5月25日「人事は慎重、慎重、また慎重。沖縄連盟、プロ野球OB会、山形県連盟等の重鎮から多くを学びました。」

 本日10時24分、日本ティーボール協会の事務所に一本のメールが届きました。差出人は、沖縄県連盟の仲里幸剛評議員からでした。内容は、5月18日の「理事長からのメッセージ」についてです。そこでは、「糸洲朝則先生は、全国大会や日本ティーボールセミナーにも数回出席され、現在は後輩の下地秀男先生にバトンタッチされています」と、私は書いてしまいました。正しくは、糸洲朝則先生は現在会長、下地秀男先生は理事長です。その上、私は、仲里幸剛評議員のお名前を一字間違えて、書いてしまいました。2つのミステイクをしてしまいました。仲里評議員、ご指摘誠にありがとうございました。以後、最大限注意したいと思います。

 そのメールを読み、すぐに仲里評議員にお詫びの電話を入れました。仲里氏は物凄く優しいです。穏やかな口調で、「先生!大丈夫です。今後とも宜しく!」と明るく応対してくれました。仲里さんスミマセン。その内、お会いしましょうと約束。その折にもお詫びします。美味しい物でも食べに行きましょうね。次に、夕方、糸洲先生にお詫びの電話を入れました。先生も優しいです。「あ!吉村先生!まだまだ元気ですよ!こちらこそ宜しく!」こんな感じでした。そして、最後に下地先生に電話しました。「ハハハハハ!僕が仲里さんにこの件のアドバイスをしました」と。

 私の間違いを3人に心からお詫びをしたのですが、3人とも心優しく、申し訳ないやら、楽しいやら、とても複雑な気持ちになりました。3人の先生からは、今年の全国大会は、コロナの関係で参加できないですが、来年は何としてもチームを送ります、という心強いお言葉まで頂きました。日本ティーボール協会は、本当に良い仲間に恵まれています。感謝ばかりです。

 さて、今日は13時30分から墨田区横網で、公益財団法人全国野球振興会(日本プロ野球OBクラブ)の2022年度の第1回理事会が開かれました。一週間ほど前、八木澤荘六理事長から電話をいただき、今回任期満了を迎えるにあたり、理事を退任することを決めていました。12年間にわたり、全国野球振興会の理事を務めさせていただきましたが、今回が辞めさせて頂くのにいい時期かなと思っていました。電話を頂いてから、理事会には、オンラインか対面かのどちらで出席するか考えましたが、「立つ鳥跡を濁さず」ということで、皆さんにお会いしてお礼を申し上げるべきと判断し、対面で出席することにしました。

 今週の初め、「理事長からのメッセージ・耐えて克つ・上巻」を15冊、八木沢理事長宛てに送り、本日出席される理事の皆さんに配布してください、とお願いしておきました。最後の会議、お土産のつもりです。会議が始まる前に、このことが理事の皆さんに披露され、八木澤理事長よりコメントを求められました。私は、「このコロナ禍、このようなメッセージを、ティーボールの仲間たちに送っています。皆さんもご一読頂ければ幸いです」と挨拶&PRをしました。

 会議は第1号議案から第8号議案迄粛々と進み、最後に八木澤理事長の「終わりの言葉」で終了しました。私は終了した瞬間に手をあげ、12年間のお礼を申し上げようと考えていたところ、副理事長さんがある方を指名され、私への指名はありませんでしたので、発言は控えておこうと判断しました。

 もし私に指名があれば、私は、「全国野球振興会に対してお土産を持ってきました。それはここにある4本のDVD。①TTA初級・特別公認指導者認定講習会テキスト、②笑顔いっぱいティーボール―小学3・4年生と5・6年生の学習指導冊子ガイド―、③幼児&小学1・2年生のためのティーボール教室、④小西美加先生の幼児・小学1年生のためのティーボール教室です。加えて、そのテキストもお持ちしました。是非OBクラブでご活用ください」と伝える予定でした。そして、DVDとテキストを贈呈して、日本式ティーボールを少しPRして、挨拶に代えようと考えていたのですが、思い通りにはいきませんでした(ドラフト会議でいえば指名漏れですね…)。

 会議終了後は、八木澤理事長にまずお礼の挨拶。八木澤理事長からは、近々二人で食事を、と誘われました。嬉しい、優しいお言葉ですが、このコロナ禍、「お誘いはありがたいですが、コロナ次第ですね。お互いに無理をしないようにしましょう」と返事させていただきました。今日は、思い切って理事会に出席して良かったです。皆さんに挨拶ができました。12年間本当に色々なことがありました。今では良き思い出になっています。

 会議室から出るとタイミングよく、山形県の山川彰夫理事から電話です。内容は「この度、日本ティーボール協会山形連盟の最高顧問になりました。代表は清野敏寛に代わります。事務局長は伊藤淳です」とのこと。山川さんには、「日本協会の理事は引き続き宜しくお願いいたしますね」と、念のため確認しました。山川さんからは「続けさせて頂きます」という返事があり、ホッといたしました。山川さんと私の信頼関係は、強いです。

 人の名前を書くとき、肩書が変わるとき、慎重、慎重、また慎重。間違いがあってはいけません。今日は沖縄連盟の糸洲先生、下地先生、仲里先生、プロ野球OBクラブの理事の皆さん、山形県連盟の山川さん等から多くを学びました。皆さん!ありがとうございました。