4月17日「榎本さん!ナイストライ 決して無理をなさらないように」

 4月9日、広島の榎本暢之常務理事から、メールをいただきました。それは私が、「4月3日の広島ティーボール交流会2021INコカ・コーラウエスト野球場での大会が無事終わりましたか」という質問に対しての返事でした。

 この大会は、全国小学生選抜ティーボール選手権大会中止の代替えで行われたもの。この選抜大会は、榎本さんを中心とした広島県連盟の皆さんのご尽力で、一年一年立派な大会になってきています。私も2年前までは4,5年連続して出席させていただきました。夏の西武のドームの大会、春の選抜は、広島か九州福岡というのが、我々日本協会役員の一致した考え方です。その意向を受けて、榎本さんは、驚くほどの実行力、統率力、指導力、さらには、どんどん前に向かっていく突進力、ナイストライ、心配するほど凄いです。

 以前、この行動力とマネージメント力を信じて台湾に一緒にボールの製造・販売に関することで、ご一緒したことがあります。交渉力も素晴らしいです。アメリカやオーストラリアいろいろなところでもご活躍中です。

 5月8日は、マツダスタジアムを借りて「ティーボール体験会」を開催されます。これって、あの侍ジャパンの4番バッター鈴木誠也やセカンドの名手菊池涼がプレーしているところです。ここで将来の広島の野球・ソフトボール少年・少女にティーボールをプレーさせようとされるのです。凄いことです。私は、役員会で常々言っていることがあります。それは、子どもには最高のグラウンドで最高の環境でティーボールをプレーさせてあげてください、と。榎本さんは、それをいつも実行されます。コロナ禍の2、3年前もそうでした。「先生、今度、福岡ソフトバンクホークスの責任者に会ってください。そこで子ども達が思い切りティーボールをプレーするのを見ましょう」というもの。痛快です。こんなこともありました。私が西武ライオンズの田辺監督や西武ライオンズの本部長らにお願いされ、春のキャンプに宮崎に講演に行ったことがあります。そこで榎本さんとバッタリ会いました。榎本さんも西武の田辺監督の激励にわざわざ広島から宮崎まで駆けつけて来られたのです。超行動派です。帰りは榎本さんの車で飛行場までお送り頂きました。その節はありがとうございました。

 皆さんこの榎本さんの行動力、お分かりですか。だから私は心配して榎本さんに電話したのです。先日の「ティーボール交流会」無理なく無事終わりましたか、苦労はありませんでしたか、と。

 以下が、榎本さんの返事です。

 「苦労と言いますか、考えたことはコロナの下、いかに選手・指導者にコロナにかからないために何ができるか、何をすべきか理解してもらうことです。会場に来られた方々は、少し緩みを見て取れましたので厳しく言うのではなくコロナにかからない事で「手を洗おう」が一番分かりやすい言葉だと思います。みんなでサボらないように、一人でもコロナを出さないようにチーム全員が家に帰って先ずは手を洗ってください。と伝えました。

 管理面ではチーム来場者全員のリスト提出を求めました。連絡先は家族単位、体温は当日提出までに計った体温を記入してもらいました。(これは広島カープからの指導でもあります)全チーム応じてもらい私が保管しています。

 選手は久しぶりの試合、始めての試合の子が多く1チームあたり2試合しか組めませんでしたが皆笑顔で帰っていきました。

 密を避けるために、午前の部と午後の部に分けて開会式等は行いませんでした。

 以上思いつくまま報告します」

 榎本さん、やりますね。さすがですね。このようなタイプの榎本さんですので、韓国のチーム、中国のチームが来たときは、親善試合をお願いいしますね。といつも言っています。最近では、モンゴルのチームが来たら宜しくとも言っています。

 5月8日のマツダスタジアムの「ティーボール体験会」は天候が良く、コロナ対策が万全で実り多いイベントになることを心から願っています。また、来年からは以前がそうであったように毎年広島の選抜大会に行けるようになることを願っています。そして、それ以外でも、大きな特別の大会をソフトバンクホークスのグラウンドか宮崎で開催しましょう。

 この広島の選抜大会と九州の特別の大会は、全て榎本さんに任せます。それ程、私は榎本さんの才能にほれ込んでいます。

 榎本さん!このコロナ禍、決して無理はなさらないように。

 グッドラック!そして、テイクケアー!