11月5日 新庄剛志新監督の就任会見、「ニヤニヤ」、笑顔と期待で、楽しさいっぱいでした

 昨日、新庄剛志日本ハムファイターズ新監督の就任会見というか「新庄劇場」が行われました。それにしても、自然と「ニヤニヤ」笑顔が出ますね、この会見は。この就任会見から、面白い「キーワード」を拾ってみましょう。先ず、服装が凄い。素晴らしい。「ニヤニヤ」笑顔が出ます。この服装について、日刊スポーツの記事に、印象戦略コンサルタントの乳原佳代さんの分析がありました。「喜びにあふれる無邪気さ、信頼、誠実さを感じる」とのこと。いいですね。次の新庄監督の発言が面白い。呼び名はビッグボスにお願い、優勝は目指しません、ユニフォームを変える、球場を超満員にする、世界一のチームにしたい、自分の考えを野村さんじゃないが、本にして渡そうか、顔を変えずにチームを変える。これらすべて「ニヤニヤ」するコメント。プロのコメンテーター。

 このコロナ禍、少し暗い世の中、新庄さん、いいですね! 明るくて! 私は今「ニヤニヤ」しながらこのパソコンのキーボードを打っています。 人生明るく! 新庄さんみたいに。

 サンケイスポーツに西日本短大付高時代の同級生で現同校野球部西村監督からのエールの記事が印象に残りました。それによると、「新庄監督は“その気にさせる”天才」だと。そして「ワクワク感しかないですね。卒業生や在校生にとっても嬉しいことで、誇りです。きっとみんなが野球の楽しさを知って、野球をやりたがる子どもが増えるんじゃないでしょうか」と。

 本当にそのように「野球をやりたがる子」が多くなるといいですね。

 また、日刊スポーツによると、ソフトバンクホークスの藤本新監督は、「現役でオリックスに行ったときには、マンションが一緒だったんです。いつも出る時間が一緒やって、僕が出るのを待っててくれた。礼儀正しい」とコメントしたのが、掲載されています。

 新庄剛志新監督によって「礼儀正しい子」が増えるといいですね。

 就任会見では、「人間教育の徹底」という言葉。「人間性は大事。人の悪口は言わない。『いただきます』『ありがとうございました』を言える選手を育てたい」。これもグッドです。そして、「レギュラーは白紙、スターを輩出する」。これ選手間で良い競争ができます。全ての選手のモチベーションが上がります。励みにもなります。

 最後に、稲葉GMに対して、「稲葉さんはGM兼左打者専用打撃コーチ、僕は監督兼外野守備コーチ」と、面白いこと言われます。はてさてこの二人どのような名コンビになりますか。これまた楽しみです。

 昨年の12月21日の「理事長からのメッセージ」において、私は「ワールドシリーズ最優秀投手中島幸紀対新庄剛志との3球勝負(西武ドーム)楽しかったです」を書きました。中島がツーナッシングにした後、新庄選手はバットを短く持ち替えて、中島の投球を打とうと試みた。結果は三振でしたが、その「真剣な姿勢に感動した」と。このように野球でも、ソフトボールでもいかなる勝負に対しても真剣な姿勢を示す新庄選手、これが好きでした。

 プロ野球界に、本当に新しいタイプの監督が誕生しました。監督なのに1年契約。本人の希望だそうですね。選手のほとんどが1年契約というのは知っていますが、監督がね・・・。 先ずは、この秋と冬のキャンプは、どの様な奇抜なアイディア満載のものになるか、見ものです。またまた、違った意味での野球が、楽しみになります。

 このような思い切った監督人事を行った日本ハムファイターズの経営陣には「ナイストライ」の言葉を差し上げます。