12月31日「今日は、大晦日。今年も日本ティーボール協会はいろいろありました。全てに感謝です。」

 今日は、大晦日。今年もティーボール協会いろいろありました。全てに感謝です。

 先ず、この「理事長からのメッセージ」は、お陰様でこの1年書き続けることが出来ました。来春早々には(中巻)を刊行する予定です。校閲者の吉永先生には、この1年どれほど貴重な校閲・チェック・電話でのアドバイス等を頂いたか。心から感謝しています。その激励等がなければ、このように継続して書き続けられなかったと思います。そして、手賀さんからは毎回アドバイスや確認作業等に加わって頂き、激励されました。ありがとうございます。このお二人の存在が偉大でした。お二人には心から感謝しています。

 次に、この1年間、我々に元気を与えてくれたのは、何といってもメジャーリーガー「オオタニさん」です。どれほど彼の活躍が、このコロナで暗い日々を明るくしてくれたか。私にとっては、エンジェル(天使)のような存在でした。気分転換させてくれたり、元気や勇気をくれたりした偉大な存在でした。今晩31日のNHKの番組で「大谷さんの特集」があるようです。しっかり正座して、感謝を込めて、見届けたいと思っています。

 さて、この1年を簡単に振り返ってみましょう。全国大会を筆頭に多くの「イベント」開催については、皆さんからの貴重なアドバイス・激励等を頂きました。感謝しています。

 1月は、16日所沢・早稲田大学人間科学部スコットダグラス先生(参与)の実験室で、協会としては、初めてとなるオンラインによる「第28回日本ティーボールセミナー・―コロナ禍におけるティーボール・野球・ソフトボール指導―」(スポーツ庁・厚生労働省後援)を開催し、とても高い評価を受けました。この報告書は、講演者・発表者・学生たちの協力もあり、セミナー終了後、1ヵ月以内に作成、それをティーボール・野球・ソフトボール関係者・関係団体に送付。コロナの時期だけに、タイムリーな話題として、多くの関係者・関係団体からお礼の連絡を頂きました。

 6月20日には、「日本式ティーボール ルール解説教本」を刊行。これもティーボール・野球・ソフトボール関係者・関係団体に送付。多くの方から暖かいメッセージを頂戴しました。これは、今年の「理事長からのメッセージ」1月14日から2月9日までの間に記述、どの様にして今の日本式ティーボールを創造し、ルールもどのようにして成文化させたかを、教本として、世に明らかにしたものです。反響も大きかったです。

 7月23日は、東京オリンピックの開会式でした。その前日からソフトボール競技は、福島県営あずま球場で開幕、結果は金メダル。同様に8月8日は侍ジャパンも金メダル。この間は、ソフトボールと野球を堪能させて頂きました。この2競技が、次のパリオリンピックでは正式競技種目から外れます。このことを他人事と考えずに、我々はこの日本式ティーボールをより世界へ普及させることを真剣に考えねばなりません。「一球野球、一球ソフトボール、―満塁からのプレーボール― 野球・ソフトボール」に繋がります。翌日9日が、東京オリンピックの閉会式でした。

 9月5日、夏季パラリンピック東京大会が閉幕。感動の連続でした。最終日に女子マラソンの道下美里選手、バドミントン男子シングルス梶原大暉選手、女子ダブルス里見紗李奈選手と山崎悠麻選手、そして銀メダルを獲得した車いすバスケットボールもとても印象に残りました。「理事長からのメッセージ」でも書きましたが、このパラリンピックを堪能するだけでなく、これを機会に、もう二つの障害スポーツ「スペシャルオリンピックス」と「デフリンピック」も忘れずに! 皆さん、宜しくお願い致します。

 9月25日、「理事長からのメッセージ」2020年10月~2021年3月迄をまとめた「耐えて克つ―新しい朝が来る―」を発刊することが出来ました。ホームページで発信するのとは別の意味でインパクトがありました。あの王貞治さんからも日本協会にお礼の電話がありました。その電話を最初に受けた小西さんは「理事長!王さんから電話です」という声が、心なしか震えていたように思われます。王さんも「日本式ティーボールが普及・発展していること」を心から喜んで下さっていました。

 9月・10月になると、全国各地から、12月26日の「全国小学生ティーボール選手権大会」の予選会の開催・結果報告等が事務所に送られてきました。10月に入り、コロナの感染状況が、少しですが落ち着き始めたからでしょうか。日本協会にとっても明るいニュース、嬉しいニュースが少しずつ増えてきたように思われました。

 11月6日は、千葉県流山市で「青木杯並びに健康福祉の講習会とTTAの初級認定講習会」を奈良常務のご尽力で成功裏に終了。翌週13日埼玉県入間市で「幼児&小学1・2年生どか点ティーボール大会」が小西常務・高島理事の強い指導力でこれまた2年振りで開催・無事終了。大きな成果を残しました。

 12月26日、本年度のメインイベント「全国小学生ティーボール選手権大会」開催。これまた、頼住専務兼事務局長を軸に、大会参加者全員のご努力とご協力のお陰で、無事終了。その日から今日で5日たちました。この5日間良い報告こそあれ、暗い報告は事務所に一切来ていません。本当に安堵しています。参加された全ての方々に感謝です。

 お分かりですか。多くの理事・評議員、そして仲間の皆さんと素晴らしい連携を取ってこのコロナ禍の時に、その時々の最善を模索して、今日大晦日を迎えました。今、かなりの満足感はあります。皆さんは、如何でしょうか。

 それでは、2022年が、皆様にとって素晴らしい年になることを心から祈念いたします。それでは、良いお年をお迎えください。