11月3日「理事長からのメッセージ」

 今日は、文化の日です。東京は穏やかないい天気です。久し振りで自宅でゆっくりしています。今日は先月(10月20日)に届いた「ソフトボールマガジン」について書きます。

 12月号は、しばし驚きでした。まず表紙が高崎市役所の5人の名選手、その内2名は大島兄弟。二人とも、早稲田のソフトボール部出身、そしてティーボールの中級公認指導資格取得者、お兄ちゃんは、ソフトボール界からプロ野球界に行ったことで有名になった。弟も学生時代捕手で4番の名選手。二人とも社会人になってもソフトボールを続けている。文武両道立派なものです。心から応援したくなります。継続して活躍ください。時間に余裕があれば子供たちにティーボールをとおしてソフトボールの楽しさ、魅力などを教えてあげてください。とにかくこの二人、学生時代から明るく子供の目線で子供と一緒に遊べる才能がある。頼みますよ。立派な指導者になれますよ。

 次に目に留まったのが、カラーグラビアの14ページ日本女子リーグ1部リーグで濱村、常盤、藤田がノーノー達成とある。ノーヒットノーランの事でしょう。素晴らしいですね。この常盤も早稲田のソフトボール部出身、ホンダに行っても成長しているのです。嬉しいですね。益々頑張ってください。彼女もティーボールの中級公認指導者。西武ドームで開催した全国小学生大会でもボランティア活動を進んで行ってくれました。常盤も、時間があるとき栃木県真岡市の子供たちにティーボールを指導してやってください。常盤のような名投手に教われば子供達はきっと大喜びでしょう。ソフトボール人口は間違いなく増えます。

 「ソフトボールマガジン」、私にはとても思い出があります。実は25年間連載していたのです。今思うと気が狂ったように25年書いていました。一冊の本に原稿を2本、3本と書いていました。また、あの時は必要とされていたのですね。そのタイトルは、ソフトボールの戦法、日米ソフトボール比較、中級者のためのソフトボール指導、ある時は、投手や打者の連続写真の解説などでした。これらの多くは、ベースボールマガジン社で単行本にしていただきました。12、13冊になったでしょうか。私の知的財産の一つとなっています。これらの連載から、今後は野球・ソフトボールの底辺拡大が極めて重要と判断して、「日本式ティーボール」を考案したのでした。今、この年で、このように楽しい活動をさせていただいているのはベースボールマガジン社、そして、「ソフトボールマガジン」のおかげです。いつも感謝しています。

 ソフトボールを愛好する皆さん、ソフトボールのスタートゲームは、ティーボールです。底辺の拡大は今日極めて重要です。幼児や小学生の指導を徹底的に行いましょう。皆さん、今後ともよろしくお願いいたします。