5月24日 学童野球マガジン(ベースボールマガジン社)に「日本式ティーボール」が紹介されました。YouTubeチャンネルにも!

 本日、ベースボールクリニック6月号増刊、小学生球児、指導者&保護者の入門書「学童野球マガジン」が日本協会事務所に送られてきました。早速、株式会社ベースボールマガジン社 編集局 編集企画部 編集次長の大久保氏に、御礼の電話を入れました。協会でも、3・4部購入したい旨伝えると「プレゼントしますよ」という返事。私は「じゃ!3部は購入します。2部はご好意に甘えます」と。

 以前、この「理事長からのメッセージ」にも書きましたが、日本式ティーボールについて、大久保氏とこの取材・構成者の杉園氏の二人が協会事務所に来られました。取材中は日本式ティーボールに興味津々。取材終了後、野球談議で盛り上がり、3時間ほど楽しい時を過ごしました。そのためか、この一問一答形式の取材、どの様に纏められたか興味がありました。良い記事になっています。早速、皆さんに紹介します。

 「ティーボールのススメ」「共存共栄、ともに明るい未来へ」がこの記事の題目です。61ページから64ページの計4ページに纏めてあります。

 先ず見出しを紹介します。「ゲームを存分に楽しみながら、野球の基礎ルールや動作も習得!」「3・4年生の全国大会も」「40年前に危機を予言」「学校体育での実践の意義」「ティーボールの全国大会は4年生以下。5年生からは野球やソフトボールに進んでもらえばいい。共存共栄していかないと」「日本におけるティーボールと協会の主な歩み」「ティーボールとは(野球との違い)」「子どもの笑顔を取れ」。分かり易いです。

 次に、質問項目を紹介します。①1993年11月に日本ティーボール協会を発足させた背景から教えてください。②「野球、ソフトボールに衰退期が来る」との予言には根拠も当然。③ではなぜ、ソフトボールが小学校の授業から消えたのでしょうか。④学校教育にベースボール型を再導入するにあたり、乗り越えるべき壁は何だったのでしょうか。⑤具体的には、どのような系統を提示されたのですか。⑥そうした創意工夫や努力も実ったということですね。⑦学校教育にティーボールを取り入れた教員たちの反応は。⑧次の改定が27年度末とすると、少なくとも数年間は現行のままで安心です。今後はどのような取り組みをされて行かれるのでしょうか。⑨日本の野球界では10年ほど前から小中学生の選手が激減しています。⑩競技団体や組織の垣根も超えて、成功例をより広められたら。⑪では最後に、学童野球に携わっている指導者、選手の保護者へメッセージをお願いします。的を得た見事な質問ばかりでした。

 以上、杉薗氏と大久保氏からの質問に対して、私は、一つ一つ誠実にお答えさせて頂きました。満足しています。

 また、協会事務所からは、このインタビュー記事に対して5枚の写真を提供させて頂きました。その写真解説は以下の通りです。

 ①「ティーボール」は、投手のいない野球。ティー台に置いたボールを、打つことから始まる。②3・4年生の全国大会。今年は8月23日メットライフドーム(今はメリーナドーム)で予定。軟式野球、硬式野球、ソフトボールの各チーム、小学生のクラス単位代表チームと、出場形態はさまざま。47都道府県での予選会(今年は終了した地域あり)の参加や問い合わせは、日本ティーボール協会の公式サイトにて。③日本では学校体育の授業にベースボール型球技も採用されており、小学生が野球系の競技に触れる機会がアメリカなど海外よりも確実に高い。

 以上です。協会事務所から提出した写真も、頼住事務局長が選び抜いたものです。写真でもそのコメントからも、日本式ティーボールとはどのようなものなのかが、一目で分かる内容になっています。是非、皆さんこの「学童野球マガジン」の記事をご覧ください。

 この「理事長からのメッセージ」を書き終え、大久保氏に電話しました。内容は、「大久保氏と杉薗氏両名のお名前、並びに質問項目を紹介しますが、ご了解頂けますか」、です。快くOKを頂きました。

 その折、大久保氏から、YouTubeチャンネル『学童野球マガジン』でも、発信していますよ。とのこと。ぜひご覧ください。

 今日は、「学童野球マガジン」に「ティーボールのススメ」が掲載されたということを、紹介しました。 プラスYouTubeも!