3月25日「ご挨拶」

NPO法人日本ティーボール協会理事長

吉村 正

 2020年3月に緊急事態宣言が全国に発出されて以降、大変気苦労の多い日々が続きましたが、福島県連盟の皆さんは如何でしたでしょうか。

 NPO法人日本ティーボール協会では、コロナが少し落ち着いた昨年8月23日に「文部科学大臣杯争奪第25回記念小学生(3・4)ティーボール選手権大会」を埼玉県所沢市のベルーナドームにおいて、無事成功裏に終了することが出来ました。これもひとえに福島県連盟の役員、並びに関係者のご協力のお陰です。日本協会を代表しまして、心から感謝申し上げます。

 また、その大会には、福島県代表として「チームあすなろ」と「三春町ティーボールドリームス」の2チームが参加してくれました。選手の皆さんの活躍は、今もって忘れられません。見事な戦いぶりでした。

 さて、この度「第14回福島県荒川杯ティーボール大会」がここ町営矢吹球場で開催される運びとなりました。参加チームは、県内から選抜された16チームでの勝ち抜き戦と聞いております。日頃の練習の成果を十分発揮され、笑顔でプレーされることを心から願っています。この大会が、参加する皆さん方のご努力、ご尽力により、実り多いものになるよう祈念いたします。

 今、日本で誕生した「日本式ティーボール」は、全国各地で、また職場で、老若男女が、楽しくプレーされるまでに広がりました。更に、小学校では、3,4,5,6年生の間で、授業の中で正式に採り入れられ、広くプレーされています。

 そのためか、(公財)日本リトルリーグ野球協会、(公財)日本野球連盟、(公社)全国野球振興会(日本プロ野球OBクラブ)等もこの「日本式ティーボール」積極的に応援してくださってます。今後、ますます全国に普及して行くものと信じています。

 結びに、この「第14回福島県荒川杯ティーボール大会」の開催に向けて、準備されて来た関係各位に感謝を申し上げますとともに、参加される選手の皆さんが、思いっきり笑顔で「日本式ティーボール」を楽しんでくださることを、日本協会を代表して切望いたします。

 (早稲田大学名誉教授:中国・煙台大学客員教授)