6月20日「大谷選手、6年目で150号、松井選手越え。昨日2試合連続本塁打で24号、断トツ1位。RBIも1位。凄すぎ(何10回書いたか)」

 一昨日、メジャーリーガーの大谷選手は、第4打席目にバックスクリーンへ23号の本塁打を打ちました。それは日本人選手としては、最速の150本塁打でした。通算652試合目の到達は、国民栄誉賞の松井秀喜選手を抜く記録です。抜かれた松井選手は、同日、子どもの野球教室の指導者として参加。その折、大谷選手に関してインタビューを受け、そこで彼は、「大谷選手がどんな記録を打ち立てようと、驚く人は誰もいない」と。私も同感です。大谷選手の活躍は、松井選手であっても、言葉を変えて上記のような「素晴らしい」の一言しか言えないのです。

 そして、昨日、大谷選手はまたまた本塁打を打ちました。2試合連続です。私も、松井選手同様この程度では「驚きません」。

 ここでは、現在の大谷選手の投手成績は除いて、打撃成績だけを整理してみましょう。

 先ずヒット。15試合連続ヒットを続けています。投手は概して、ホームラン打者に対して、ストライクゾーンを外したボールを投げようとします。投手は打者の本塁打を警戒するからです。それを打者が見送ると、打撃数は必然的に少なくなります。四球が多くなります。そこでの連続ヒット、凄いです。打てるボールをきちんとヒットしているのです。日本球界では、王貞治選手が同様でした。だから偉大でした。

 次は本塁打。2日連続です。昨日の父の日の本塁打で24号、ア・リーグでは、断トツで1位。2位はヤンキースのジャッジで19本、その差は5本。3位は17本のアルパレス選手、その差は7本。昨日の本塁打は見ごたえがありました。それは、相手投手が、ベテランのグリンキー投手だからです。ニュースで何回か見ましたが、遅いボールを上手に使い、大谷選手の打撃フォームを崩そうとしています。見事です。さすがは、メジャーで224勝をした大投手だけあります。大谷選手の打撃フォームをどのように崩そうか、考えに考えてのピッチングでした。大谷選手から2三振を奪ったということはやはり別格の好投手。その投手から大谷選手は24号の本塁打。やはり大谷選手は、怪物、凄いです。

 打点もトップに躍り出ています。チームの成績は、決して良いとは言えない中でのこの記録は特筆もの。2位は、57点のディバース選手(レッドソックス)、3位は、56点のレンジャースのガルシア選手。メジャーにおいて、RBI(打点)は、特別高い評価を受けます。これからもチームメイトの協力を得て、RBI街道を独走し、ワイルドカード争いでもチームとして勝利してほしいですね。

 打率は、いつの間にか300です。ベストテンの8位に名を連ねています。これ程多くの本塁打を打って、三振も多いのに、3割に到達するなんて、神業です。因みに、日本の安打製造機と言われたレッドソックスの吉田選手は308で3位。さすがに素晴らしい。この二人の打率争いも目が離せません。メジャーで日本人同士が首位打者を争うなんて夢のようです。頑張れ! ご両人。

 大谷選手、この調子でいけば「三冠王」も夢ではありません。大谷選手が、「三冠王」を取って、「MVP」も頂き、その上、投手として、「サイヤング賞」まで、獲得したら、どうでしょう。松井選手はじめ、皆さん驚きませんか。

 これでも驚かないのなら、大谷選手が突然、NBAのレーカーズに入団。異なるボールゲーム(球技)との二刀流。八村塁選手とコンビを組んで、3点シュート連発、ゴールラッシュ。これでどうだ! 

 次は、アメリカンフットボールへチャレンジか? 「もう!ええ加減にせえ」、と皆さんから怒られます。本日の「理事長からのメッセージ」は、先日、ティーボール協会の「総会」が終わったので、身も心も軽く、こんな気分で書きました。

 大谷選手! 凄過ぎ!(何10回書いたでしょうか)。

 大谷選手!今まで通りで十分ですよ。怪我や病気はしないでくださいね。お願いします。大ファンでーす。