5月12日「日本式ティーボールをアジア各国へどのように普及させたか?今、それを書く必要性を感じています。台湾、韓国、中国、その他」

 昨日、ナガセケンコー株式会社本社の会議室において、徳島県から河内顧問、岡久評議員、モンゴルからウガンバタル氏、ナガセケンコーからは、H副社長、H氏、伊東理事、それに私の計7名は、モンゴル国へ日本式ティーボールを普及させる方法について議論しました。

 会議では、モンゴル国を始め、たとえどの国であってもナガセケンコーが製作しているような、製品安全協会が認めるSGマークのある立派な用具を使用してもらうことが最も大切だということで一致しました。

 河内顧問は一般社団法人関西広域中国&モンゴル交流協会代表理事、並びにモンゴル国名誉理事というお立場での発言、加えて、アジア連盟の副会長でもあります。したがって、私はこの会には、日本ティーボール協会理事長という立場に加え、アジアティーボール協会会長として出席しました。ナガセケンコーは、様々な国において、用具に関するネットワークは多く、広いです。

 まず河内顧問からは、この5月1日から6日までのモンゴル国への「使節団」の活躍についての報告があり、陳先生、久保田先生、小西先生は大活躍であったことが述べられました。この件については、当事者の3先生方から、個別に報告を受けることになっていました。この会合中に、早速、陳先生から電話があり、今月の17日に上京するため、その折にモンゴルでの活動を報告する、私の都合は如何かというものでした。新宿でお会いします。久保田常務、小西評議員からは、書面等で報告してくれることになっています。報告を受けましたら、皆さんへはこの「理事長からのメッセージ」にてお知らせいたします。乞うご期待!

 「使節団」についての報告後は、これからの、モンゴル国において使用するティーボールの用具をどこで調達するかです。いつまでも河内顧問のご好意(寄付)に甘えてばかりでは、モンゴル国において日本式ティーボールの発展はない。用具を製作するのに最も適した国は、地域は、モンゴル国か日本かそれとも他の国か?この件については、様々な意見が出されました。工場建設費、ボールやバットの製作費、その原料費の高騰問題、輸送費、人件費等、様々な難しい問題が山積です。

 2時間半ほどで会議を終了させ、少し早い夕食会を開催。そこでは昼間の会議の続きです。河内顧問のモンゴル国への愛、情熱、貢献、指導、応援する気持ちがビンビン伝わってきます。7月24日に開催する「文部科学大臣杯争奪全国小学生ティーボール選手権大会」と同時開催する「フェスタ」において、モンゴル選手団を2チーム連れてきます、とのこと。その前日は早稲田大学所沢キャンパスにおいて、用具、ルール、選手の年齢、技術レベル等を確認するため、地域の小学生や早稲田の学生たちと交流を行うことで一致しました。また、これらについては、次の機会に報告します。

 昨日の2回の会合で強く感じたのは、私は今、このタイミングで、日本ティーボール協会理事長並びにアジア連盟会長として、日本式ティーボールを如何にして東アジアへ普及させてきたかを明らかにしておく必要がある、ということでした。会合においても、出席者間で多少の認識の違いがあったからです。

 そこで、本日から4、5回に渡り、アジア各国へどのようにして日本式ティーボール(ソフトボールも含む)を普及させていったかについて紹介したいと思います。

 台湾、韓国、中国、ブラジル、アメリカ、モンゴル等を紹介する予定です。ご期待ください。