6月19日 連日の猛暑、節電、電力逼迫、節水、「熱中症」に最大の注意を!

 6月27日(月)気象庁は、関東甲信越、東海、九州南部が梅雨明けしたと発表しました。これは統計が残る1951年以降、3地域ではいずれも梅雨の期間が最短となります。今後の水不足も心配です。この3、4日の暑さが一週間続くとのこと、全くもって異常です。昨日、このニュースを初めて知ったのは、神奈川県厚木市から事務所に来る頼住道夫事務局長からでした。12時過ぎに事務所に出勤、開口一番、「先生!梅雨が明けました」。私は「嘘だろう、早過ぎ!」。

 非常に早い梅雨明けとなったのは、気象庁の説明では、①日本の南の太平洋高気圧が平年よりも本州付近に強く張り出している、②上空の偏西風が日本付近で大きく蛇行している。③梅雨前線も北上した、とのことです。世界中で異常気象をもたらす「ラニーニャ現象」が昨秋から続いていることも原因の一つのようです。「ラニーニャ現象」が梅雨前線の北上を早めた可能性もあるとのことでした。

 気象庁の予報と説明はいいから、「涼しくなってくれ! お願いします」。 

 東京の電力も心配です。「電力需給逼迫注意報」が26日、27日、28日、29日と4日間、出続けています。午後4時から5時までが要注意とのことです。協会事務所も必要な電気以外は、スイッチを抜くか、消灯しています。今年は、節電、節水、厳しい夏になりそうです。梅雨前線が戻ってくれることを、祈るばかりです。でも、大雨は勘弁してほしいですが。

 昼食から事務所に戻ったとき、35度は楽に超えていたのではないでしょうか。今朝の新聞の予報では、埼玉県熊谷市、群馬県前橋市、山梨県甲府市等で、39度が見込まれるとのこと。本当ですか?昨日は、小学校や遊園地等で、「熱中症」の患者が続出。この一週間では、4551人搬送されたとのこと。日本救急医学会は「危機的な状況」でから十分注意するようにと、「熱中症」への予防を呼び掛けています。

 さて、我々の「文部科学大臣杯争奪小学生ティーボール選手権大会」開催日は、8月23日ですが、その日は気温は何度になるのでしょうか。今から「熱中症」がとても心配です。現在開催されている地方大会でも、「選手や保護者の健康に十分注意を払い無事大会を成功裏に終了させました」という報告が寄せられています。「熱中症」への配慮に対して、大会管理・運営者の我々の仲間たちに対して、心から敬意を表します。

 さて、ここで「熱中症」について少しばかり学習をしましょう。先ず次の5原則を順守です。

 ①とても暑い時は、無理な運動は中止。

 ②急な暑さは特に要注意。

 ③失われた水分、塩分は必ず補給。

 ④ユニフォームや体操着は、吸湿性や通気性の良いものを着用。

 ⑤試合前、体調不良の時は、前もって休む。以上です。

 「文部科学大臣杯争奪小学生ティーボール選手権大会」では、救急車がセンター後方で待機しています。そこには看護師、並びに医療従事者が開会式から大会中、そして閉会式まで乗車されています。選手・保護者等の健康管理のアドバイサーとして貢献してくださいます。大会中、健康面で心配事が起こりましたら、遠慮せずに相談に行ってください。

 昨年は、12月26日にこの全国大会を開催しました。それは、コロナ禍ということもありましたが、もう一つの理由は夏の「熱中症」が怖いためでもありました。今年は早々に西武の担当者の方には、冷房の入った部屋の準備をお願いしています。また、スポーツドリンクを常時飲めるような配慮を業者と交渉中です。今年も、選手の皆さんの健康を第一に考え、実り多い全国大会にしたいと思っています。参加される皆さんと一緒になって、思い出深い大会にしましょう。大会を管理・運営をする協会は、今から緊張感を持って準備に当たっています。

 連日の猛暑、電力注意報等を今体験して、この夏の「文部科学大臣杯争奪全国小学生ティーボール選手権大会」の準備と「熱中症」について考えました。

 今、夕方6時半を回りましたがそれにしてもまだまだ暑いです。皆さん、健康には十分注意してください!