9月3日 青木杯や関東健康福祉ティーボール大会をどうするか 「オリ・パラ」。あるいは「全国健康福祉祭」「国体」等を参考にしよう
昨日、コロニー東村山ティーボールチームの代表から、事務所に電話がかかってきました。それは、「今年の関東健康福祉ティーボールオープン大会並びにミアヘルサ青木杯争奪健康福祉ティーボール大会は開催されるのですか。昨年は中止。一昨年までは今頃必ず大会の案内が来ていたので、心配で電話いたしました」と極めて丁寧な口調でのお問合せでした。私は、「今年は11月6日に開催を予定しているのですが、会場が未定です。今しばらくお待ちください。常務理事でこの大会の責任者である久保田先生と奈良先生と調整中です」とお答えしました。コロニー東村山のチームは、この大会に参加するために会社独自でポスターを作成し、会社をあげてこの大会を応援・支援してくださっています。今後は、同じような問い合わせが他団体、チーム、会社から、事務所に来ることが予想されます。開催か延期か中止か、しかるべきタイミングで決定することが求められています。皆さんに納得して頂く結論を出すために、ただただコロナの早期収束を願うばかりです。
昨日の9月2日、来月30日から4日間、開催予定であった「ねんりんピック岐阜」が中止、という発表がありました。ご存知のように上記ティーボールの「健康福祉」の大会名はこの「ねんりんぴっく」の別名「全国健康福祉祭」からその名を頂きました。今年の岐阜大会は、第33回を迎えるところでした。岐阜の古田知事は、「厚生労働省など関係機関と協議し、新型コロナの感染が急拡大し緊急事態宣言が出される中、開催を見合わせることとなった」と発表したのです。
1週間前は岐阜のお隣、三重県でも「第76回国民体育大会(三重とこわか国体)・第21回全国障害者スポーツ大会」が中止です。その理由は、やはりコロナです。1に、8月20日からまん延防止等重点措置が適用、2に、医療提供体制に鑑みれば、より一層の負荷がかかる、3に、競技会を運営するための補助員の確保に一部支障が生じ始めている、4に、運営を担う各競技団体からも開催は厳しい、不安であるとの声、5に、医師・看護師について、感染症の増加に伴い、その確保が困難、6に、県民からも、不安を訴える声が出始めている。以上です。これらの理由により開催することが困難としたのでした。
そういえば、7月26日には「第75回全国レクリエーション大会2021福島」も中止という決断をされました。予定では、再来週の9月18日(土)に、あの東京オリンピック野球・ソフトボールが会場となった福島県営あずま球場の隣「あずま総合運動公園軟式野球場」で開催されるところでしたが・・・。
私は、この「健康福祉」という言葉に物凄いこだわりがあります。それは私の大学での専門が「健康福祉マネジメント」あるいは「健康福祉教育」であったからです。1998年、人間科学部「所沢キャンパス点検委員会」これを分かり易く言うと「改革委員会」に、私は人間健康科学科の学科長(主任)として出席していました。その会議で、個人名で「早稲田大学健康福祉科学部」構想(案)を提出。現在これは、「学科」になっています。当時から21世紀は「健康福祉」の研究・実践はとても大切考えていたのです。この「健康福祉」という名は「ねんりんピック・健康福祉祭」や「健康福祉ティーボール大会」から「健康福祉」という名を参考にしたことは言うまでもありません。今頃は広くいろいろなところで使用されるようになりました。
さて、昨日の電話の件、我々協会役員は、大会開催予定日1ヵ月前までには、開催か延期か中止を決定することが重要です。これからの2・3週間はコロナの感染状況を正確に把握し、上記「ねんりんピック」「国体」「レクリエーション大会」の中止の決断、あるいはオリンピック・パラリンピック・甲子園の高校野球大会の開催の決断等も参考にし、役員の方々と考えて行きたいと思っています。毎年、この大会を首を長くしてお待ちいただいている会社・団体・チームの皆さん今しばらく結論をお待ちください。宜しくお願い致します。