスリートも負けていません。サッカーで海外で活躍している選手は、皆中学高時代から語学の勉強を続けていると言います。コミュニケーションが取れないとパスをもらえないとよく聞きます。活躍するためには、語学力の向上がとても重要です。一方、野球はというと、そのルールの性格上、あまり語学は必要とされませんでした。
弁解でもなんでもないですが、私の英語は、ハワイの英語、ピジョン(鳩)イングリッシュで、実に下手です。
学生が、私によく質問します。「先生は、大学1年生から英会話学院で、英語を学ばれ、更にハワイに留学、『英語はペラペラ』ですね」と。そこで私は必ず次のように答えます。「私の英語は『ペラペラ』ではなく、『バラバラ』です」と。英語は難しいです。まだまだ下手です。何年アメリカにいたのでしょうか? 何回アメリカに行ったのでしょうかね。私は・・・。
英語の上手な人を尊敬します。先日の阪神の藤浪選手が、入団会見で英語でスピーチ。素晴らしい! 頑張れ、「ピッチングとスピーキング!」 日本に帰った時は、絶対に役に立ちますよ。
卓球は、「全日本選手権大会」最終日が、東京体育館で開催されました。早田ひな選手が3冠。即ち、昨日のシングルス、張本選手と組んだ混合ダブルス、更に、伊藤選手との女子ダブルス。全てに優勝。女子史上4人目です。前回の東京五輪では、補欠で出場機会はありませんでした。しかし、次回のパリ五輪では、代表選考ポイントは、224点で断トツ1位。2位は木原選手で156点、3位平野選手134点、4位伊藤選手127.5、5位石川選手127点。今後の海外遠征が楽しみです。
この卓球女子選手たちの健闘をあの丸山先生は、天国でどのような心境でご覧になっているだろうか?先生は長野県飯田高校では卓球部でした。その関係でこと卓球については一過言持っておられました。丸山先生と一度「ミキハウスのパーティー」に、木村社長の取り計らいで、出席したことがあります。その折、ミキハウス所属の女子卓球の名選手がゲスト。その選手の登場にあの冷静な丸山先生が興奮状態で、一緒に写真を撮っておられました。卓球への思いがどれほど強かったことか。今尚、とても印象に残っています。
ドルーリ―朱瑛里選手は、またまた快走。3人抜きの区間新。カナダ人の父と日本人の母、自宅では、英語で話をなされているのか、それとも日本語か?
また、八村塁選手も移籍先レーカーズで活躍中。レブロン選手という大スターがいるチームでプレーすると相手のマークは、レブロン選手にいきます。そこで八村選手、マークが甘くなります、どんどん点を取って、ヒーローインタビュー。彼の英語が聞きたいです。日本の宮城県明成高校を卒業され、アメリカのバスケットボールの名門ゴンザガ大学に留学。英語で苦労されたのは容易に想像できますものね。
今日のマンデーモーニング・クォーターバックは、「アスリートと英語」がキーワードでした。