12月10日「全国大会に向けて着々と準備を進めています。冊子、賞状、用具、プラカード、18日は予行練習です。」

 「文部科学大臣杯争奪第24回小学生(3・4年生)ティーボール選手権大会」の冊子の原稿が全て揃いました。朝からは、今日までに事務所に届いていた初校の校正、ページの割り付けの修正、写真とチームが同一かどうかの再確認、誤字脱字の校正。そして、最後の作業は、同じものを2部作成し、一部は事務所で保管、そしてもう一部は、今、レターパックプラスで印刷所に送りました。来週明けには、先方から連絡があり、ほぼ完ぺきな形の冊子として、返送されると思います。

 来週の初めは、「責了」に向けて最終校正です。参加者の名前を間違えたりすると選手は折角の全国大会の一番の記念となる冊子。自分の名前がある。顔写真がある。そこでの間違いは許されません。私が三度・四度校正して、最後は早稲田大学ソフトボール部の学生に、更に校正をお願いし、何一つ間違いの無い冊子にします。この仕事をこの協会で、約30年続けています。子ども(選手)に夢を与えると思うとこの作業は楽しいです。

 今年は、コロナの関係で、印刷所を変えたため、頼住事務局長には、随分助けてもらいました。今までは、事務所近くの印刷所にお願いして、初校が終わると、すぐに事務所まで原稿を取りに来てもらう。そして、二校、三校、責了と、キャッチボールをしていました。今年は、各地区の予選大会が、コロナの関係で、いつ終わるか分からないので、この全国大会に近いこの時期に入稿しても、26日に間に合わせられる印刷所ということで、変えたのです。そのため、出来上がった原稿をパソコンで、会社の広告のゲラをダイレクトで、印刷所に送る、これは私にはできません。頼住事務局長にお願いしました。頼住・吉村コンビで今日を迎えることが出来ました。

 本当に今「ホッ」としています。今飲んでいるコーヒーはなぜかとてもおいしいです。

 賞状のゲラも上がってきました。①参加証、②表彰状(予選トーナメント・各ブロック毎)、③表彰状(決勝トーナメント)の三種類です。これらは全て責了にしました。来週火曜日か水曜日には出来上がる予定です。出来上がれば、出場チームの名前を全て書き込んで当日の大会に備えます。

 用具の確認もしました。ナガセケンコーにお願いして、バット、ボール、バッティングティーそれぞれ4面分、今年は全て新しい物を買うことにしました。2年前までは、ナガセのご好意で貸し出し用の新しいティーボール用具を使用していたのですが、今年は新品です。何もかもこの新しい時代、「新しい様式」に合わせています。

 さて、冊子作成の作業が一段落すると、次に気になることは、当日の感染対策です。12月18日、早稲田大学所沢球場で、当日の開会式前後の予行練習を行います。感染予防のための入場チェック、選手、保護者、関係者等の入場をどのように制限したり、監視したり、様々なことを想定します。そして、開会式、選手の集合場所は、行進はどのコースを歩くか、先導者は誰にするか、時間はどれほどかかるか、選手宣誓は誰か? その全てに対して練習します。

 当日参加頂ける専務理事・常務理事・理事それの地元の所沢、東村山の連盟役員の方々、学生諸君のお知恵とお力をお借りして、安心・安全な大会にせねばなりません。入り口には、6か所検温と消毒、更には健康チェックカードの確認、10日間の体温を記した一人一人のカードの提出、その確認。いろいろあります。効率よく、参加者の皆が納得するまで練習する予定です。

 プラカードも作成中です。これはいつも学生がボランティアとして作成してくれます。感謝です。プラカードのチーム名の間違いは許されません。これは、大会冊子と同じです。「選手に夢を感動を!」です。 慎重に! 丁寧に! 

 その他、ラインとなる養生テープの確認、この大会は、3年前まではグラウンドの中、5面で競技していました。今年は4面です。蜜を避けるために「野球塾」(バッティング教室)も行いません。したがって、養生テープによるライン引きは以前より容易です。コロナ禍ですので、全てに「密」を避け、よりシンプルに運営する方向で準備しています。

 招待者も出来るだけ少なくしています。開会式の挨拶も一分以内でお願いします。これは少し登壇者に失礼かと思いますが、当日、私から説明し、お詫びし、皆さんにご理解を頂くつもりです。

 今日の「理事長からのメッセージ」は、全国大会の2週間前、事務局の準備状況を、皆さんにお知らせいたしました。