4月30日 久米川幼稚園での「幼児のためのティーボール教室」の報告です。

  先ほど久米川幼稚園から戻りました。今日は天気は最高です。青空で温度は23、24度。少し運動するといい汗をかく気候です。

 今日14時から上記の幼稚園で4月から「ティーボール教室」が開かれています。丸山先生が指導されていた幼稚園での「ティーボール教室」をジャクパが引き継がれたのです。

 私は10分前に到着、園長の町田先生に挨拶して、この教室の見学をお認め頂く。指導担当はジャクパのA先生、学生時代は女子野球の選手だった方です。教室が始まる前には、グラウンドのライン引き。これはとっても大切な準備です。このライン一つで、子どもの動きは変わってきます。きっちりと引かれていました。指導を見学するのが楽しくなります。ライン引きを終えると、A先生は教室に参加する子どもと親しげに談笑、これも教室前の大切なひと時です。いいですね。

 14時05分、教室が始まりました。今日の幼児の参加者は8人。指導者は2人、ベテランのI先生が補助につかれています。これは心強いです。最初は整列して「これからティーボール教室を始めます」礼。教室は挨拶から始まりました。

 先ず最初のメニューは「ベースランニング」。塁間5メートルのところを1周します。8人が等間隔で走り終えたら、次は、2週目。子どもは走りが大好きです。皆笑顔です。

 次のメニューは「投げる、スロー」。先ずフォーム創り、A先生のフォームを真似ます。そして投げる腕を曲げ、フォロースルーです。この格好を身に着けるのが難しいです。指導法は数多くあります。そして「トントンスロー」の掛け声で皆が投げます。投げ終わったら全員でボールを取りに走ります。一球投げてそれを取りに行くというのも一つの指導法ですが、一人が5球前後続けて投げて、それを全て投げ終わったら、皆でボールを籠に入れるために取りに行く。いずれの方法も楽しいです。ここまでで15分。給水です。

 14時20分、3番目のメニューは「打つ、ヒット」。打つ人が4人、守る人が4人、一人ボールを3球ずつ打ちます。打ち終わったら、攻守交替です。打者と打者の間は、約3、4メートル。参加した子どもの技術差はそれぞれです。この場合、指導は難しいです。場合によれば個人指導も必要となります。それが過ぎると他の子どもが飽きます。I先生が上手にその辺をカバーされています。攻守交替は2回で終わり。そこで給水です。時間は14時30分。

 4番目のメニューは、ゲーム。いわゆる「どか点ゲーム」。4人対4人、守備者は内野のみ。そこで打者は思い切って打ちます。内野手は全員「さあ、こい」と言っています。元気があります。打者が打ったボールが内野を適当に抜けます。そのため、打者一人で3点、4点と多くの得点を挙げることができます。見ているお父さん、お母さんもとても納得した表情。自分の子が多くの得点を挙げると子ども同様に親も嬉しいのです。1回が終了したところで、14時40分、給水。これが2回、3回、4回と続きました。試合終了は、14時55分、最後の挨拶。「ありがとうございました」。終了です。

 これが、今日のティーボール教室のメニュー・プログラムでした。4月の初めから数えて今日は3回目。A先生も手探りですが頑張っておられます。先駆者となられるのです。ベテランのI先生もA先生の新しい挑戦に期待されています。教室終了後、A先生と簡単な反省会を行いました。A先生から歩み寄ってこられたのです。私はこのような謙虚な先生は大好きです。一気に指導力は向上されるよう正確なアドバイスをしなければなりません。私も責任重大です。

 私は、「いいメニュー、いいプログラムだと思います。A先生のご指導もいい。ますますよくなります。A先生はプログラムの引き出しが多いから楽しみです」と申し上げました。

 褒めてばかりでもいけません。これからぜひトライしてほしいことを申し上げました。「①これからは、一人が打ったら、それを自分で取りに行く。このメニューは一人一人きちんと打撃指導のアドバイスをできますよ、と。また、②お父さんかお母さんが子どものお迎えに必ずかられます。その親御さんのお力をお借りして、親子キャッチボールのプログラムを入れたらどうですか。子どももその保護者も楽しまれますよ」と助言させていただきました。A先生は極めて謙虚に私のアドバイスを聞いてくれました。

 最後に私は「また、見学させてくださいね」と言って失礼しました。

 見学させてくださる機会をおつくりくださった、町田先生、ジャクパの高島先生、A先生、I先生、誠にありがとうございました。来週も先生方の許可が出れば、見学させてください。宜しくお願いいたします。

 今日の久米川幼稚園「幼児のためのティーボール教室」の報告でした。

 次回以降がまたまた楽しみです。