6月23日 モンゴルのティーボール! 河内顧問の偉大なる貢献。「モンゴル・ティーボール・ナウ」を報告します。

 昨日夜遅くに、京都出張から自宅に戻りました。一昨日の夜は、広野幼稚園園長の兄と小西理事と私は、3人で京都駅近くのファミリーレストランで夕食を共にしました。そこで、先の総会で決定しました小西理事の件を報告し、今後更なる協会への貢献をお願いしてきました。

 その折、小西理事から2023年5月1日から6日迄の「モンゴルティーボール指導者講習会報告」というカラーの冊子を受け取り、その時の報告を頂きました。

 報告冊子は、カラーで作成され、①バヤンゴル区教員指導の様子、②小学校20校・幼稚園15園の先生方へ向けた「ティーボール概論」「ルール解説」「審判法」の座学3時間、③幼児ティーボール指導法実習の様子、④アジアティーボール連盟&日本ティーボール協会指導者認定書の授与式、⑤バヤンゴル区郊外指導講習会の様子、⑥バヤンゴル区外の希望者講習会(訳15名)、⑦アジアティーボール連盟&日本ティーボール協会&モンゴルティーボール協会指導者認定証の授与式、⑧アジア・日本・モンゴル ティーボールの輪、⑨ティーボール35セットと共に出発等、これらがカラー写真の横に、キャプション、即ち、解説文が添えられていました。非常に分かりやすいものです。良くできています。

 そして更に、「20校の小学校・15園の幼稚園にティーボールセットを寄贈頂きました。これだけ沢山のモンゴルの方々が、笑顔いっぱいになられました。これから益々モンゴルの中で、ティーボールが普及発展しますように」。と結ばれました。成果を上げての帰国であり、私への報告でした。報告者は連名で、陳兆麗先生、久保田浩司先生、小西美加先生。小西理事、ありがとうございました。

 そして、今日朝に事務所に来ますと徳島の岡久評議員から、上質の紙を使用したカラーの「モンゴル使節団報告書」が15部届いていました。

 そのタイトルは、「やさしいけど、力強い次の感動 ティーボール」

 これは、先日の岡久評議員の電話では、「モンゴルの指導者たち約35人が、モンゴル語で感想文を書きました。それを日本語に翻訳して、冊子にしたもの」とのこと。中を観ると美しくて、内容のある、立派なものです。

 先生方の「声」の見出しのみを拾ってみます。①心が満足です。②興味があるスポーツ。③未就学児に必要なスポーツだと思います。④このスポーツで将来の選手たちを育成すると思います。⑤凄く楽しみながら学びました。⑥チームで素晴らしい時間を過ごしました。⑦年齢を問わず楽しめるスポーツです。⑧研修はとても興味深く、有意義でした。⑨みんなが出来るティーボール。⑩モンゴルティーボールを広めたい。⑪ティーボールは、教えてくれる。⑫ティーボールと野球がもっと発展するように。⑬ティーボール選手を育てたい。⑭素晴らしいスポーツです。⑮ティーボールは、安全に楽しめる。約半数の先生方の感想文のタイトルのみ紹介しました。皆さんとても好意的です。これは、指導者として派遣した、上記3人の先生方の情熱と指導力の賜物です。見事な国際貢献をなされました。ありがとうございました。

 この報告の終わりに、「感謝」として、現地在住で、この講習会中に、事務所宛にメールで報告を下さったS氏のコメントがありました。以下に紹介します。

 「感謝。いつもモンゴルへ、野球・ティーボールの継続的なご支援を、心より感謝しております。少しずつではありますが、確実に野球型のスポーツティーボールが浸透していると実感しております。ウランバートルでは、日本語を勉強して、将来日本に行きたいと考えているモンゴル人が非常に多く、日本語を教える学校や塾も大変多いです。ティーボールを通して日本語や日本文化について知ってもらえるかなと、日々感じています。私が教えている子供たちは、みんなティーボールが大好きです(略)」。

 モンゴルのティーボールが短期間にここまで普及したのは、何をおいても、モンゴル国名誉領事兼一般社団法人関西広域中四国&モンゴル交流協会代表理事である河内志郎日本協会顧問&アジアティーボール協会副会長のご貢献があったからです。河内顧問のスケールの大きさは、桁外れです。この度の第3回モンゴルティーボール派遣団を観てもそれはすぐに理解できます。

 ここで、先日、イタリアから送られてきた陳兆麗先生からの報告書を再び思い出してみましょう。

 「今回のモンゴルティーボール指導者講習会は、現地で大変なブームになりました。河内志郎会長の貢献で、政府、学校、講習会など至る所で“ティーボール”の話ができました。アジアの他地域に比べ、経済力とプロの指導者は、ハイレベルなスタートでした。昨年2回の講習会を経て、一定の地域でティーボールは珍しくなくなったことを肌で感じました。現地で官舎訪問、学校訪問には、河内志郎会長の存在、三木資源(株)の貢献がすごく大きかったです(原文のまま)」

 7月23日、24日と所沢西武のベルーナドーム等でモンゴルチームの活躍が見られます。その折、アジア4か国によるアジアティーボール連盟の今後の進め方も議論します。きっと充実した、実り多い会となるでしょう。

 今日は、モンゴルチームと会う、正にその1か月前の「理事長からのメッセージ」で、タイトルは「モンゴル・ティーボール、ナウ」でした。