6月13日「ルール解説指導教本を読んでの感想。学生のレポートが届きました」

 皆さん!「公認ティーボール規則&日本式ティーボール ルール解説指導教本」お手元に届きましたか。何人かの先生から「着いた」・「頂いた」・「予定通りですね」・「おめでとうございます」等の返事を頂きました。早稲田のソフトボール部の学生にも、先週皆さん郵送した同時期にプレゼントしました。そこで学生には、昨日までに本書を読んで感想文を提出せよとしました。男子部21人、女子部19人が昨日提出しました。今、一通り読み終わりましたので報告します。

 学生は楽しいです。感想文の枚数、文字数は私から一切言わずにいたのですが、ほとんどの学生がレポート用紙1枚半、手書きで提出してきました。手書きの指示は私からです。手書きでのレポート提出は、その人の人柄、誠実さが表れます。字の上手い下手ではありません。彼ら彼女らの性格やベースボール型球技への愛がこちらに伝わります。4年生は私との付き合いが長いので、そこそこしっかりした内容のものが出てきます。1・2・3年生のレポートが読んでいて楽しいです。内容は次の三つに分かれます。

 先ずは、しっかりと教本を読み込んで、字を小さく書いてより多くのことを私に伝えようとする真面目な学生たち。この人たちは、ルール解説だけでなくまえがき・あとがき・48項目の解説迄しっかり読んでいます。さらに将来のオリンピックに入れるためには「一球ベースボール・一球ソフトボール」にまで言及しています。この人たちにはレポート用紙1枚半では足りません。4、5枚は必要でしょう。それ程この教本には学びが多くあるとも述べています。ソフトボール部には真面目ないい学生が多くいます。

 次のタイプは、先ず私が書いた2ページのまえがきを読みます。その後、まえがきに続く推薦文を読みます。そこで、その感想と自分の思い出話的な内容でレポート用紙1枚半を埋め尽くします。これはあまり時間をかけずに、一気に書いてしまうタイプでしょう。また、レポート用紙の左右を広めに均等に開け、字を大きく書いて、見た目はまとまりのあるレポート。これらのタイプの学生面白い、将来化ける可能性大いにあります。

 三つ目のタイプは、上記二種類の中間的なレポートです。

 しっかり誠実にルール解説指導教本を読み、美しい字で、丁寧に書き、内容も濃い部員が多いです。なかにはユニークなものもあります。では、その感想文提出を指示したあんた(吉村)は学生時代どうだったの、と逆に質問されると、それは勿論、二つ目のタイプです。「なんで感想文なんか書かんとあかんのや」京都弁でこのタイプでした。現役の教授時代は見栄を張って黙っていました。今は正直に言えます。

 この学生たちが、この10月から青木杯、健康福祉の大会。幼児&小学1・2年生どか点ティボール大会。そして、12月26日の全国大会でボランティアとして、裏方で多くの貢献をしてくれるのです。勿論、来年1月15日(土)の日本ティーボールセミナーでも大活躍してくれるのは、皆さんご存じの通りです。女子部のインカレは8月28、29,30日。そして男子部のインカレは9月11,12,13日。夏休みが終わり、授業が始まり、そしてコロナもそこそこ落ち着いたころ、9月下旬にしっかりした講習会を行って、「いつでも、どこでも、誰でもできる日本式ティーボールの魅力」を、私はこの学生に熱く語ろうと思っています。その時の講習会後のレポートの内容が今から楽しみです。昨日の感想文と比較できるからです。学生は3か月もあれば、驚くほどの成長がみられるのです。  私のまえがきと推薦文しか読まなかった学生、字を真ん中に集めて書いてきた学生、次回のレポートが楽しみです。「なんで感想文なんか書かんとあかんのや」と思っていた学生が今いるとすれば、その人の講習会