4月29日「女性活躍時代へ 老若男女一緒に楽しくプレーそれが日本式ティーボール 政治も経済も商売もどうぞこれを参考に! 」

  今日は4月29日、私たちの世代では「天皇誕生日」。この日は大型連休「最初の休日」というのが頭から離れません。そして私のように柔道を愛する人間は、今日は九段の武道館で「全日本柔道選手権大会の日」です。

 今は「昭和の日」。「平成」が過ぎ今は「令和」。時代は移ります。昭和の日本柔道は男性中心でした。今の日本柔道は男性も女性も強いです。昭和が男性中心だった時代から令和は女性が活躍する時代へと移り変わるのでしょうか。

 昨日28日、東京五輪・パラリンピックをめぐる日本政府、東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者の代表者会議が開催されました。出席者は丸川珠代五輪相、橋本聖子組織委会長、オンラインで東京都小池百合子知事、IOCのトーマス・バッハ会長、IPCのアンドリュー・パーソンズ会長です。

 これ今日は「天皇誕生日」とすぐ出てくる人間からするととても大きな驚きです。何故か分かりますか。

 バッハ、パーソン両会長は男性。丸川大臣、橋本会長、小池知事の日本を代表する3氏は女性なのです。これは日本の誇りです。素晴らしいです。女性の進出・活躍が際立っています。

 5者でしっかり協議された内容については、橋本会長「無観客も覚悟」とか「決断は6月以降に先送り」とあります。大会を開催するにせよ、中止するにせよ、無観客にするにせよ、国民が納得する形で結論をお出しいただきたいと思っています。

 もう一つ、高校野球でビッグニュースがあります。

 この夏の第103回全国高校野球選手権大会の準準決勝翌日の休養日に全国高校女子硬式野球選手権大会の決勝が甲子園球場で行われると決まったことです。

 全国高校女子硬式野球加盟校は、この4月時点で40校。その一番を決める大会になるのです。40校の部員たち幸せですね。決勝戦では高校生らしい全力プレーを見せてください。

 この大会を後援する朝日新聞は「100年以上にわたり教育の一環としての高校野球の運営に取り組んできました。今回、新たに大会を後援することで、男女を問わず、高校野球の更なる発展を目指していきたいと考えます」と。「男女を問わず」とあります。甲子園でのことですから先導的な思考です。大きな一歩を踏み出しますね。女子高校野球の魅力を余すことなく見せてもらいたいですね。

 この「理事長からのメッセージ」でも書きましたが、アメリカの大学では、タイトル9の法律があります。男女均等法です。男子のバスケットボール部があれば女子も、女子のバレー部があれば、男子も。そして男子の野球部があれば女子のソフトボール部がなければならないのです。日本の場合、今後高校女子のソフトボール部と硬式野球部との兼ね合いはどのようになっていくのか。この辺りも注目したいですね。

 いずれにせよ、高野連ナイストライです。女子高校生に大きな大きな夢を与えます。今年の夏の楽しみが一つ増えました。テレビで見ようと思っています。「テレビ朝日」で放映されるのでしょうか。

 「昭和の日」が頭の中ですぐ出ないで、今日は「天皇誕生日」と出る私のような世代にとって、東京五輪・パラリンピックの開催をどのようにするかを、お決めになる責任者が上記3名が女性。丸刈りとカチワリと汗と涙を思い浮かべる甲子園に女子高校野球。このコロナ禍の時代に電子系の学習、パソコン必修、これには男女の区別なし。オンライン会議で女性が参加しやすくなった、テレワークで家庭に男性と女性、新しい様式への順応と理解は男女一緒。

 新しいことだらけです。「人生常に刺激」を受けます。今の時代に食らいついてでもついて行かねばなりません。今の時代にしがみついていれば、年齢を重ねてもボケません。

 さて、いつの日か「皇后陛下誕生日」の祝日が来るのでしょうか。それとも女性「天皇」が誕生するのでしょうか。

 「男性も女性」も、「女性も男性」も同じように活躍できる場が「当たり前」という時代が一日も早く来るといいですね。こんなことを考えさせられる日でした。

 日本式ティーボールは、「男性も女性も年齢関係なく、皆が一緒になって楽しくプレー」できます。差別や区別は全くありません。これを政治も経済も商売も、勿論、他のスポーツもぜひ参考にしてください。