9月30日 今日は「耐えて克つ」の記念日です。昨日は岸田文雄先生が自民党総裁に 演説で「野球」が出ました

 今日9月30日は、記念すべき日です。先ず「理事長からのメッセージ」ですが、書き始めたのが昨年の10月1日ですから、今日はちょうど1年の最終日。このコロナ禍で事務所から何が発信できるかを考えた末、この執筆を開始しました。私は60歳を過ぎた頃から体力的に以前のように書斎や研究室で、静かに椅子に座りながら6時間も7時間も夢中でものを書くことが出来なくなりました。年齢を感じていました。したがって、グラウンドでソフトボールの指導をして、身体を動かしたり、大学の講義に加え学外に出ての講演会や講習会の講師等も引き受けたり、また、健康状態も考えティーボールの普及活動等もバランスよく活動するようにしていたのでした。

 それから15年で、1日2、3時間かけて「理事長からのメッセージ」を継続的に書けるだろうか、当初は随分心配しましたが、この1年身体はもちました。この1年を振り返ると校閲・監修を引き受けてくださった吉永常務理事の存在が極めて大きかったです。誠実な対応、心からのアドバイス、誤字脱字の修正、時には励ましの言葉等により、書き続けることが出来ました。心から感謝しています。また、頼住専務、手賀評議員のタイミングのいいアドバイスや協力も忘れられません。明日からは、今までよりも文章を少なめにして、コロナが収束するまで書き続けたいと思っています。お付き合いください。

 さて、昨日、岸田文雄氏が自民党総裁に選出されました。岸田文雄先生は、日本ティーボール協会特別顧問、そして日本ティーボール協会広島連盟の会長さんです。私もその関係で広島県ティーボール協会総会で2回、東京でも榎本さんのお力もあり2、3回お会いしています。一言でいえば、本当に人柄の良い、誠実な先生です。別れ際には「会長の海部俊樹先生に宜しくお伝えください」と必ずおっしゃいます。政治並びに大学の先輩をとても大切になされます。

 尚、岸田文雄先生は開成高校の野球部出身、そのためか総裁就任演説では「総裁選は、終わった。ノーサイドです。これからは全員野球で自民党が一丸となって次期総選挙に臨む」と。演説に「野球」が出てきました。嬉しいですね。申し訳ありませんが、その他の経歴、実力、今後の方針等に関しては、新聞やテレビで情報を仕入れてください。

 先程、広島の岡崎評議員に「岸田先生総裁就任おめでとうございます」の電話をしました。岸田先生は広島ソフトボール協会の会長も引き受けておられます。その協会の会長代行が岡崎評議員。私は、岡崎さんに「岸田先生が総理・総裁になられたら、自民党の規則で日本ティーボール協会特別顧問は自動的に降りなければならないのでは?」という質問。岡崎さんは「調べます」との返事でした。また、岡崎さんと、2026年アジア大会男女ソフトボール競技について話し合いました。そういえば、前回のアジア大会は、ハワイの日系野球・ソフトボール協会会長のコイケマサオ先生を私個人が広島に招待して、広島安田学園の安田実先生たちと楽しい時を過ごしたことを思い出しました。あれ以来のアジア大会がまた日本に来るのかあ!開催地は再び広島ですか?時は流れますね。

 今朝、事務所に「理事長からのメッセージ」の半年分昨年の10月1日から今年の3月31日までを纏めた一冊の本(「耐えて克つ」上巻)が600冊届きました。3月31日に書き終えてからちょうどピッタリ6ヵ月。これって不思議ですね。これも何かの「縁」なのでしょうか。来週皆様のお手元にお届けいたします。

 今日は「理事長からのメッセージ」を書きだして、ちょうど1年。様々節目の良い日でした。この連載も、明日から2年目に入りますが宜しくお願い致します。