1月15日「スポーツ庁・厚生労働省後援」の重さ、責任重大です

 明日は、第28回日本ティーボールセミナーです。オンラインでの開催は初めてです。このセミナーはスポーツ庁と厚生労働省から後援を頂いています。今日は、いつからこのセミナーに対して「省庁」から後援を頂いているかを、お教えしましょう。

 実は、驚くなかれ日本ティーボールセミナーは第1回から文部省の後援を頂いているのです。第1回から第8回まで文部省、第9回から第22回までが文部科学省、第23回から明日の28回まではスポーツ庁から後援を頂いています。また、厚生労働省からも第11回から今日まで、後援を頂いているのです。これは、一言でいうととても格調高いセミナーということになります。責任の重さをいつも感じています。いい加減なセミナーを行うことはできません。いつも全力投球です。一回一回フルスイングです。

 この28年間、最も後援をもらうのに大変だったのは、やはり1994年5月の第1回大会でした。海のモノとも山のモノとも分からない「日本式ティーボール協会」のために「後援」を出していいものかどうか、当時の文部省の担当官達は悩んだようです。その時、私はそれまで十数年の、「ベースボール型球技の研究と実践」の成果を示し、そして、第1回セミナーの出演者名簿を見せて、説明しまくったのを覚えています。第1回の挨拶は、小山宙丸早稲田大学総長と私、基調講演者は、岡崎助一氏(文部省体育局)、稲尾和久氏(元西鉄ライオンズ)、伊藤久雄氏(東京医大学長)、岡村甫氏(東大教授)の4人の先生方、そして、フリーディスカッション1のタイトルが、「ティーボールが野球を救う」フリーディスカッション2が「生涯スポーツ・健康スポーツとしてのティーボール」でした(このホームページを参照ください)。上記の先生方は、お一人お一人が実に誠実に見事なご講演をなされました。その方々のお陰で今日まで、このように続くことができたのです。先人に感謝、感謝です。2004年(平成16年)からは、厚生労働省からも後援を頂きました。これは、「国民皆ベースボール」、この理念を正しくご理解くださったおかげでした。「障害のある方も、無い方も、お年寄りも子供も皆野球が好きなんだ。皆がティーボールを通して野球を楽しみたいのだ」、その方々を指導させていただくのだ、という我々の理念、方針、実績等を理解して、後援し続けてくださっているのです。

 「スポーツ庁」、「厚生労働省」後援は、実にありがたいいと同時に重たいのです。

 どうですか、今日は、セミナーの前日です。私初め多くの関係者は今、大きなプレシャーを受けています。緊張もしています。成功すれば、明日の夜ぐっすり眠れること間違いなしです。でも問題を残すと一睡もできなくなるかもしれません。  今日の「理事長からのメッセージ」これ位にして、明日に備えさせていただきます。