2月23日 22日は猫の日。20日、20年間愛した「家族の一員、Sちゃん」とお別れしました。ありがとう!
昨日の2月22日は、ネコの日。当日の朝日新聞の一面下の広告は、猫関係の書籍ばかり。それらを拾い上げてみましょう。AERAの増刊「MYAERA]朝日新聞出版。「にゃんこ四字熟語辞典」飛鳥新社。「岩合光昭の日本ねこ歩き」クレヴィス。「ねこいる!」ポプラ社。「おまわりさんと招き猫」マイクロマガジン社。「ただいまねこ」NHK出版。以上、計6社です。猫を愛する人は多いです。
日本国民は、猫をこんなにも可愛がるのか、大切にするのか。なのに最近では、捨て猫があちこちで見られるとも報道されています。エサ代に費用が掛かり過ぎる。テレワークが少なくなった、会社に行く時間が多いので家でお世話できない、といった理由だそうです。猫ちゃんも人間様の勝手で大変なんだと同情します。
実は、私の家族の一員だった「北の国から来たブルーの猫(以下Sちゃん)」が、2月20日夜10時17分、この世を去りました。19歳と10か月。人間でいうと98歳から100歳といった年齢ですか。老衰でした。20年間我が家に多くの話題を提供してくれました。感謝しかありません。Sちゃんは、家内初め二人の娘と孫から特別の愛情をもって育てられました。
20年は長いです。私とも思い出はいっぱいあります。少し書き出してみます。
➀「ただいま」と帰宅すると、Sちゃんは玄関まで迎えに来てくれます。そこで、私はSちゃんの頭をなでなで。その後、Sちゃんが私の脚をスリスリ。可愛いです。②私が食事をしようと思い、コタツに入る時、必ずといっていいほど先にSちゃんが入っています。私は、片足ずつゆっくり中に入れます。③風呂を出る時、タライに真水を汲んで、Sちゃんがいつでも飲めるようにしておきます。④最近は、自分でドアを足で開けられなくなりました。そこでSちゃんは私の近くに来て、目と目を合わせます。「ドアを開けて」の合図です。目が合うと私はSちゃんに何かをしなくてはなりません。Sちゃんは家族の一員ですから。
Sちゃんが家から逃げ出し、探し回ったときの思い出。家から脱走する度に、大きな傷を負って帰宅。なのにまた外に出たがる。様々思い出します。晩年は、私より年上になったのかと思うと、不思議なお付き合いをしたものでした。
実は、このSちゃんの誕生日は、私の実の母の誕生日と同じ日だったのです。20年間その縁を感じていました。そして何と、Sちゃんがこの世を去った日は、私の実の父の誕生日でした。こんなことってあるのですね。私が、このSちゃんを、心の中でめちゃくちゃ愛していたのは、お分かり頂けますか。またこれからも愛し続けますね。間違いないです。
「家族の一員、愛するSちゃん」とは、この「理事長からのメッセージ」をもって、天国にお送りさせてもらいます。 Sちゃん! 20年間、ありがとう。