3月6日「東京マラソンの3選手、コロナの死者無し、WBC出場選手、皆良い方向に進んでいます。」

 昨日は、世界が注目した東京マラソンが4年振りに、コロナ禍前と同じ規模で開催されました。ご存じのように、東京都庁前をスタートして、東京駅前でゴールというコース。気温は13.1度、絶好のマラソン日和でした。駒大出身の山下一貴選手が日本歴代3位の2時間5分51秒、日本勢1位の快走でした。また、2位には、同じく駒大OBの其田選手、3位には大迫選手が入りました。

 大迫選手の快走も印象に残りました。それは、東京五輪後に一度は引退を表明、それを撤回して今回の出場です。よくぞここまで精神的にも身体的にも回復されたなあ、お見事としか言いようがありません。3選手の活躍、日本の男子マラソン界に、またまた明るい兆しが見えてきました。

 明かりが見えたというと、昨日の東京都の新型コロナウイルス感染者は、705人。死者は無し。「死者無し」は昨年7月19日以来。明るい情報です。世の中「前へ、前へ」と進みます。コロナからのトンネルを抜けようとしているのでしょうか。だとすれば、嬉しいですね。

 野球もWBC、プロ野球キャンプと極めて全て順調のように思われます。これも「前へ、前へ」ですね。

 今日18時00分から、京セラドームで侍ジャパン対阪神タイガースの強化試合が開催されます。いよいよ大谷さん、ヌートバー選手が合流して、その試合に臨むのです。加えて、メジャーリーグの新人吉田選手も加わります。さて、どんな試合になるのでしょうか? 興味津々。

 昨晩は、侍ジャパンの30名と大谷選手の通訳水原一平氏を交えた31名が、焼き肉店と思われるお店で食事会を行ったとのこと。このメンバーが焼き肉を食べるとなると、どれ程多くのお肉を食べるのか・・・。それよりも、この雰囲気、チームワークの良さを感じさせます。この席に、監督やコーチは参加したのか。これも気になるところです。

 さて、チーム状況に関しては、一昨日の大谷選手のバッティング練習では、160メートルの大飛球を連発しました。私もスポーツニュースでその打球を観ましたが、凄いです。正に、怪物ですね。信じられない飛距離です。サンデースポーツの解説者である辛口の落合氏も驚かれていました。大谷選手の今夜の活躍が楽しみです。

 ヌートバー選手も今日の試合、1番ライトかセンターで先発が予定されています。ヌートバー選手は、調子はどうか?本日のプレーをじっくり観たいです。

 3人目は、吉田選手。ボストン・レッドソックスが新人選手をWBC日本代表に入ることを認めてくれた、と感心しています。ただ、3日に帰国して6日の今日。「時差ぼけ」が心配です。でも吉田選手には、侍ジャパンで活躍したいという強い信念があります。その信念と精神が、レッドソックスの首脳陣に参加を認めさせたのでしょう。5年総額9000万ドル(約122億円)での契約ですからね。怪我無く立派なプレーを観たいです。

 対する阪神タイガースは、今年から岡田監督が指揮を執ります。12球団では最年長、経験豊富で頑固な名将です。侍ジャパンにショートとして招集されている中野選手に対して、「彼はセカンドに適している、阪神でプレーする時はショートではない」。岡田監督は、強い信念を持っています。打撃コーチには、近鉄で活躍した水口氏を抜擢。また、ソフトバンクホークスからは大竹選手も取りました。この3人の活躍に注目しています。

 因みに、水口コーチは、大阪オープンティーボール大会において、藤井寺球場で参加した子供たちを相手に見事なバッティング指導をしてくれました。もう25年ほど前のことです。また、日本協会常務理事の土方氏とは、大学時代の同級生で野球部では主将・主務の関係。一方、大竹選手は熊本県立濟々黌高校の出身、現在日本協会末次副会長が高校の時熱心に指導されたことでも有名です。頭脳的なピッチングをします。この春のキャンプでも、岡田監督から褒められるほどの好投を続けていました。

 今夜の試合、山川選手や村上選手の調子が上がってくるか、セカンドは、牧選手か山田選手、いずれが先発か。何から何まで見ものです。

 東京マラソンの日本人3選手、コロナの死者無し、WBC出場選手の皆さん、全て「上向き、前へ、前へ」でした。

 それでは、もうすぐ試合開始です。今日はこれにて失礼します。