4月15日「ガンバレ!ガンバレ!阪神タイガース! 1985年と1970年のハワイでの思い出」

 阪神タイガースが苦しんでいます。「ガンバレ!阪神タイガース!」 開幕から17戦を戦って1勝16敗。最近では6連敗、勝率は.063です。こんな弱い阪神を今だかつて見たことがありません。矢野監督は打つ手打つ手が裏目に出ます。負けが続く時の監督さんはストレスがいっぱいたまります。昨日は、先発予定の藤浪投手が新型コロナに再び感染、新人の桐敷投手が急遽登板、この任務は新人には重すぎます。また、開幕から4番を打っていた佐藤輝明選手を2番で起用、9回0対4で負けている時の先頭打者でセンター前ヒット、4番に入った大山選手のセンターへの外野飛球で、ホームに帰ったのみ。これではなかなか勝てません。試合は1対4での敗戦でした。野球は難しいです。

 もう一度言います。「ガンバレ!ガンバレ!阪神タイガース!」

 私は、阪神タイガースとは2度、大きな思い出があります。

 1度は、1985年阪神がセリーグを制覇し、その勢いで日本シリーズも勝った時、ご褒美として、阪神タイガースご一行様総勢182人がハワイに遊び行きました。その時にお世話したのが、日系野球協会(A.J.A)会長のマサオ・コイケ氏達でした。私は当時ハワイ大学の客員教授でA.J.Aのメンバーでした。コイケ先生と監督の吉田義男さんは無二の親友。私もその関係で、旧知の仲である吉田さんから優勝のお土産として、記念の「1985 NIPPON CHAMPIONS HANSHIN TIGERSV」の記念の帽子と虎のマークの入ったウインドブレーカー、記念の野球用ベルト等を頂きました。

 私はその時吉田さんにお願いして、帽子にサインのおねだり。吉田さんは快く「吉村様 阪神タイガース 吉田義男 1985.12.19」とサインしてくれました。(下記に添付した写真をご覧ください)。これを私は生涯の宝物として、大切に保管しています。現在その帽子は、日本ティーボール協会事務所の理事長室に飾ってあります。事務所にお越しの折はぜひご覧ください。

 1985年、阪神タイガースのご一行182名をお世話するためにハワイの日系野球協会の友人達と一緒のパーティーを企画したのは、今でもいい思い出です。その折、吉田さんから、私の大学の後輩だとして中村勝広二軍監督と当時クリーンナップを打っていた岡田選手を紹介してくれました。その後、この二人は、阪神やオリックスで監督として活躍されました。中村さんはティーボールの大会に特別ゲストとして参加してくれたこともあります。

 もう一つの思い出は、1970年私がそのハワイ日系野球協会のリーグ戦でプレーしていた時に、阪神タイガース渉外部長のTさんと歯科医のHさんがハワイに来られ、私のプレーをご覧になりました。そこで、このお二人から、「阪神に入団する気はないか」と、冗談か本気か分からない程度に打診されました。私は、やんわりとお断りしたのが、いい思い出です。当時私は、野球やソフトボールはあくまでも趣味で、本業は「ビジネスの勉強」でした。でも、お声がけ頂いた時の気分は最高でしたよ。何といっても「阪神タイガース」ですからね。

 帰国して、数年たった時に阪神の主砲田渕捕手と古沢投手が所沢の西武に、竹之内選手、若菜捕手、真弓選手が大阪の阪神に、2対3の世紀の一大トレードが起こりました。その時、前出のTさんと歯科医のHさんの名前が出て、大変驚いたことを記憶しています。物凄く影響力のある方々だったのか、と。あの1970年の勧誘はもしかしてあの二人は「本気」だったか?と再認識したのをよく覚えています。

 阪神タイガースのファンは、熱狂的な人が多いです。チームがいくら弱くても、負けが込んでも、くじけません。「ガンバレ!阪神タイガース」です。ファンは阪神タイガースを心から愛しています。このコロナ禍、阪神が泥沼から這い上がり、大阪の人達に笑顔を取り戻してあげてください。お願いします。元々力のある選手が大勢おられるのですから。今は「耐えて克つ」でなく「耐えて勝つ」ですか。

 日本ティーボール協会兵庫県連盟のYさんは、私の30年前のゼミの学生です。彼は小学3・4年生の野球好きの児童に甲子園で「ティーボール」をプレーさせてやりたいという思いで、阪神球団の担当者と交渉を継続してくれています。その試みにとても感謝しています。もし年に1回春先に甲子園のグラウンドをお借りできることになれば最高ですよね。話し合いが実り多いものになることを期待しています。

 現在、現在春のティーボール選抜大会は、広島の榎本さんが広島で大活躍です。福岡のペイペイドームをお借りすることも視野に入れて活動してくださっています。3年に1度は広島マツダスタジアム、次にヤフードーム、3回目は甲子園。この3球場で「センバツ大会は持ち回り」なんてことになれば、楽しいですね。子ども達の夢は更に広がります。

 阪神甲子園球場で、3年に1回「春の全国選抜小学生ティーボール大会」となれば、子どもの阪神タイガースのファンは増えますよ。そのためにも、阪神タイガースは強くあってほしいです。

 改めて、 ガンバレ!ガンバレ!阪神タイガース!! はーんーしーん タイガース! フレー・フレー・フレー