3月18日 小中学校の児童と生徒の全てがパソコンやタブレット端末を持つ時代です。「ホームページの更なる充実に向けて」

 小中学校のデジタル教科書「24年度、本格導入を」

 これが今日の朝日新聞33面の記事の見出し。文科省有識者会議の中間提言です。

 私が気になったのは、次の記事です。

 端末「1人1台」97%の自治体完了  小中学生向け 3月までに

 全国小中学生に「1人1台」のパソコンやタブレット端末を配備する「GIGAスクール構想」で、全国の1769自治体(97.6%)が3月までに納品を完了する見通しとなった。(中略)

 学校内の通信ネットワークの状況については、全国小中高校などのうち97.9%にあたる3万1538校が4月末までに使用環境が整うという。

 日本ティーボール協会では、「活字からの学び」、「書籍からの学び」これをとても大切にしていました。

 「ティーボール入門」、「公認ティーボール規則」、「笑顔いっぱいティーボール」、「幼児&小学1・2年生のためのティーボール指導教本」、「ティーボール・ティーチャー指導教本」更には、各種のほとんど全ての大会、講習会、セミナー皆冊子にしました。大変な時間と労力をかけてのことです。ここで、今電子化か。と少しため息が出ます。

 思い出すのは、2009年1月24日発行の「笑顔いっぱいティーボール」です。これは、当時日本の小学校の総数が2万7476校、その全ての小学校に送りました。

 2009年1月30日、当時文部副科学大臣は山内俊夫先生を訪れ、この本を全ての小学校に寄付したいのですが協力してくださいますでしょうか、と私。山内先生はこの本をじっくりご覧になり「OK」
 「OK」。送料は勿論日本協会持ち。でもあの執筆者たちが頑張った力作が、全国すべての小学校に配布できるということは望外の喜びでした。持つべきものは友達です。山内先生と私は、大学の同級生、その上、山内の「や」吉村「よ」そうです。席も隣同士でした。

 こんな経験を持つ私です。活字、著書等の思い入れは強いのです。でもこのコロナ禍の時代、様々考えさせられます。全ての小学生、中学生がパソコンやタブレット端末を持つ。だとしたら、これを生かさない手はないでしょう。それは、我々のホームページのさらなる充実とホームページに入りやすくする工夫、小中学生が興味を持つ内容、先生方に認めてもらい、推薦してもらえるような内容にすることです。それができると高齢者にも、電子系に少し弱い私のような者にでも見やすい、受け入れやすいものになるのではないでしょうか。

 手賀さん、若い有能な学生の力が必要です。電子系に強いティーボール関係の皆さん、宜しくお願いいたします。