10月25日「理事長からのメッセージ」

 今日は、10月25日、京都で言うと25日は「天神さんの日」です。京都の私の実家から、北野天満宮(天神さん)までは歩いて20分ほどです。

 さて今日は、昨日のことを書きます。

 昨日のNHK夜の19時30分「たけしのその時カメラは回っていた 驚きのアメリカ大統領列伝」見ましたか。トップに出たのは息子のジョージ・ブッシュ大統領です。その彼がホワイトハウスで子供たちの為にティーボール場を作り、そこでプレイボールと宣告しているのがその番組の最初に出ました。いやー、驚きました。また、嬉しかったですね。この光景は、我々のホームページ「世界のティーボール」の裏表紙にあります。朝日新聞の当時の記事です。ぜひご覧ください。
 そもそも、この件は、パパブッシュ大統領と海部俊樹総理とのフレンドシップから始まります。確か、ブッシュ大統領がご自宅近くにブッシュ大統領博物館を建てる。英国のサッチャー首相、海部首相等をその記念館に招待する。という話から始まります。私は、海部先生に事務所に呼ばれまして、何かいい土産はないかねと言われました。私は、即座に、海部先生日本発の「世界のティーボール協会」を創りましょう。そして、ブッシュ大統領に会長をお願いしてはいかがですか。そのように提案しました。海部先生は、「それは面白い、早速手紙を書きましょう。吉村君宜しく。」と言われました。私が日本語で手紙を書き、それを英語にして、マーティー・キーナート氏(当時早稲田大学客員教授・元楽天ゴールデンイーグルス初代BM)に修正をお願いして、テキサスの自宅に手紙を出しました。そうしたら、2週間後に何と直筆のOKのサインを頂きました。そこには一つ条件が付いていて、「僕はとても忙しいので海部先生と一緒の「共同会長」ならいい」というものでした。私は小躍りしました。日本式ティーボールが世界に認められた瞬間でした。それが今の「世界ティーボール連盟」のスタートです。
 余談ですが、この時、海部先生は、ブッシュ大統領にお土産として「会長にという話」と「柿右衛門のツボ」等をお土産に持参されたと後日ご本人からお聞きしました。
 さて、もうお分かりですよね。息子のブッシュ大統領は元テキサスレンジャー(プロベースボール)の共同オーナーです。ベースボールがとてもお好きなお方です。この我々が創設した「世界ティーボール連盟」のことを十分理解されたうえで、ご本人が大統領になられたときに、あのホワイトハウスの裏庭に子供用のティーボール球場をおつくり下さったのです。これも、後日、海部先生にお聞きしたにですが、パパブッシュ大統領とは、ここでホースシューを楽しまれたとのことでした。ホースシューというのは馬蹄投げと訳し、4,50年前は、アメリカでとても人気のある遊びでした。船上でも楽しめた遊びです。
 10年ほど前、私がワシントンDCに行ったときは、ホワイトハウス前の公園には子供用のティーボール場が20面ほどありました。そこは、私が留学していた1969年、1970年、1971年頃は、全てソフトボール場でした。
 「ソフトボールからティーボール」   
 時代は移ります。

 昨日のテレビから昔を思い出し書いてみました。ではまた。