4月19日「親子でボールゲームあそびを!心も体もリフレッシュ」

 1220人。これは昨日の大阪府の新規感染者数です。吉村知事は、緊急事態宣言を出すように政府に要請すると表明。東京都も緊急事態宣言の要請は明後日以降に判断されるとのことです。大阪や東京をはじめ、今日本中でこのコロナに対して皆ストレスがたまりまくっています。特に若いご夫婦、幼児や小学1,2年生の子どもを持つ親御さんは大変です。

 家の中で親子でどのような遊びがあるのか、またできるのか。小学校では体育の授業でどのような競技が、あるいはゲームがなされているのか。今、知ることが求められています。

 先ずティーボールを考えてみましょう。「オレンジのボール」これを別名インドア・ティーボールと呼んでいます。それはこのボールはとても柔らかく、このボールを用いると室内でもボールあそびができます。子どもは、ボールを直接ノーバウンドでチャッチできなくても転がっているボールを捕りの行くのは楽しいです。笑顔でボールを追っかけます。これが、もしノーバウンドでボールをチャッチできたりするとその喜びは大きいです。室内だけでなく、ガレージの中でも同じような遊びができます。柔らかいボールを利用して親子でストレス解消を試みてみましょう。

 先ず学校では、体育の前後でしっかり「手洗い」を行い3、4、5、6年生では、先生の指導の下、必修授業である「日本式ティーボール」を楽しんでください。先生方の指導は上手です。

 日本式ティーボールは、「密のないティーボール」として広く理解されるようになりました。まだ、十分理解していない方は、この日本ティーボール協会のホームページを腰を据えてご一読ください。指導法もしっかり書かれています。指導案の書き方の参考例もあります。どんどんご利用ください。

 小学校の3、4年生のティーボール指導法は理解できました。そうしたら、今1、2年生は、体育の授業ではどのようになっているのでしょうか。

 今日はこれを紹介します。

 2017年、文科省から出された「小学校学習指導要領(平成19年告示)解説体育編によりますと、

 E ゲームの中に、ア ボールゲーム

 ボールゲームでは、その行い方を知るとともに、簡単なボール操作と簡単な攻めや守りの動きなどのボールを持たないときの動きによって、コート内で攻守入り混じって、的やゴールに向かってボールを投げたり蹴ったりする簡単な規則で行われる易しいゲーム(ゴール型ゲームに発展)、攻めと守りが分かれたコートで、相手コートにボールを投げ入れる簡単な規則で行われる易しいゲーム(ネット型ゲームに発展)、攻めと守りを交代しながら、ボールを手などで打ったり、蹴ったりする簡単な規則で行われる易しいゲーム(ベースボール型ゲームに発展)などをすること。

 [例示]

 〇 的当てゲーム

 〇 シュートゲーム

 〇 相手コートにボールを投げ入れるゲーム

 〇 攻めがボールを手などで打ったり蹴ったりして行うゲーム

 ・ ねらったところに緩やかにボールを転がしたり、投げたり、蹴ったりして、的に当てたり得点したりすること

 ・ 相手コートに緩やかにボール投げ入れたり、捕ったりすること

 ・ ボールを捕ったり止めたりすること

 ・ ボールが飛んだり、転がったりしてくるコースに入ること

 ・ ボールを操作できる位置に動くこと

◎ 運動遊びが苦手な児童への配慮

 ・ ボールを捕ったり止めたりすることが苦手な児童には、柔らかいボールを用いたり、空気を少し抜いたボールを用いたりすることの配慮をする。

 ・ ボールが飛んだり、転がったりしてくるコースに入ることが苦手な児童には、柔らかいボールを用い、1対1でゴールを守る練習をしたりするなどの配慮をする。

 ・ ボールの勢いに怖さを感じる児童には、柔らかいボールを用いたり、速さの出にくい軽いボールを用いたりするなどの配慮をする。

 以上のように記されています。これが、大人が幼児や小学1,2年生と遊ぶときとても参考になります。これを熟読の上、家庭や公園で親子の遊びを創造してみましょう。

 柔らかいボールを投げる、柔らかいボールを蹴る、これって楽しいだけでなくきっと日頃のストレス解消になりますよ。是非、トライしてください。

 あそびを工夫する。用具を工夫する。これ頭を使います。そこで親子の間で笑顔が出れば、いい思い出になります。気晴らしにもなります。ちょっと失敗しても親子です。これもまたいい思い出。心も体も閉じこもるのでなく開いていきましょう。そこには、次の楽しいことが待っています。

 レクリエーションは「気晴らし」です。「再創造」という意味もあります。

 親子でレッツ・トライ 室内ボールゲーム 柔らかいボールを使用して体も心もリフレッシュ!

 コロナに負けるな、ストレスに負けるなあ。もう少しの「辛抱」です。「まん防」は皆さんの協力によってもうすぐ終わりにしましょう。