12月3日「小西美加先生の幼児&小学1年生のためのティーボール指導」のDVD作成のために京都に出張しました
12月1、2日と京都に行きました。「小西美加先生の幼児&小学1年生のティーボール指導」を撮影するためでした。先ず、その撮影会は2部に分かれ、1部は「小西美加先生の幼児&小学1年生のためのティーボールスクール」です。これは正規の幼稚園のクラスの後、いわゆる放課後に行われるものです。2部は、その正規のクラスの中で行われている年中・年長児を対象とした「ティーボール指導」です。
先ず、第1部では、その受講生が何と30名です。内訳は幼児が16名、小学1年生が14名。日本の長い野球史において幼児に対して、このような大勢の幼児と児童を一度に指導をするということは今だかって有り得ませんでした。それは、野球型スポーツでは、幼児に対しては、父親か母親、もしくは近所の野球好きの方に、ほぼマンツーマンで丁寧に指導してもらうというのが、一般的だったからです。その常識を覆してきたのが、この日本ティーボール協会です。
最初の試みは4年前の吉村・丸山コンビで「幼児&小学1・2年生のためのティーボール教室」パート1・パート2。
パート1では、①日本式ティーボールとは(吉村) ②室内での幼児ティーボール教室(丸山) ③園庭での幼児ティーボール教室(丸山) ④幼児のためのどか点ティーボール大会に向けて(吉村・丸山)でした。パート2では、学生(早稲田大学ソフトボール部員)によるティーボール指導。これはこの学生の指導法を見て、大学や高校球児たちに、幼稚園や小学校で幼児や児童の指導を行ってもらおうという願いを込めて作成したものでした。
今回は、その第2弾です。先ず課外活動としての1部では、①年中・年長のためのティーボールスクール(参加者は16名)。②幼児と小学1年生のためのティーボールスクール(参加者は30名)、③小学1年生のためのティーボールスクール(参加者は14名)。ここでは、指導メニューを少しだけ紹介します。 ①では、・お尻にボールを当て鬼ごっこ、・カニさん股抜き等。 ②では、・ベースランニングリレー、・ドラゴンボールリレー、コーチとゴロキャッチボール。③では、4か所バッティング、どか点試合等です。
正規のクラスでは、①「年中組のティーボール指導」と②「年長組のティーボール指導」に分かれ、年中組では、「投げる、捕る、打つ、走る」を、実に丁寧にきちんと指導されます。年長組では、そのバージョンアップ版。①の「投げる」では、・1,2,3で大の字スロー、一列で投げて、それを自分で取りに行く。・前足上げて1,2スロー。「捕る」では、・お椀キャッチ、・おへそキャッチ、・お花キャッチ。「打つ」では、・4ヶ所バッティング、・どか点1のケース、2のケース。「走る」では、塁間走等。
その指導は、全てにおいて実に丁寧です。指導中は、いつも笑顔で、子ども達は、小西先生を心から慕っているのが、監修者の私に伝わってきます。この指導法のDVDは、来年の1.2月頃には、完成させます。ただ、来年の1月の日本ティーボールセミナーでは、その概略を皆さんにお見せしたいと考えていますので、撮影担当の高橋さんとは、約束して帰りました。皆さん、その日まで、あと1ヵ月半お待ちください。
それにしても、いい時を過ごしました。指導者が小西美加先生、今年の春、京都のスポーツの殿堂入りを果たされました、女子プロ野球の名選手。投手で4番。そして、そのスクール生が30名。その上、球場は日本初人工芝の「幼児ティーボール球場」。指導者、受講者、グラウンドと3本の魅力的なものが揃いました。そこで歴史的な撮影会を行うことが出来ました。お世話くださいました広野学園、広野幼稚園、広野保育園の関係者に心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。この続きは、このDVDの完成版をご覧ください。私はこれから仮編集のチェックやらネームの内容、文言等のチェックなどで、また、楽しい日々を過ごさせてもらいます。少しはしんどいですが、楽しみはその数倍あります。
今日の「理事長からのメッセージ」は、昨日・一昨日と京都への出張の報告でした。協会を2日開けただけで、約100通近くのメールが、入っていました。今日は、その返事をメールで返したり、電話したり、その仕事の合間に、26日の全国大会のタイムスケジュールの質問や対戦相手はどこだという問い合わせが来たり、結構忙しい思いを致しました。「忙しい」ことはいいことです。感謝している今日この頃です。では、また、明日。
明日は55年続く学習院大学と早稲田大学の定期戦です。開会式は、朝の9時30分から。明日も早起きして、所沢のグラウンドに行きます。では、失礼します。