4月16日「東京五輪は開催できるのか 政治家さんたちの考え」

 五輪中止!? これが今日の多くのスポーツ紙の見出しです。自民党二階幹事長の「無理ならスパッとやめなきゃ」発言が一面トップで報じられています。

 周囲では、「激励か?」「心配してくださっているのか?」「衆議院選挙への憶測か?」「総裁選挙への布石か?」と騒がしいです。二階さんだけではありません。多くの人達が、今日本で本当にオリンピックやパラリンピックが開催できるのか心配しています。

 「コロナよ飛んでいけ、消えてなくなれ!」これが国民すべての思いでしょう。

 私も今、この東京オリンピックに向けて、ほんの少しだけ心配していることがあります。それは、次の企画についてお引き受けするかどうかです。昨年3月にある新聞社から来た相談事についてです。

 (原文のまま書きます)

 箇条書きで大変恐縮ですが、現在のところ以下のような内容を考えています。

 ①「東京五輪2020ビッグ対談・日本ソフトボール界の重鎮が”切り込む”」(仮題)

 【内容】吉村先生と東京五輪ソフトボール日本代表の関係者(選手)が弊紙の紙面上で対談する。東京五輪や今後の日本女子ソフトボール界の展望について等、さまざまな内容でトークを展開していただく。

 ②「ソフトボールの”謎”と”疑問”」(仮題)

【内容】ソフトボールのルールを読者に幅広く知ってもらうため、野球と照らし合わせながら紹介していく。例えば野球では「OK」であったとしても、ソフトボールでは「NG」とされるルール。あるいは、その逆となるルールを分かりやすく、過去にあった実際の事例なども交えながら吉村先生の解説を基に説明していただく。

 以上です。

 (中略)

 新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、企画の進行にも足かせとなってしまっているのも残念ながら事実です。今はとにかく一刻も早く鎮静化し、東京五輪の開催に向けて国全体の機運を再び盛り上げていけばと願う次第です。

 弊紙は東京五輪の本大会でも吉村先生に女子ソフトボール日本代表の試合解説をお願いするつもりで準備を進めております(後略)。

 私は、この新聞社の提案をお受けして、東京五輪とはこのようなかかわり方をしようかなと思っていました。この契約もこのコロナ禍の時、どのようになりますか、先が見えません。横浜や福島に行くのはちょっと辛いなと思う今日この頃です。私でさえこのような悩みですから、政治家の皆さんが、国民が、組織委員の方々が、世界のアスリートがそれぞれの立場で、悩まれるのは、極めて自然かなと思っています。

 明日、4月17日は菅総理とバイデン大統領とのトップ会談です。是非この会談のお土産に多くのファイザー、アストロゼネカ、ジョンソンエンドジョンソンのワクチンを日本に届けるという約束を取り付けてほしいものです。

 これは、日本国民の全ての方々の願いでしょう。国民の健康を考え、将来を見据えた歴史的ないい会談になることを切に望みます。

 ワクチン外交がうまくいくと、東京五輪もパラリンピックも、上記の契約もスムースに行くのではないでしょうか。

 明日の首脳会談に注目!